今日の中国ニュース(2019年7月24日分)

I濱Y子
天安門事件の時の香港ヤクザは密輸ルートを使って当局に弾圧された学生たちを海外に逃がす黄雀作戦に協力したのに。
https://twitter.com/Reuters_co_jp/status/1153498718940721152
 香港の野党・民主党によると、犯罪組織「三合会」のメンバーとみられる複数の男が21日、香港の元朗駅を襲撃、列車に乗り込んで乗客に危害を加えた。男らは白いTシャツを着て棒で武装。反政府デモに参加していた黒いシャツを着た乗客を狙っていたとみられる。現場にいた現地メディアの記者が襲撃の様子を収めた。

 吹き出しました。実際どうなのか知りませんが、「民主派学生」とヤクザ(反社会的組織、犯罪組織)との過去の付き合いとか、女史もよく公言できるもんです。
 つうか、まさかとは思いますが「今回もヤクザに助けてほしかった」とでも言う気でしょうか。
 そもそも天安門事件の時(1988年)はまだ香港は中国に復帰していませんでした(復帰が事実上既定路線でしたが)
 香港復帰は天安門事件から9年後の1997年です。一方今は「復帰から20年が経過」しています。社会状況が全然違う。
 そういえば「ヤクザ(右翼)と学生の付き合い」といえば「田中清玄と全学連」の関係を思い出しました。日本共産党はそれについて非常に批判的だったわけですが。

参考

ニセ「左翼」への「泳がせ政策」とは?から一部引用
 安保闘争のさなか、国会請願デモの学生数千人が国会構内になだれ込むという事件があり、警官隊の弾圧によって女子学生が死亡しました。この国会突入は、職業的反共右翼の田中清玄の指導のもとで唐牛健太郎、東原吉伸ら当時の全学連指導部を占拠したニセ「左翼」暴力集団のおこなった意図的挑発でした。この事実は、1963年2月26日のTBSラジオ報道番組「ゆがんだ青春:全学連闘士その後」や東原の手記などであきらかにされました。番組では、田中清玄から5百万円にのぼる資金援助をうけ、小倉警視総監、三井脩公安一課長(ボーガス注:後に警察庁長官)などと接触して戦術指導までうけていたことを告白しています。