今日の産経ニュース(2019年8月11日分)

中国共産党実力者 王氏の日本派遣 習指導部が対日重視 - 産経ニュース

・中国の王岐山*1国家副主席が、10月に日本を訪問して「即位礼正殿の儀」(即位の礼)に参列する方向で調整している。
・党の実力者である王氏の日本派遣は、習指導部が対日関係を重視する姿勢の表れといえそうだ。
 王氏は習氏*2と同じく党幹部子弟の「太子党」グループ出身。2008年に金融担当の副首相に就任し、世界金融危機の対応で実績を上げた。
 2012年に党序列6位の常務委員に昇格すると、党中央規律検査委員会書記として江沢民*3国家主席に近い大物政治家らを次々と摘発する反腐敗運動を展開し、習氏の権力基盤の確立に貢献した。
・平成2年11月に行われた天皇陛下(現上皇さま)の即位の礼には、中国政府代表として呉学謙*4副首相(当時)が参列した。

 現上皇の「天皇即位式」や「昭和天皇の葬儀」の時にも「中国に限らず」各国とも「経済大国日本」に要人を送り込んでるので「新天皇即位式」に要人を送り込むのはある意味当たり前の話です。ましてや中国にとって日本は隣国です。
 安倍が無法な経済報復をしている「隣国」韓国とてそれなりの政府要人は来るでしょう。

【参考:即位の礼と要人訪日】

バチカン、天皇陛下の即位の儀に枢機卿を派遣 - 産経ニュース
ローマ法王フランシスコは10日、10月に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に枢機卿を派遣することを決めた。
枢機卿は法王に次ぐ高位聖職者。

*1:海南省党委員会書記、北京市長、副首相、党中央規律検査委員会書記(党中央政治局常務委員兼務)などを経て国家副主席

*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*3:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*4:外相、副首相(外交担当)、全国政治協商会議副主席など歴任