今日の産経ニュースほか(2019年9月27日分)(追記あり)

朝鮮学校無償化除外は容認するが「あいちトリエンナーレ補助金不支給」には反対するデタラメな野原燐(id:noharra
 「教育内容を理由に補助金不支給するのはOK」だが「芸術内容を理由に補助金不支給はダメだ」というのが野原の理屈のようです。
 意味が分かりませんね。ただのご都合主義でしょう。デタラメにもほどがある。
 朝鮮学校無償化除外の時から「安倍はこうした嫌がらせを可能な限り、どこまでも拡大していくだろう」「そういう意味でも無償化除外は批判すべきだ*1」なんてことは予想がついた話です。
 「少女銅像は好きだが朝鮮学校は嫌いだ」レベルのくだらないお粗末な脳みそしかid:noharraにはないのでしょう。心底呆れますし、心の底からあの男を俺は軽蔑します。
 この一件こそ「例のニーメラーの警句(私は共産党員ではなかったので、云々)(しかし教会が攻撃されたときは遅かった、云々)」が成り立つ話もないでしょう。
 朝鮮学校無償化除外を批判した人間ならまだしもそれを容認した人間(id:noharra)には俺は「あいちトリエンナーレ補助金不支給は不当だ」などという資格は全くないと思っています。まずは自らのデタラメな態度を朝鮮学校関係者に野原はわびたらどうなのか?。まあそんな知的誠実さなど、あの男には皆無でしょうが。哀れな男だと思います。


関電「金品受領」把握も1年非公表 - 産経ニュース
 政治的便宜を図る見返りに「関電から助役に賄賂が渡ってた」と言うなら大変わかりやすいのですが、「助役から関電?」ですね。
 一体どんな構図なのか?。そしてこの謎のカネは一体どうやって捻出されたのか?
 いずれにせよマスコミや野党の徹底追及を期待したい。


人口増対応「虐殺」に言及 N国党首、動画で - 産経ニュース
 N国がいかに愚劣で醜悪かという話です。さすがに一時のあだ花で終わるんじゃないか。


社民、衆院も会派合流意向 吉川氏「野党一丸戦う」 - 産経ニュース
 こうなると社民党も結局、旧民主党系と一緒になって消滅するんですかね。共産支持者の小生は「共産党の消滅ならともかく」、別に社民党に思い入れはないのでそれでもかまいませんが。まあどうせなくなるのなら「共産党に入党してほしい」つう思いは「本気半分、冗談半分」であります。


大嘗宮の茅葺きへの変更 菅長官「要望応えるのは難しい」 - 産経ニュース
 いかに右翼の安倍政権とは言えここまで時代錯誤な要望にはさすがに応じないわけです。


【産経抄】9月27日 - 産経ニュース

▼日本は欧米に比べて、離婚後、元配偶者から養育費を受け取れないケースが格段に多い。ひとり親家庭が貧困に苦しむ大きな原因になっている。厚生労働省の平成28年度調査では、母子家庭が養育費を受け取っている割合は、24%にすぎない。
兵庫県明石市では、養育費の不払いに苦しむひとり親家庭に、最大月5万円を援助するなど、全国に先駆けて問題に取り組んできた。泉房穂(ふさほ)市長がかつて弁護士時代、離婚調停を手がけるなかで、子供*2にしわ寄せがいく例を数多く見てきたからだ。
「ここ20年で子供の貧困はどんどんひどくなっている」。
 公務の途中、電話で取材に応じてくれた泉市長は事態の深刻さを指摘する。
▼養育費の「逃げ得」に歯止めをかけるため、市が検討している新たな試みが物議を醸している。どうしても養育費の支払いに応じない相手に対する最終手段として、その氏名をホームページで公表する条例*3を制定するという。
「子供を救うためには、きれいごとは言っていられない」。
 市長の決意は固い。

 「子どもの貧困が酷い→子どもを育てる大人の貧困が深刻なことも原因の一つ→安倍政権の悪政」とならない点は所詮産経ですが、まあ、まともな記事だとは思います。


【ラグビー私感】強敵倒す準備はできている 中瀬真広さん - 産経ニュース
 いくらご祝儀記事とは言え白けますね。日本よりランキングが下のロシア(既に勝利)やサモアはともかく、優勝候補の強敵アイルランドスコットランドなんか倒せるわけないでしょう。前回の南ア戦勝利は「あくまでも例外」でアレが再現できる可能性はまずないでしょう。
 当然日本が決勝トーナメントにいける可能性はほぼ皆無です。ロシア、サモアに勝って後は敗れて「2勝2敗」ならば御の字でしょう。
 問題は「アイルランドスコットランドに負けるのは不可避として」、どこまで点差を縮められるか(そもそも点が取れるのか、とれたとしてトライでとれるのか*4、つう問題もありますが)、ということです。

