今日の産経ニュースほか(2019年9月12日分)

新内閣は「国の基本」に果敢に取り組め 榊原智(産経新聞論説副委員長) « 国基研ろんだん 国基研ろんだん « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 何が「国の基本か」といえば「九条改憲」と「男子天皇制度を守るための元皇族復帰」ですからねえ。「是非はともかく」、そして前者(九条改憲)はともかく後者(男子天皇制度を守るための元皇族復帰)は自民党支持層でもほとんどの人間は「女性天皇制でいいじゃん?」でしょう。これが論説副委員長だというのだから産経も気が狂っています。まあそもそもまともな人間は国基研に寄稿しませんが。


枝野氏、内閣改造論評せず 立民が新人研修会 - 産経ニュース
 まあ「加計疑惑の当事者・萩生田氏を文科相にするなどふざけてる」くらいのことは枝野に言ってほしい気もしますが、慌てて批判する必要もないわけです。
 「今後の大臣記者会見や、国会答弁を見ておいおい本格的に批判していく」でも別に構わない。それを「枝野*1内閣改造での支持率上昇にビビってる」的な記事を書く産経のほうこそ客観的に見て「枝野にビビってる?」でしょう。
 「とにかく一日も早く枝野を悪口して安倍様を少しでも持ち上げなくては」という強迫観念でもあるんでしょう。前からそうですが、もはや「日刊安倍晋三」と言っていい産経です。


竹山前堺市長の自宅など捜索 大阪地検特捜部 政治資金問題で - 産経ニュース
 「モリカケではまともな捜査しなかったくせに」という怒りを感じますね。それともそのうち安倍から「お前ら検察も全く捜査しないわけにはいかないだろうが、竹山は保守政治家で自民の仲間みたいなもんだから適当なところで打ち切れ」と命令が出て結局は「不起訴処分」でしょうか。


内閣支持率55%に上昇 進次郎氏「期待」74% 共同通信世論調査 - 産経ニュース
 支持率上昇とは「内閣改造の何に期待しているのか」「まさか小泉JRに期待してるのか」「森友加計疑惑という不正も、『ホワイト国除外』などの異常な嫌韓国行為(WTO違反の疑い濃厚で韓国がついにWTO提訴)も容認するのか」「二島返還とぶち上げながらあいまいにごまかしたロシア外交のでたらめも容認するのか?」「いつまでも安倍政権を続ける気なのか?(まさか自民党総裁四選も支持する気か?)」と、日本人の馬鹿さにあきれて二の句が継げず、絶望的な気持ちになりますが、それでも「改造後のご祝儀相場としては低い」と思うべきでしょうか。
 「小泉JRに期待する」というのも「何をどう期待するのか?」と問いただしたくなります。「イケメンだ」なんてのは政治能力とは全く関係ない。
 「バカな俺」は自分が「賢明だ」とは少しも思っていませんが、こうなると「劣化したバカな日本人の中では賢明な方」なんでしょうか。実に嘆かわしい話ですが。

 
ZOZO創業の前沢氏「成長するため、僕が退く」 - 産経ニュース
 別にこの問題に詳しいわけでもないですが、結局「ダイエーの中内」などと同じで「一代で成功者となった」ものの、その後、経営に失敗したから引退せざるを得なくなったつうだけの話にすぎないんじゃないか(単なる偶然ですが、ダイエーから野球球団ホークスを買ったソフトバンクが今回ZOZOも買ったわけです)。
 ZOZO創業者当人は、それが素直に認められなくていろいろと言い訳してるようですが。まあ、その点で言えば今のところ「一代で成り上がり、今のところ失敗の兆しも見えないソフトバンク孫氏」はやり手ということになるんでしょう。まあ孫氏の将来がどうなるかは誰にもわかりませんが。中内ダイエーだって絶頂期はあんな終わり方はだれも予想してなかったわけですから。


