労働新聞風に【調査会NEWS3002】(R01.6.10): 荒木和博BLOG
ばかばかしい。そんなことに何の意味があるのか。つうか、こんな馬鹿なことをやってる荒木が「巣くう会幹部」としてでかい面をしてるのを家族会が黙認してればそりゃ拉致敗戦も当然でしょう。俺は家族会にはもはや何一つ同情も共感もしません。ただただ軽蔑し、呆れ、憎悪するだけです。
韓国の新聞の東京特派員が変な記事を書いたので抗議のメールを送ったところ、後で直接会ったとき「北朝鮮の新聞みたいでした」と言われたことがありました。
荒木の抗議とやらがよほど酷い内容だったんですかね。荒木ですら「何がどう変なのか」「何をどう抗議したのか」具体的に書かないのは「自分の主張がいいがかかりとデマカセであること」を自覚してるんでしょうか。まあ、慰安婦問題か、竹島問題か、その当たりでの荒木の珍論、暴論でしょうか。
最近救う会のホームページがサイバー攻撃を受けたのに続き、特定失踪者問題調査会もサイバー攻撃を受けている。
実際にサイバー攻撃があるのか*1、あったとして政治的なもん(典型的には北朝鮮政府からの攻撃)なのか、愉快犯のような政治性のないものかはともかく。
もはや「特定失踪者デマ」などにより信用性を失ってる荒木ら巣くう会などまともな人間は相手にしていません。サイバー攻撃があろうがなかろうがそんなこととは関係なく荒木らは政治力を失いつつあります。
「労働新聞」では、こともあろうに自らが行った許されざる悪行である拉致問題について、日本国内で所在が確認された特定失踪者をもってその全てが拉致でないかのような愚かな妄言を弄している。
誰が考えても特定失踪者なんてもんは拉致じゃありません。それは安倍政権ですら特定失踪者を「正式に政府拉致認定しないこと」でも、あるいは「国内で何人も特定失踪者が発見されたこと」でも明白です。そしてこの特定失踪者デマも「蓮池透氏の巣くう会批判の理由の一つ」であることは間違いないでしょう。
かつて世界のほとんどの大国と戦って米国以外には負けていないわが国*2を脅すなど笑止千万である。
呆れて二の句が継げませんね。「日本は米国には負けても、中国(日中戦争)や英国(太平洋戦争でのマレーシアやインドでの戦闘)、オランダ(太平洋戦争でのインドネシアでの戦闘)相手には負けてない」と公言して恥じない神経には心底呆れます。そんなことをして拉致の解決にどう役立つのか。
「あの戦争を正当化するごろつき右翼の集団が巣くう会か、馬鹿馬鹿しくてつきあいきれない」と思われてまともな人間は距離を置くだけです。つうか、こういうことに「巣くう会はただの極右じゃないか」「拉致を自分たちの右翼的主張に利用してるだけじゃないか」とうんざりした蓮池透氏は巣くう会批判を始めたわけですが、そんな彼を不当除名するのだから家族会には心底呆れます。しかし荒木みたいな極右の巣窟(民社党)が「社民主義」を名乗っていたのには絶句しますね。どうみても民社党は、社民主義ではなく「国家社会主義」、つまりナチスの同類にしか見えませんが。相対的には「共産党」の方がよほど社民主義的でしょう。
まあ、それはともかく、「それなりの勝ち目、計算で始めて、実際に賠償金獲得、領土拡大(日清戦争での台湾、日露戦争での南樺太)などの利権獲得に成功した日清、日露戦争*3」はともかく「成果もなく敗北した」日中戦争、太平洋戦争なんか「恥ずべき外交失敗」であって、荒木のように自慢すべきことじゃない。
むしろ「過去にそんな外交失敗する国だからまた拉致で同じ失敗を繰り返してる」ともいえるわけです。
一方、勝敗云々というなら北朝鮮は「ソ連、中国の支援があった」とはいえ朝鮮戦争では米国相手に戦っても「勝利しなかったものの国を維持できた」わけです。その後の米朝交渉でも北朝鮮は米国相手にただただ譲歩してるわけでもない。