【追記】
【ラグビーW杯 再現 日本-アイルランド戦】日本劇的勝利 日本19-12アイルランド - 産経ニュース
 信じられない大金星ですね。一応紹介だけしておきます。
 なお勝利自体はもちろん喜ばしいのですが今の日本だと
1)これだけで「日本の決勝トーナメント進出は確実」とマスコミが与太飛ばす(とてもそうは言えないでしょう)
2)政治と全然関係ない話なのに浮かれたアホ日本人によって安倍政権支持率が上がる
3)マスコミがこの勝利の報道を口実に安倍政権批判や「関西電力の裏金疑惑」など政治等の批判報道から逃げる
4)「日本ラグビー代表に外国人が多数いるから日本に外国人差別などない」と産経など一部ウヨが強弁
5)愛国心扇動に日本ラグビー代表が悪用される
などといった醜態を見ることになりそうなのがなんともかんとも。


迫力の「君が代」斉唱、W杯外国出身選手はどう練習?(1/2ページ) - 産経ニュース
 産経らしい実にくだらない記事です。

「小さな石が一つの大きな岩になるのは、まさにわれわれがやろうとしていること。(メンバー)一丸でゴールに向かいたい」
 W杯を前に、こう語った日本代表のピーター・ラブスカフニ。母国は南アフリカ

 「さざれ石が巌になる=団結する」つう意味じゃないでしょうに。なんで「天皇家万歳の歌=君が代」を変な曲解しますかね。
 「元外人(帰化日本人)だからこそ日本人に媚びないと認めてもらえない」とかそういう話か。こういう人に「そこまでして日本人に媚びないと認めてもらえないのか。無様だな。恥ずかしくねえの?」とかいうと「生まれながらの日本人のお前に、外国人の俺の気持ちが分かるのか!」「お前ら日本人が外人だと差別するから心にもないことを言ってるんだろうが!」と怒り出すんでしょうか。

 ラグビーでは、国籍が違っても、3年以上継続して居住するなどの条件を満たせば代表資格が得られる。W杯日本大会の日本代表は計31人だが、そのうち外国出身の選手は15人と過去最多の半数を占める。

 「そんなのの何が日本代表か?」と思う「愛国者(?)」の俺です。どうせほとんどが「生まれながらの在日外国人(小学生の頃から日本で育った)」ではなく「大人になってから日本に引っ張ってきた」んでしょうし。ピーター・ラブスカフニ氏なんかウィキペディアに寄れば「元南ア代表メンバー(ただし試合には出場せず)」だそうですしね。
 まあ「日本にラグビーを根付かせるには人気がなければならず、人気をつくるには強くなければならない→過渡的な措置として我慢」つうことなんでしょうが健全じゃないですね。
 今のラグビー代表は「卓球の小山ちれ(元中国代表)」みたいなもんで「早くラグビーでも石川佳純平野早矢香福原愛など、純粋(?)な日本人選手チームでロンドン五輪銀メダル、リオ五輪銅メダルを取った卓球女子みたいにならんもんか」とは思います。

「合宿では必ず全員で君が代を練習する」と明かすのは主将のリーチ・マイケル。自身が中心となり、歌詞や意味を外国出身者に伝える。「君が代の中身を自分たちにつなげ、理解して歌わなければ。より良い試合をするためにも、チームに日本を愛する感情を作らないとならない」と、常々愛国心の重要性を説く。
 今年7月のW杯に向けた宮崎合宿最終日。代表メンバーは、宮崎県日向市の国内最大級の「さざれ石*5」を見学し、全員で「君が代」を斉唱した。選手自らの発案だった。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「誇りを持って国歌を歌うことは大事。合宿の締めくくりに最適だった」と意義を語った。
 日本代表の外国出身選手を取り上げた著書『国境を越えたスクラム*6中央公論新社)があるノンフィクションライター、山川徹氏*7は「国歌を知ることで、国を代表する責任感、チームへの帰属意識が生まれるのだろう」と分析する。
 国歌の練習は、未勝利に終わったニュージーランド大会(11年)の後、当時の日本代表主将の広瀬俊朗氏の提案で始まり、徐々に浸透したという。山川氏は「外国出身選手は国歌の練習を通して日本文化を知り、『本当の仲間になれた』と思う。一見ばらばらに見えるチームが、こうしてまとまる姿を楽しむのもラグビーの魅力だ」と話している。