【産経抄】9月12日 - 産経ニュース

 最大の特徴は、「ポスト安倍」の有力候補を重要閣僚に配置したことだ。お互いの競い合いを政権の推進力にする狙いである。環境相として初入閣した小泉進次郎氏ももちろんその一人だ。

・「ポストホニャララ」の有力候補を重要閣僚に配置
・お互いの競い合いを政権の推進力にする狙い

というならむしろ、例えば

■第3次佐藤*2改造内閣(佐藤の最後の内閣)
田中角栄*3通産相福田赳夫*4蔵相
■第1次、第2次中曽根*5内閣
安倍晋太郎*6外相、竹下登*7蔵相

などがそれに該当するでしょうがねえ(ウィキペディアを参照)。
 産経の強弁とは異なり、安倍は

佐藤栄作ウィキペディア参照)
 日本政治史にもまれな長期政権を達成した。
 この背景には、何といっても好調な経済が第一に挙げられる。佐藤政権においては空前の好景気(いざなぎ景気)となり経済は拡大した。
 第二に自民党内での佐藤の政敵が相次いで世を去ったという事情がある。大野伴睦*8(1964年5月没)、河野一郎*9(1965年7月没)といった党人派のライバルが、佐藤の首相就任(1964年11月)の前後に相次いで他界した。佐藤にとって政敵不在の中、派閥横断的に将来の総理総裁候補、特に田中角栄福田赳夫三木武夫*10大平正芳*11中曽根康弘鈴木善幸*12宮澤喜一*13竹下登たちを政府・党の要職につけて競わせ育成し、「人事の佐藤」と呼ばれる人心掌握術で政権の求心力を維持し続けた。

というのとは全然違うでしょう。
・最大の特徴はむしろ
1)「衛藤少子化等担当相」「菅原経産相」「西村経済財政担当相」「萩生田*14文科相」など大して実績も能力もない「安倍好みのウヨ」を今回も入閣させたこと(なお、すべて初入閣)
2)今回もやたら初入閣が多いこと(しかし環境相の小泉JRを除いてマスコミ受けする新鮮味のある人間はいないこと)
 下手に実力政治家を入閣させても自分の言いなりにならないということですかね。
3)なぜか河野を「外相→防衛相」でそれなりに重用してる事(一時、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相に登用した野田聖子はどう見ても干してるのに)
4)今回も石破はもちろん石破派も干したこと(石破派から入閣ゼロ)
といったところですかね。4)については総裁選に出馬した石破だけではなく「総裁選出馬の構えを一時みせた石原」も干してるといっていいかもしれない(石原派も入閣ゼロですので)。
 「お互いの競い合いを政権の推進力にする狙い」なんてことは安倍は何一つ考えてないでしょうね。そんなことを思いついて実行できるほどの有能な人間ではないでしょう。
 もちろん産経もそんなことはわかったうえでの安倍万歳でしかありません。
 産経の言う「ポスト安倍の有力候補の閣僚」とやらがだれを意味してるか分かりませんが茂木*15外相、河野*16防衛相といったところか。しかし世間的にはポスト安倍の有力候補は彼らより「安倍に干されてるとは言え石破*17元幹事長」、そして岸田*18政調会長、石原*19元幹事長といった派閥ボスでしょう。
 なお、小泉JRを「ポスト安倍」などというのは寝言もいいところでしょう。単に「イケメンだから人気がある」程度の人間がポスト安倍になれるほど自民党も落ちぶれてはいないでしょう。
 そもそも自民党政権において小泉JRが今回ついた環境相とはそれほど重要なポストではないでしょう(「自民党において」であって環境問題がどうでもいいとは言っていません)。
 過去の環境相環境庁長官含む)をウィキペディア環境大臣」で見ても

