今日の朝鮮・韓国ニュース(2019年6月29日分)

【産経抄】6月29日 - 産経ニュース

「厳密なモニタリングを行い検査した結果、規制対象から外します」。
 欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は、27日の安倍晋三首相との会談で述べた。東電福島第1原発事故に伴う日本産食品輸入規制を、大幅に緩和する*1と明らかにしたのだった。福島県産の大豆や5種の山菜も受け入れる。
 ▼日・EU交渉筋によると「EUがここまで打ち出すとはうれしい驚きだった」。今回の規制緩和は岩手、宮城、群馬、栃木、茨城、千葉各県の水産物にも及ぶ。この6県すべての水産物を、かたくなに全面輸入禁止にしている韓国に対しても、一定のメッセージとなったことだろう。

 「EUの判断が正しい」と産経がいう根拠は何なのか。いや「小生も素人なので」間違ってるとは言いませんが「専門家の判断」ならともかく「EUの政治判断」なんて「EUはそういう判断なんですか?。ウチは参考にするけど必ずしも従いません(韓国)」で終わる話でしょう。

日本政府観光局によると、今年1~5月に訪日した韓国人観光客は約325万人に及ぶ。
「彼らは日本で、韓国の輸入禁止食品を飲食しているだろうに」。
 外務省幹部は、韓国の非合理的で無意味な輸入規制にあきれかえっていた。

 その理屈だと「韓国に行くと牛肉ユッケ、牛肉のレバ刺しが食える、日本の生肉規制は不合理だ」になりかねないでしょうに(そして産経もそれは支持しないでしょう)。理屈としておかしいと思いますね。それとも「文政権はいっそ韓国人の日本への旅行を禁止してはどうか」という助言ですか?(勿論皮肉)
 つうか「この種の規制(福島産食品は原則輸入不可)」なら台湾も続行中なんですけどね。産経は「台湾は親日国」つう話にとって邪魔なので無視しますけど。せめてここで韓国だけではなく「台湾もセットで」規制解除を訴えれば説得力もあるんですが、これではただのげすな「アンチ韓国」です。

参考
これからは、韓国その他でユッケやレバ刺しを食べることになるのか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
韓国に行けばユッケもレバ刺しもホイホイ食べられる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

*1:つうか「今回緩和」ということはEUも長らく「規制してきた」わけで産経が言うほど韓国の措置は不当とは言えないのではないか。