したがって荒木の理屈なら「朝鮮戦争で米国相手に戦って国を維持できた」「その後も米国相手に安易な譲歩はしない」北朝鮮が日本ごときに「屈服するわけがない」ともいえてしまうわけです。まあ、こんなことは「荒木のような主張も俺のような主張*4も」馬鹿馬鹿しい話で、そんなどうでもいいことを言うより大事なことは「拉致問題その他でどう北朝鮮と交渉し成果を挙げるか」ということのわけですが。
労働新聞6月1日付: 荒木和博BLOG
まあこんな「拉致解決には直接関係しない北朝鮮への悪口」なんか書き飛ばしてるようでは、拉致が解決しないのも当然です。
荒木の駄文とは関係なく俺の感想を書けば、こうした行為によって金正恩と側近は「民生にも配慮してる」アピールしてるわけで、彼らも単純な軍事第一主義ではないわけです。
表に出ろ【調査会NEWS3001】(R01.6.9): 荒木和博BLOG
私が調査会ともう一つ代表をつとめる予備役ブルーリボンの会では去る6月5日産経新聞に意見広告を出しました。
お陰様で(ボーガス注:右翼仲間からは)好意的な反響をいただいていますが、残念なのはまともな反論が全くと言ってよいほどないことです。拉致被害者救出に自衛隊を使うことに反対の皆さんには「表に出ろ!」と申し上げたい。
やれやれですね。誰にどう反論してほしいのか。
まあ反論なんて簡単ですよねえ。
「拉致被害者の居場所が分からないのにどうやって自衛隊で救出するんだ」「世界最強の軍事大国・米国だって居場所が分からないからワームビア君解放は外交交渉だったじゃないか」で終わりです。
ただそういう反論しても「居場所が分からないのは無能な自衛隊が悪い」などと強弁し、荒木らが無視することはわかりきってるわけです。
そして今の安倍政権でも「自衛隊で救出」なんてしないこともわかりきってる。産経新聞ですら「荒木とのお付き合い程度」にしかこんな話は報じない。だったら「反論する必要ねえじゃん」「無視してればいい」で終わる話です。
(ボーガス注:荒木の主張に賛同してない)当然防衛省としてはありがたくないでしょうし、元将軍クラスでも「けしからん(つまり、拉致被害者救出は自衛隊の仕事ではない)」と思っている人はいるはずなのに、お偉方で反論する人は今のところいません。おられたら6月29日の予備役ブルーリボンの会主催シンポジウムにでもぜひゲスト参加してご意見をいただきたいと思う次第です(本当は防衛大臣が一番良いのですが、役職はともかく今の防衛大臣では議論は物理的に不可能だと思います)。
「物理的に不可能」とはどういう意味なんですかね?
「多忙なのでそんなことしてる暇がない」つうことなのか。
荒木も防衛官僚ならまだしも、防衛大臣なんぞ下手につるし上げたらむしろ「逆上した安倍」に報復されかねないと思ってるんですかね。
できないというご意見は戦後体制の中であればあっても不思議ではありません。しかし、議論もしない、都合の悪いことは黙殺しようとする姿勢は、「戦後体制の中で行政機関としてやってきた自衛隊」という限界を割り引いても卑怯です。
「戦後体制(つまりは憲法九条のことでしょうし、荒木は改憲右翼の訳ですが)」なんて事は全く関係ありません。
巣くう会に加担する家族会が、田中均氏を外務省退官に追い込んだあげく、そのことを未だに反省しない、自民党の政治家もそんな家族会を非難しないつう中で荒木に「居場所も分からないのに救出なんか出来ない。米国だって居場所が分からないからワームビアさん救出は外交交渉じゃないか。憲法九条なんか関係ない」と反論などしたら「防衛省幹部が田中氏のように粛清されかねない」のに荒木の相手なんかするわけがないでしょう。まあ荒木は「徹底的に無視されてること」がよほど悔しいのでしょうが。
卑怯なのは出来もしないこと「自衛隊救出論」を出来ると強弁する荒木らの方でしょう。