■海部内閣:森山真弓長官(自民党参院議員)
■細川内閣:広中和歌子長官(公明党参院議員)
■羽田内閣:浜四津敏子長官(公明党参院議員)
■第1次橋本内閣:岩垂寿喜男長官(社会党衆院議員)
■第2次橋本内閣:石井道子長官(自民党参院議員)
小渕内閣、第1次森内閣:清水嘉与子長官(自民党参院議員)
■第2次森内閣、第1次小泉内閣:川口順子大臣(大臣就任時はいわゆる民間人大臣→のちに自民党参院議員)
■第2次、第3次小泉内閣小池百合子大臣(自民党衆院議員)
■福田、麻生内閣:斉藤鉄夫*20大臣(公明党衆院議員)
■第三次安倍内閣丸川珠代大臣(自民党参院議員)

ということで「女性、参院議員*21、非自民党社会党公明党)」が多いことが見て取れます。つまりは重要視されてないということですね。一方重要ポストは「女性、参院議員、非自民」ではまずなれないわけです。
 こういうと、

・森山氏は後に海部内閣官房長官小泉内閣法相という重要閣僚を務めた
・川口氏は後に小泉内閣外相という重要閣僚を務めた

という声も出そうですがそれはあくまでもレアケースでしょう。まあ、それはともかく森山氏、川口氏という人間はやはり有能なのでしょう(ちなみに川口氏は通産省出身、森山氏は労働省出身でどちらもキャリア官僚出身です)。
 なお、森山氏といえば

森山真弓ウィキペディア参照)
・海部内閣官房長官時代に、官房長官が授与することが慣例となっていた内閣総理大臣杯を土俵に上がって授与しようとして「女人禁制」を理由に日本相撲協会に拒否されると、女性差別問題ではないかと問題提起

ということで「過大評価もできない」ですがある種のリベラル性を持った人物ではあります。
 少なくとも稲田元防衛相だの小池都知事だのといった「極右女性政治家」とは「月とすっぽん」というべきでしょう。
 なお、俺的には「安倍好みのウヨ」ということで「女性活躍担当相*22ということで、女性応援をアピールしやすい*23し片山は残すのかな(もちろん残してほしいわけではありません)」と思いましたが、彼女の後任が橋本聖子(女性活躍担当相兼五輪担当相*24)になりましたね。あと女性大臣ということでは「安倍好みのウヨ」高市早苗*25総務相になりました。
 なお、「話が脱線しますが」以前も触れましたが片山は

片山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成31年1月11日 - 内閣府
(問)
 昨日までの中国出張の感想をお伺いできますでしょうか。
(答)
・日本も今内閣官房内閣府主導で様々な目玉政策を集めているんですが、中国の習近平*26政権も、国家発展改革委員会で集めているようで、そのことが大臣級であります寧吉喆(ねいきつきつ)副主席との会合を1時間半にわたってやって分かったものですから、地方創生、規制改革、このスーパーシティも含めた両省の対話を定形化することで、お互い合意いたしました。それは非常に意味があったと思います。
・年間、越境ECで日本の製品を1兆円売っていただいております。これは特筆すべきことで、我が国に貢献をしていただいているわけですが、実は、地方の産品と銘打ったサイトがほとんどないそうです。米はやったんですけど、米は物流的に高くなって、思ったほど売れなかったそうです。例の一都九県問題とは別にですよ。輸出ができる米をやったんだけど、思ったほど売れなくて、じゃ、地域の特筆ある産品のサイトはどうかというお話をしましたところ、非常に興味があるということで、私どもの方から地方創生の方を通じて呼び掛けて、そういうことができるところについては、どんどん作っていただこうかなと。ただ、売れるかどうかは分かりませんよ。コストもあろうし、魅力もあろうから。
 あとは、もう一つ先方から、2020年にはおそらくアリババの見立てだと中国からの訪日観光客が1,500万人ぐらいになるのではないかと。去年は八百数十万人だったんですね。それは日本に3,000万人来るベースですが、2020年、我々は4,000万人を超えるベースを目論んでおりますから、そこから逆算して1,500万人というのは十分見える数字ですよ。その日本に関心がある潜在的な訪日観光客についてのアルゴリズムのデータが彼らにはあるんですね。それをもちろん中立化して、個人名とかは出せませんから、その傾向値を出せると。つまり、そういうものは全てオープンソースとして使っていただけるとおっしゃるので、そうであれば日本の方で働き掛けるデスティネーションキャンペーンと組み合わせれば、オリンピックは東京だけではなくて、あるいは東京や富士山、京都に行って終わりではなくて、多様な訪れ方をしていただけるでしょうし、逆に、本当に中国から1,500万人来られるのであれば、宿泊のスムーズさ、移動のスムーズさを考えても、ある程度予測可能性を持って対応しないと無理だということがあります。これは両方にとって非常に良いので、石井国交大臣や官房長官にも話をして、私も観光の会議のメンバーですから、観光庁の方にも下ろして、今後対話を続けたいと思っております。

