今日の産経ニュースほか(2019年9月9日分)

「犯人絶対許さない」 上智大生殺害から23年、父親がコメント - 産経ニュース
 よほどの僥倖がない限り、これはもはやどうにもならないでしょう。
 というか「ボーガスは冷たい」「人でなし」などと言われるのを覚悟で書けば「被害者の遺族がこうした嘆きを口にする」のは、まあいいとしてこんなことに何のニュースバリューがあるんでしょうか。全くくだらないお涙頂戴です。正直「殺人の訴追時効」は「15年にするか、20年にするか、何年にするかはともかく」復活させた方がいいんじゃないか。いつまで経っても「時効が成立しない」なんてこと(現状)にしても意味は乏しいでしょう。そもそも犯人もいずれは死ぬわけですし。


金丸信氏次男ら14日に訪朝 拉致など高官と会談 - 産経ニュース
 何らかの成果が出れば幸いですが、「大物政治家・金丸信*1の息子」とはいえ金丸信吾氏自体は政治家ではないので、その辺りどうなるかはなんとも言えません。


【第617回】プーチン後へ対露戦略再構築を « 今週の直言 « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 プーチンは2018年5月に大統領に就任し、任期6年ですから「病死(例:大平首相、小渕首相)」「暗殺(例:犬養首相、ケネディ大統領)」「スキャンダルによる失脚(例:ニクソンウォーターゲート、朴クネの崔順実疑惑)」などといった「特殊な状況」が生じない限り「2024年5月」まで大統領を務めるわけです。
 つまり「プーチン後云々」とは最悪(?)の場合「2024年5月まで」北方領土問題のことは諦める、と言う話です(ただしプーチンが2024年5月の大統領選に出馬し再選されればポストプーチンにはなりませんが)。
 当然ながらこうした発言は「安倍の対ロシア外交を全く評価してない」と言う話です。「2024年5月までの、今後5年間」北方領土問題を諦めるとはそうとしか理解できません。安倍万歳の国基研ですらこういうほど、彼らウヨは安倍の対ロシア外交に不満を感じてるわけです。


岩手知事に達増氏 自民推薦候補破り4選 - 産経ニュース
 岩手は「小沢一郎王国」なので予想の範囲内ですね。当初、世論調査からマスコミに「自民が先行」と報じられたのに負けた、埼玉県知事選の敗北に比べたら自民にとっては痛くはないでしょう。

*1:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任