常岡浩介&黒井文太郎に突っ込む(2019年9月23日分)

血税1兆円がドブに……米国からの陸上イージス購入は亡国への道だ! | 文春オンライン
 「自称・軍事評論家」黒井文太郎が「とにかくイージスアショアは必要なんだ!」と批判(?)ツイートつけてたので気づきましたが、右派の文春にこんな記事が載るとはびっくりですね。
 なお、文春の「コストに見合ったベネフィットがない(すさまじい金かけても大して性能は向上しないので従来のシステムでいい)」「こんなもんに大枚の金はたいたら国家財政が破綻する」「日本は福祉、教育などほかにも金を使う必要がある」という批判に黒井がただただ「とにかくイージスアショアは必要なんだ、北朝鮮からミサイルが来てもいいのか*1」としか言えない点が滑稽ですね。
 文春は「ミサイル防衛システムは必要ない」と言ってるのではなく「コストに見合ったベネフィットがない(すさまじい金かけても大して性能は向上しないので従来のシステムでいい)」「こんなもんに大枚の金はたいたら国家財政が破綻する」「日本は福祉、教育などほかにも金を使う必要がある」と批判してるのだから、黒井の物言いは何ら反論になってません。
 しかし右派の文春ですら批判するつうのは「よほどひどいんだろう」感が否定できませんね。
 文春曰く、イージスアショアに大枚はたくのは

「平均的なサラリーマン*2が背伸びして外車*3を購入した後、セールスマン*4の巧みな口車に乗せられてどんどん高額な外車に買い替えさせられた*5挙句、(ボーガス注:教育、医療、福祉などイージスアショア以外の分野に使う金が足りずに)通常の暮らしが立ちいかなくなるようなものだ」

だそうです。
 黒井はもちろん「生活は立ち行かなくならない」とか「生活が立ち行かなくてもそうせざるを得ない」とかいう必要がありますが、まあ馬鹿だから「そういった場合のうまい言い訳」が思いつかないのでしょうね。その結果「とにかくイージスアショアは必要なんだ、北朝鮮からミサイルが来てもいいのか」という低レベルなことしか言えない。

常岡浩介がリツイート
武田肇朝日新聞ソウル支局長)
‏ ソウル赴任前に国家安全保障局関係者にお目に掛かったとき、「嫌韓が流行っているが、日本にとって韓国は死活的に重要な国だ。それを念頭に記事を書いてほしい」と言われました。私がいぶかしげに「安倍首相はどうなのでしょう」と返すと、「総理も同じ考えだ。断言する」と。最近よく思い出す場面です。
 むろん政府関係者がどうおっしゃろうと、記事の書き方に影響することはありませんが、なぜそう語ったのかについてはソウルに来てよく考えました。本当に「総理も同じ」なのかということも。私なりの結論は別の機会に記しますが、国民感情嫌韓に向かうことを(ボーガス注:その国家安全保障局関係者は)憂慮されていたのは確かだと思います

 「いや別の機会に記さなくていいだろ、今書けよ。どうしたの?。安倍にビビってるの?」「今書かないということや、国家安全保障局関係者の実名を出さないということで忖度して分かってくれ。書いたら俺が安倍に何されるかわからない、このツイートだって俺なりに頑張ってるんだ、つうこと?」ですね。
 それとも、まさかとは思いますが、逆に「ホワイト国除外」なんて無法を目撃してる今、「総理も同じ考えだ。断言する」なんてのを本当だと本気で思ってるんですかね?
 そもそも「国家安全保障局関係者」がこう聞かれて、まさか「いや、総理は嫌韓国で本当に困ってるんだ」なんて言えるわけもないでしょう。 

*1:まあマジレスすれば、北朝鮮が先制攻撃でミサイルを撃つ可能性はまずありませんが。そんなことをしたら在日米軍自衛隊の反撃で国が滅びかねません。

*2:もちろん日本のこと

*3:イージスアショアのこと

*4:米国のこと

*5:イージスアショアのモデルチェンジのたとえ