 勘弁してほしいですね。「団結心=愛国心」じゃないし、「愛国心君が代万歳」でもないのに。
 「じゃあ強豪アイルランドニュージーランド愛国心が豊かなんですね!(勿論皮肉、冗談)」と言ったらこういう人間は「その通りです」と真顔で言うのか。大体外人が「条件を満たせば」日本代表に参加可能なのに愛国心も糞もないでしょうよ。そもそも、そういう愛国心云々とは「かけ離れた存在」と言うのがラグビー代表の建前ではないのか。

《外国出身選手が真剣に君が代を歌う姿を見て泣きそう》《日本人より日本人らしい》
 優勝候補の南アフリカに歴史的勝利を収めた前回大会(2015年)では、こうした書き込みがインターネット上で多く見られた。

 俺的には「気持ち悪い書き込み」としか言いようがないですね。スポーツ選手を何でそんなことで評価するのか。いっそのこと試合での国歌斉唱とか辞めたらどうか。

【追記】

カンドウヨシヒロ@Kando,Yoshihiro
‏・ラグビーの代表チームは国籍・民族主義ではない。日本代表は半分が外国出身の多民族・多国籍集団。日本だけでなく各チームがそう。国家ではなく「地域協会の代表」だからだ。
 多国籍集団が闘い「民族意識」が高揚したというのは、石原氏の日本観に変化があったのか、ラグビーの仕組みをご存じないか。
石原慎太郎
‏ ラグビーの世界選手権で久しぶりに民族意識の高揚を見て嬉しかった。私は古い人間かも知れないが良い意味での国家意識の一体感は必要だと思う。

 カンドウとか言うバカがどや顔してるようですが、さざれ石を見て感動したとか言うのが日本ラグビー代表なので、これは石原の方が正しいですね。おそらくラグビー代表連中も石原に「お褒めにあずかり光栄です」ということでしょう。俺個人は日本ラグビー代表の外国人選手を「日本ウヨに媚びる恥知らずのゲス連中(あえていえばペマ・ギャルポや楊海英、ケント・ギルバートなどの同類)」「ラグビーの才能はあっても人間としてくず、かけらも評価に値しない奴ら(あえて言えば「柔道金メダリストでも強姦犯の内柴」「元強打者でも覚醒剤で摘発された清原」みたいなもん)」と思って心の底から軽蔑しています。


【主張】愛知の企画展 反省なき再開は通らない - 産経ニュース
 いわゆる「少女像」を政治的偏向呼ばわりし、反省しろというのだから呆れて二の句が継げませんね。別に芸術が「政府見解に従う必要もない」んですが今でも建前は「河野談話が政府見解」であり、少女像は河野談話に何ら矛盾しません。政府見解に反している「政治的偏向」はむしろ産経の方です。


【政治デスクノート】政権復帰のヒントは「現実的な安保」を掲げた旧希望の党の踏み絵にあり(1/4ページ) - 産経ニュース(政治部次長 水内茂幸)
 まあ「安倍応援団」産経が本気で旧民主党系の政権復帰なんか望んでるわけもないですが馬鹿馬鹿しいですね。こんなデマを書く奴が政治部次長というのだから心底呆れます。バカか恥知らずでもない限り、とても産経新聞の社員は務まらないわけです。ましてやバカか恥知らずでもない限り、産経内部での出世なんかとても出来ないわけです。
 希望の党が失敗し、小池は中央政界復帰を諦め、小池が排除しようとした立憲民主党グループが最大野党になった経緯や「立民よりは安倍に近い次世代が消滅したこと」「立民よりは安倍に近い維新が大阪以外では力がないこと」を見ればそんなことには全くなりません(そもそも選挙の勝敗だけで政治を論じることが馬鹿げていますが。政治家にとって何よりも大事なことは信念でしょう)。
 まず第一にあの「希望の党騒動」の件で分かったことは、「野党支持層」「安倍批判派」の多くは産経が言う「現実的な安保(安倍や産経の主張する右翼的な安保路線)」なんて評価しないと言うことです。
 「現実的な安保」なんて掲げても「野党支持層」「安倍批判派」の票が逃げるだけです。
 第二に「自民支持層」の多くは「現実的な安保」なんか野党が掲げても「じゃあ自民支持辞めて野党を支持する」とは当たり前ながらならないと言うことです。
 つまり「現実的な安保」なんて掲げても政権奪取などできない。むしろそれに逆行します。
 そもそも鳩山民主党が政権奪取したときの民主党が「沖縄基地県外移設」という「産経にとっての非現実的安保」を掲げていたことを考えても産経の理屈は成り立たない。
 そして「現実的な安保」なんか掲げたら共産党野党共闘から離脱するだけです。その方が産経や自民にとって都合がいいことは確かでしょうが。

