今日の産経ニュース(2019年6月19日分)

【主張】警察官の詐欺 「厳正対処」で片付けるな - 産経ニュース

 金融機関には警察官を名乗って安心させ、男性に現金を引き出させるよう仕向けたというから、開いた口がふさがらない。

 そんなことをやって事件が発覚しないと思ったのか、はたまたもはや「事件が発覚したらどうしよう」と思う正常な神経さえ失われ「とにかく今金がほしい、後のことはどうでもいい」だったのか。ある意味、犯行の無謀さ、無計画さに「開いた口がふさがらない」ですね。

 京都府警は、全力で信頼回復に当たるべきだが、事の深刻さが分かっているか疑わしい。事件の概要を説明した際、府民らへの謝罪はなく、「厳正に対処する」などとした首席監察官のコメントを出しただけだった。その後、日を置いて本部長が府議会で謝罪したが、そのような姿勢では信頼回復にはほど遠い。

 「名誉毀損訴訟で二度も敗訴した」阿比留なんぞを出世させ、辻元氏ら、阿比留のデマ記事の被害者にろくに謝罪もしない新聞が「京都府警は反省が足りない」とは良くも言ったもんです。まあ「京都府警と違い産経には何一つ自浄能力はないし、誰もそんなこと期待してない。産経がすべきことは倒産して消えてなくなること」ではあるでしょうが。

 巡査長は、だまし取った現金の大半を、外国為替証拠金取引(FX)などの投資に使っていた可能性があるという。詐取してまで投資に入れ込むような人間であれば、日頃から素行のおかしさを見抜けなかったのか。

 いや、そりゃ見抜けないんじゃないですかねえ。そう言うならまずは産経が「日頃の素行のおかしさ」とやらを証拠付きでみせてほしいもんです。