片山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和元年9月3日 - 内閣府
 今年1月、私が中国を訪問しましたときに、国家発展改革委員会と合意したことを踏まえまして、8か月以上経ってはしまいましたけれども、お互いに慎重に文章を一言一句吟味いたしまして、8月30日付けで、やっと内閣府の地方創生推進事務局と中国の国家発展改革委員会との覚書ができたということでございます。今後、お互いがウィンウィンの関係で具体化が進んでいければ良いなと思っております。
(問)
 中国との連携強化の覚書なんですが、覚書には協力案の制定なども書いてありますけれども、今後どういったロードマップで、最終的にどんな仕上がりを大臣想定されているか、教えてください。
(答)
 今回の「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」の視点として「新しい時代の流れを力にする」・「地方から世界へ」と書かれておりまして、地方から世界にどんどん出て行ってほしいということで、我々としては、日本中の地方の「むらの宝」を、中国に積極的に売りたい、それから、インバウンドも良い形で来ていただきたいと思っております。これが進むようにするにはどうするかということで、いろいろな連携の中で、お互い国家戦略特区とか構造改革特区、アジア特区などもありますから、そういうスペシャルゾーンについての情報交換や協力を、長く続けていける関係でやっていければということで、具体的にいつまでに何をということは当面ありません。

ということで大臣になったらあんなに悪口してた中国に対して「いやー中国ビジネスは大事です(まあ確かに大事ですし、地方創生担当相という片山の立場で「訪日観光客」といった形で地方創生に貢献している中国を敵視したらその方が異常ですが)」と見事に手のひら返しして「ああ、片山の右翼言動は安倍や稲田、櫻井よしこ島田洋一といったガチ右翼と違って自民党内で出世するための方便だったんだろうな」「そういう方便としての右翼もどうかと思うけど、ガチ右翼よりはさすがにましだな」と思いましたですね。
 片山が「商売右翼でありガチ右翼になり切れなかった」あたりも今回大臣に残れなかった理由かもしれません。
 もちろん産経らウヨは「安倍総理は反中国だ!」と宣伝するのに都合が悪いのでこういう「安倍政権下での日中経済交流」は「可能な限り」徹底的に無視します。それにしても「韓国との違いはなんやねん?」ですね。まあ「中国ビジネスは大事だが韓国ビジネスはどうでもいい」というあほな考えが安倍にあるのでしょうが。
 韓国なんか「ホワイト国除外」などで完全に敵視してますからね。正気じゃない。しかもそれをテレビがまともに批判せず、国民も世論調査によれば容認してるというのだから絶望的な気持ちになります。道徳*27以前に、隣国をそこまで敵視して何の利益があるのか。

参考

地方創生で中国と覚書 先端技術の都市づくり協力 - 産経ニュース
 片山さつき地方創生担当相は3日の記者会見で、中国政府と地方創生に関する覚書を締結したと明らかにした。8月30日付。先端技術を生かした都市づくりを目指す「スーパーシティ構想」分野で情報共有などの協力を強化することが柱。
 片山氏は「地方の魅力を中国に積極的に売り込みたい」と述べた。1月に中国を訪れ、スーパーシティ構想に取り組む地区を視察していた。