 自民党幹部が一度だけ、野党を恐れて顔面蒼白になった瞬間を思い出した。平成29年衆院選で、小池百合子東京都知事率いる旧希望の党が「現実的な安全保障」を掲げたときだ。

 もちろん自民党は「現実的な安全保障」なんてもんは恐れてないでしょう。彼らが恐れたのは「衆院選直前の都議選」で小池都民ファーストが大勝し、自民が惨敗したその再現を恐れていたに過ぎません。
 そもそも自民支持層ですら俺の経験上「彼らが自民支持理由として語ることは地元への利権誘導(例:田中角栄上越新幹線関越自動車道を新潟につくったなど)」が大半に過ぎず「安保外交」なんぞ支持理由になっていません。
 今やもはや死語でしょうが、田中の上越新幹線誘致のような「鉄道誘致」のことを昔は「我田引水」をもじって「我田引鉄(票田のために鉄道を引っ張る)」と言いました。そういうので大半の日本人は自民支持してるわけで「自分への利権誘導さえあればいい、とばかりに愚かにも容認してる(日本人として恥ずかしい限りです)」とはいえ積極的に安倍右翼路線だの日米安保だのを支持してるわけではない。
 「日米安保廃止派の小生」にとっては、残念ながらあり得ない話ですが、自民が「日米安保は辞めます、米軍基地は日本におきません」といっても大抵の自民支持層は反対しないでしょう。そういうことで自民を支持してるわけではないからです。

参考

■鉄道と政治(ウィキペディア参照)
我田引鉄
 「我田引鉄」と呼ばれる行為は、戦前からしばしば問題視され、現在でも新線計画や新駅設置を巡ってその様な事が話題に上る事がある。
 特に戦前は、まだ自動車が世間一般に広まっていた訳ではなく、道路も酷道と呼ばれる程酷かったため、鉄道が陸上交通の要であった。そのため鉄道経路に選ばれるかどうか、鉄道駅が設置されるか否かが、地域の盛衰を直接左右する生命線になった。
■山田線
 開設当初から国内でも屈指の閑散線区。当時の野党憲政会議員の「猿でも乗せるつもりか」との批判質問に対し、立憲政友会原敬*8首相が「鉄道規則によれば、猿は乗せないことになっております」と答弁したとされるが、該当する発言は速記録に残っておらず、信憑性は疑わしい。野党議員が国会外で「猿でも乗せる気か」と批判演説したことに尾ひれがついたと思われる。
高崎線深谷駅
 荒舩清十郎*9衆議院議員が佐藤内閣運輸大臣に在任していた時(1966年)、自分の選挙区にある深谷駅を、急行列車の停車駅に追加させたことが政治問題化した。これが一因となって、荒舩は運輸大臣辞任に追い込まれた。また、それを了承した国鉄総裁石田禮助*10は「武士の情け」と釈明し、批判された。
東海道新幹線岐阜羽島駅岐阜県羽島市
 当時、岐阜県県都岐阜市の岐阜駅に新幹線駅を設置する願望を描いていた。産経新聞刊の『戦後史開封』によると、その岐阜県の要望に対して国鉄側は、予定ルートよりも線路を大幅に北側へ迂回する必要があり、建設予算や名古屋駅以西の区間の所要時間が伸びる関係上、難色を示した。これに岐阜県や地元自治体は激しく反発し、一時、国鉄岐阜県内での測量が出来ない状態に陥った。この為、国鉄が岐阜選出の有力国会議員であった大野伴睦*11に斡旋を依頼し、新幹線路線を迂回させる必要がない羽島市内(大野の選挙区でもある)に岐阜羽島駅を設置することで妥協案を成立させた。なお、岐阜羽島駅前には大野夫妻の功績を顕彰する銅像が建てられているが、これは開業の4ヶ月前に逝去した大野の支持者が造立したものである。
上越新幹線浦佐駅新潟県南魚沼市
 田中角栄*12首相の選挙区内にある上越線浦佐駅は、新幹線開業以前は特急「とき」1往復と一部の急行が停車するだけのローカルな小駅だったが、近隣の小出駅魚沼市)、六日町駅南魚沼市)といった主要駅があるにも関わらず、それらではなく、両町の中間点にあたる浦佐駅が突然新幹線停車駅に決定した。これには地元の住民でさえ「政治駅ではないか」と奇異の念を抱く者が少なくなく、異議を唱える声も上がった。
九州新幹線筑後船小屋駅(福岡県筑後市
 筑後船小屋駅は、それまでの鹿児島本線・船小屋駅を約500メートル南に移設し開業したが、移設前の船小屋駅は、駅周辺に小さな温泉街と公園があるだけの無人駅であった。一説には筑後市を選挙区とする「橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)などを務めた古賀誠」による影響が大きいとされ、「政治駅」として一部週刊誌では批判報道されている。

