「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/5分:荒木和博の巻)

三者会談?【調査会NEWS3023】(R01.7.5): 荒木和博BLOG

 友人*1は「日本政府の方が明らかに正しい*2。それに、どうせ一つ制裁をかけても『日本が悪い』と言う*3んだから、100個でも制裁をかけた方が良い。そうやってもっと経済に影響が出ないと、国民が今の文在寅政権の問題点に気づかない*4」と言っていました。

 ばかばかしい。徴用工問題で安倍の無法な報復を擁護するなど、荒木のような極右だけでしょう。
 そもそもあんなことをしたところで韓国にWTO提訴されて敗北するのが落ちでしょう。と同時に「サムスンなど韓国企業が日本以外のメーカーから購入するだけ」ではないのか。日本企業にとっても長期的には不利益でしょう。いや短期的でも不利益かもしれない。 

 先日の板門店での米朝会談、誰が見ても韓国が外されたことは明らか

 やれやれですね。ならば文氏と違い、事前にトランプから相談すらなかった安倍や救う会、家族会はどうなるのか。
 「そんなんたいした問題じゃない」というなら、「文氏が、トランプ・金会談に同席しなかったこと(ただし会談前には同席)」もたいした問題じゃないことになる。
 一方「文氏が同席しなかったこと」が重大な問題なら「トランプから相談も何もなかった安倍や救う会、家族会」は「文氏以上に軽視されてる」わけでもっと「重大な問題」でしょう。
 とにかく文氏を誹謗したい(しかし自分たちはトランプと親密な関係にあると強弁したい)という結論があるから支離滅裂になるわけです。

別の知人は「(韓国政府の発表に国民が騙されて)支持率が上がったんですよ」とため息をついていました。

 「トランプ・金会談」で文氏の支持率が上がったことが荒木が悔しくてならないことだけは分かります。
 まあはっきり言って荒木は異常ですね。野党時代の文氏ならともかく今の彼は韓国大統領です。韓国大統領を誹謗することが拉致解決に逆行することは言うまでもないでしょう。もちろん「朴クネの崔順実疑惑」のような代物まで無理に擁護する必要はないですが、荒木の文氏への悪口は無茶苦茶な言いがかりに過ぎませんからね。

 あれが三者会談ならトランプ訪日のとき大統領一行と安倍総理が六本木の炉端焼きで一杯やったことについて、炉端焼き屋のご主人が「私も入った三者会談だった」と言うのと大差ありません。

 馬鹿馬鹿しい。政治家が同席するのと、「飲み屋のオヤジが同席する」のと全然違うでしょうよ。

 今の韓国は少なくとも現政権で経済が回復する可能性はほとんどなく

 と言う荒木の決めつけにはなんの根拠もありません。つうか隣国の不景気を喜ぶとは非常識にもほどがある。

 政府としては「文在寅政権だから南北関係が安定・発展している」という虚構にしか頼ることはできません。

 「独裁国家北朝鮮なんぞと友好関係を築くのは不道徳だ」つうならともかく、虚構ではなく実際に「安定・発展」しているでしょう。荒木がその事実を認めたくないだけの話です。

 最近では北朝鮮にすら「韓国は余計な口出しをするな」と言われており

 「是非はともかく」このあたりは「ジャブ」「牽制」みたいなもんでしょう。金・トランプ会談に文氏がノータッチなわけはないし、「じゃあ北朝鮮外交なんか手を引く」と文氏に言われたら困るのは北朝鮮の方でしょう。
 北朝鮮は「もっと文氏は俺たちの要望を聞き入れてくれ」と言う思いから「韓国がそういう態度なら中露と付き合うから」「中露さえあれば韓国なんかどうでもいい」「米朝交渉だって韓国抜きで米国と直にやったっていいんだ」と「ツンデレ的揺さぶり」をかけてるだけでしょう。
 これに対し「そんなこと言うなよ。俺に比べてアンチ北朝鮮自由韓国党とか、日米とかの事考えればお前の言い分ばっか聞いてられないから。ウチの国は大統領が決定すれば何でも通る独裁国家じゃないから」「俺だってお前らと全面対決したいわけないに決まってるだろ。外資や外国人観光客が減りかねないし」と言う文氏のなだめすかし*5を予想してそこで「なら、こういうことできないの?」と切り返すのが北朝鮮の思惑でしょう。
 一方「ツンデレ的揺さぶり」なら「交渉が成り立ちうる」から、まだ「ある意味」いいのですが自分が「ジャイアン(トランプ)の一の子分スネ夫」と勘違いしてか「のび太(韓国)のくせに生意気だ」「俺の物は俺の物、お前の物も俺の物」と無茶苦茶やり出してるのが安倍です。全く困ったもんです。

 正恩体制の前に文在寅政権が倒れる

 荒木の言う「倒れる」が何を意味するか不明ですが「朴クネ、ニクソンのような不祥事による途中退任」は普通に考えてないでしょう(絶対にないとは言いませんが)。
 なお、韓国の大統領は「任期5年、再選不可」なので改憲して「大統領任期を延長するか、再選制限をなくさない」限り、「2017年5月」に当選した文氏は「2022年5月(今から約3年後)」には退任します。
 その前に金正恩政権が「正恩の死去」であれ、「東欧民主化的な形」であれ、終了することは考えがたい。そういう意味では「倒れる」という表現はともかく、また文政権終了後の政権がどうなるか(「共に民主党政権」の継続か野党の政権奪還か)はともかく「金正恩政権が終わるよりも前に文在寅政権が終わるであろう事」はほぼ確実です。
 ついでに言えばトランプや安倍の政権終了後がどうなるか(与党継続か野党の政権奪還か、与党継続としてトランプや安倍のようなトンデモ右翼が続くのか、さすがに終わるのか)はともかく「任期8年のトランプ政権」「さすがに四選はないだろう安倍政権」の方が「金正恩政権が終わるよりも前に終わるであろう事」もほぼ確実です。

 何があってもそれをチャンスにできるか、ピンチにするかはこちらの問題です。

 馬鹿馬鹿しい。「何をどうチャンスにするのか具体的にいってみろ」て話です。

*1:こんな「韓国人の友人」が本当にいるかは勿論疑問です。いたとしても荒木に同調するなどおよそまともではありませんが。

*2:むしろ間違っていますね。少なくともあの報復行為は明らかにWTO違反行為でしょう。

*3:繰り返しますが俺も「日本(と言うか安倍政権とそれを支持する連中)が悪い」と思っています。

*4:むしろそんなことをやれば韓国民の反日感情が激化すると共に「判官贔屓感情や韓国ナショナリズム」から文政権への支持が上がることになるでしょう。

*5:まあ正直ここで「ふざけんな!」なんて態度をとれば事態が悪化するだけなので「不快に思いながらも」こうしたなだめすかし的な態度しかとりようがないでしょう。