政府、中国と地方創生で連携 ビッグデータを活用 :日本経済新聞
 片山さつき地方創生相は3日の閣議後の記者会見で、日中両政府が地方創生に関する覚書を締結したと明らかにした。業務推進検討会議を新設し、ビッグデータ人工知能(AI)を活用した街づくり「スーパーシティ」の推進に向け協議する。
 片山氏と何立峰国家発展改革委員会主任が署名した。原則として1年に1回持ち回りで会議を開き、課題などを共有する。片山氏は「日本中の地方の宝を中国に売っていきたい。お互いにウィンウィンの関係で進んでいきたい」と述べた。

「スーパーシティ」整備向け中国と協力 片山担当大臣 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン
 片山地方創生担当大臣は、中国政府との間で地方創生に関する協力を強化する覚書を交わしたことを発表し、最先端技術の実証実験を街全体で行う「スーパーシティ」の整備に向け、先行する中国と連携を強化することで、実現に弾みをつけるねらいがあるものとみられます。
 片山地方創生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、先月30日、中国政府で経済政策を統括する国家発展改革委員会のトップ、何立峰主任と地方創生に関する日中両国の協力を強化する覚書を交わしたことを発表しました。
 それによりますと、両国の担当部局の局長級でつくる「業務推進検討会議」を新設したうえで、原則として1年に1回、会合を開いて意見を交わすほか、日中合同で、地方活性化などをテーマにした催しを開催することなどを検討するとしています。
 政府は、最先端技術の実証実験を街全体で行う「スーパーシティ」の整備を目指して、同様の都市開発を大規模に進める中国との連携を強化することで、実現に弾みをつけるねらいがあるものとみられます。

 まあウヨの片山など好きではありませんし、「おぜん立てをしたのは内閣府の役人」「ほかの大臣でもおそらく同じ結果」でしょうが一応「片山の手柄」として評価していいでしょう。

*1:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*2:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*3:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(岸、佐藤総裁時代)などを経て首相

*4:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*5:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相、鈴木内閣行政管理庁長官、自民党幹事長(佐藤、三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)などを経て首相

*6:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*7:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*8:吉田内閣北海道開発庁長官、衆院議長、自民党副総裁(鳩山、池田総裁時代)など歴任

*9:鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、池田内閣農林相、建設相、佐藤内閣副総理など歴任

*10:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣経済企画庁長官(科学技術庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官自民党政調会長(岸、池田総裁時代)、幹事長(石橋、池田総裁時代)などを経て首相

*11:池田内閣官房長官、外相、自民党政調会長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*12:池田内閣官房長官、郵政相、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(佐藤、田中、大平総裁時代)などを経て首相

*13:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も、小渕、森内閣で蔵相

*14:そういえば萩生田は加計疑惑の当事者の一人でしたね。そういう意味でもふざけた人事といえるでしょう。マスコミや野党の追及を望みたいところです。

*15:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、第二次安倍内閣経産相自民党選対委員長、政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次、第四次安倍内閣経済財政担当相を経て第四次安倍内閣外相

*16:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相を経て現在、第四次安倍内閣防衛相

*17:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*18:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*19:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*20:公明党政調会長、幹事長など歴任

*21:自民党においては参院議員は衆院議員より格下扱いされ入閣自体が楽ではありません。

*22:正確には「女性活躍担当相」のほかにも「地方創生担当相」「規制改革担当相」も兼務

*23:もうすでに安倍にとって「女性活躍」は「大げさにぶち上げたものの尻すぼみになった日露外交や拉致問題、地方創生並みに」どうでもよくなってるのでしょうが「女性が輝く社会」とかなんとか以前ぶち上げてたわけです(例えばすべての女性が輝く社会づくり | 首相官邸ホームページ参照)。

*24:片山大臣時代と違い地方創生担当相、規制改革担当相は兼務していません。

*25:第1次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣総務相などを経て今回、総務相に再任

*26:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*27:もちろん不道徳の極みですが。