*1:もちろん朝鮮学校限定の差別(無償化除外)だって許される話じゃないですが。

*2:「こども」「子ども」とは絶対に書かない産経です。

*3:まあ俺的には「うーん、どうだろう」ですね。それで払うような相手ならいいですが。「公開したければしろ」と居直られるとどうしようもない。

*4:アイルランドスコットランドはついに「アイルランドの反則によるキック」でしかスコットランドは点が取れずトライできませんでした。

*5:さざれ石は、もともと「小さな石」の意味であるが、長い年月をかけて小石の欠片の隙間を炭酸カルシウム(CaCO3)や水酸化鉄が埋めることによって、1つの大きな岩の塊に変化した「石灰質角礫岩」を、日本の国歌である「君が代」の歌詞にある「巌(いわお)になったさざれ石」であるとして、この岩を指してさざれ石と呼ぶことがある。代表メンバーが見学した「宮崎県日向市の国内最大級のさざれ石」とはこの「石灰質角礫岩」のことである(ウィキペディア「さざれ石」参照)。

*6:2019年刊行

*7:著書『カルピスをつくった男 三島海雲』(2018年、小学館

*8:第4次伊藤内閣逓信相、第1次、第2次西園寺、第1次山本内閣内務相などを経て首相

*9:1907~1980年。「清十郎」は先祖代々の襲名で、本人は16代目にあたる。佐藤内閣運輸相、衆院副議長、三木、福田内閣行政管理庁長官など歴任。暴言癖で悪名高い。運輸相辞任時の記者会見では「悪いことをしたとは思わない」と語っている。翌1967年(昭和42年)の第31回衆議院議員総選挙での選挙演説で荒舩は「代議士が地元のために働いて、深谷駅に急行を止めて何が悪い」と演説し支持者から喝采を浴びた。1972年(昭和47年)1月8日、自らの後援会「荒舩会」が開催した新年旅行の途上、列車内において講演し、その中で、1971年のいわゆる沖縄国会(第67回臨時国会)会期中の学生らによる抗議デモに言及し「社会党共産党は、沖縄返還反対といって学生をおだてて火炎ビンを投げさせる」「学生に火炎ビンを投げさしたり、竹やりであばれさしたりしたのには日当五千円払った。この金は隣の共産党の国からきている」などと発言した。またこの際、上越新幹線のルート決定について「新潟県では(ボーガス注:佐藤内閣)通産大臣をやっている田中角栄、それから群馬県では外務大臣福田赳夫、埼玉県は荒舩清十郎、この三人でどういうふうに通すかきめた」とも発言している。この録音テープを共産党が入手して1月23日付『赤旗』で暴露するとともに、24日の衆議院議院運営委員会において「公党に対するいわれのない誹謗」として追及。荒舩は25日に当時在任していた衆院副議長を辞任に追い込まれた(ウィキペディア「荒舩清十郎」参照)。

*10:戦前、三井物産社長。戦後、国鉄総裁。

*11:1890~1964年。衆院議長、吉田内閣北海道開発庁長官、自由党幹事長、自民党副総裁(鳩山、池田総裁時代)など歴任

*12:1918~1993年。岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相