今日の朝鮮・韓国ニュース(2019年6月24日分)

〈朝中首脳会談〉金正恩委員長の招きで習近平主席が訪朝/朝中親善の不敗性を誇示 | 朝鮮新報

 会談には、朝鮮側から最高人民会議常任委員会の崔龍海*1委員長、金才龍*2内閣総理、李容浩*3外相、李洙墉*4党副委員長、朝鮮人民軍金秀吉総政治局長が参加した。
 中国側からは、丁薛祥共産党中央弁公室主任、楊潔チ*5共産党政治局員(外交担当)、王毅*6外相、何立峰国家発展改革委員会主任、宋濤共産党中央対外連絡部長、鍾山中国商務部長、苗華中国中央軍事委員会政治事業部主任が参加した。

 まあ、中朝どちらもそれなりの幹部が参加した、それなりに重要な会談だったと言うことでしょう。


北朝鮮選手の入国許可へ 8月の柔道世界選手権 政府、例外的措置 - 産経ニュース
北朝鮮の体育省幹部、来日へ 8月、五輪関連会議に出席:朝日新聞デジタル

北朝鮮選手の入国許可へ 8月の柔道世界選手権 政府、例外的措置 - 産経ニュース
 五輪憲章は国籍差別を禁じており

ということで入国禁止などにしたらそれこそIOCから処分されかねないわけで、今回の判断が「他にどれだけ波及するか」はわかりませんが、拉致解決のためにも引き続き「制裁解除」「渡航制限解除」「朝鮮学校即時無償化*7」などに動くべきでしょう。まあ、救う会や家族会はこのレベルですら文句言うんでしょうが「スポーツ選手などスポーツ関係者の入国を不許可にしたところで拉致の解決になど関係ない」話です。まあこの種のバカ(スポーツ選手でも北朝鮮国民は入国させるな)を言い出したのは、「鳩山内閣拉致担当相の中井ハマグリ(既に故人)」なので俺は正直「鳩山氏以下」民主党の連中には「中井の暴言を容認するんじゃねえよ!」と今でも怒りが収まりません。
 まあ鳩山氏がやらかした「俺的に許せない」問題行為は他にも「沖縄基地県外移設を反故にしたあげく、反対した福島少子化担当相を更迭した」とかいろいろありますが。
 朝鮮学校問題と沖縄基地問題について言えば「民主党の連中(鳩山*8首相、菅*9首相、野田*10首相、岡田*11外相(鳩山・菅内閣)、枝野*12官房長官菅内閣)(役職は全て当時)など)」も安倍*13と同罪です。「安倍が一番最悪」ですが、安倍だけが悪いわけではない。


拉致アニメ「活用促進に取り組む」 菅官房長官、若年層の啓発を強化 - 産経ニュース
西高東低の上映実績 都市部に「未把握」多く 「めぐみ」アンケート(1/2ページ) - 産経ニュース
アニメ「めぐみ」の授業活用進まず 上映高校15% 未把握自治体も半数 産経新聞アンケート(1/2ページ) - 産経ニュース
母、早紀江さん「非道な国家犯罪を知るきっかけに」 「めぐみ」アンケート - 産経ニュース
「家族の思い」共有へ学校教育を - 産経ニュース
 馬鹿馬鹿しくて二の句が継げませんね。拉致問題について学ぶとは別に「アニメ映画・めぐみ」の上映とイコールではないわけです。
 そもそも横田めぐみ氏だけが拉致被害者という訳でもありませんし。
 大体こんな変な話がまかり通るのは拉致問題だけでしょう。
 例えば

同和教育についての調査」で映画「橋のない川」(今井正監督)の上映実績調査
「えん罪についての教育の調査」で映画「真昼の暗黒」(今井正監督)の上映実績調査
平和教育についての調査」で映画「ひめゆりの塔」(今井正監督)の上映実績調査

などしないわけです(もちろんこれらの映画には教育的意義があると思いますが)。まあこれが「どんな教材を使っているか」つう調査ならしてもおかしくはないでしょうが。
 もちろんそれは「別にこれらの映画でなくても同和教育などは出来る」からです。
 例えば戦争映画なら何も「ひめゆりの塔」でなくても「黒い雨(今村昌平監督)」「父と暮せば黒木和雄監督)」「野火(塚本晋也監督)」「はだしのゲン(真崎守監督)」「母と暮らせば(山田洋次監督)」「火垂るの墓高畑勲監督)」などいろいろあるわけです。
 むしろ特定の映画についてこんな調査をしたら「映画関係者(映画監督や原作小説の作家など)と癒着でもしてるのか」と思われて当然でしょう。
 つうか、ここまで横田めぐみ氏だけ、特別扱いされてることに他の拉致被害者家族は疑問や不快感を感じないんですかね。感じても「横田一家だけは特別扱い」で何も言えないのか。
 そういう不快感を実は感じてるからこそ「手前らだけ特別扱いされてんじゃねえよ!」的な恨み辛みから「孫との面会」を家族会メンバーは妨害し続けたのかと邪推したくもなります。
 まあそれはともかく、横田一家には「どんだけ図に乗ってるんだろう?」「拉致被害者はあんたの家族(横田めぐみ氏)だけじゃないだろうに」という不快感を俺は感じずにはいられませんね。まあそういう不快感を感じてる人間は他にもいるだろうし、だからこそ「拉致は風化したのだ」と俺は思っています。しかしこの期に及んでも横田一家は「私たちが特別扱いされるのは当然だ」と思い上がってるようですね。

*1:朝鮮人民軍総政治局長、党中央軍事委員会副委員長、国防委員会副委員長などを経て最高人民会議常任委員長(国務委員会第一副委員長兼務)(ウィキペディア『崔龍海』参照)

*2:慈江道党委員長などを経て首相(ウィキペディア『金才龍』参照)

*3:駐英大使(駐アイルランド大使兼務)、外務副大臣などを経て外相(ウィキペディア『李容浩』参照)

*4:駐スイス大使、外相などを経て党副委員長(党国際部長、最高人民会議外交委員長兼務)(ウィキペディア『李洙墉』参照)

*5:駐米大使、外相、国務委員(外交担当)などを経て中国共産党中央外事工領導弁公室主任(中国共産党政治局員兼務)(ウィキペディア『楊潔チ』参照)

*6:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て国務委員(外交担当)兼外相(ウィキペディア王毅』参照)

*7:まあこの問題について言えば拉致云々は本筋ではなく本筋は「民族教育の支援」ですが。

*8:細川内閣官房副長官新党さきがけ代表幹事、民主党幹事長などを経て首相

*9:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*10:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*11:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表を歴任

*12:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*13:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相