「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年10/4分:荒木和博の巻)

「集団記憶を強要する『徴用労務者』銅像と全体主義への序曲」 金基洙(キム・ギス)・韓国弁護士 « ニュース « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 韓国にも未だにこういうウヨが「数は少ないにせよ」いるのかと思うと驚きですね。
 勿論この理屈なら「原爆ドームは反米で良くない」「シベリア抑留記念館(舞鶴市)は反ロシアで良くない」「ホロコースト記念館は反ドイツで良くない」と言うことになるわけで全くばかばかしい話です。原爆ドームなどで分かるように「被害者が被害の記憶を残そうとする」のはある意味当然です。それを加害国の側が反日呼ばわりするなど馬鹿げています。


「激動する朝鮮半島」【調査会NEWS3089】(R01.10.4): 荒木和博BLOG
 仁義なき戦い【調査会NEWS3088】(R01.10.3): 荒木和博BLOGに引き続き、「疑惑云々」をネタに韓国の法相氏と彼を任命した文大統領に「また」悪口する荒木ですがくだらないですね。そんなことと拉致と何の関係があるのか。
 まあ、「アンチ太陽政策」荒木としては

立花隆の金脈報道で首相辞任に追い込まれた田中角栄*1
ワシントンポストなどのウォーターゲート報道で大統領辞任に追い込まれたニクソン*2
・崔順実ゲート追及で大統領辞任に追い込まれた朴クネ
・金銭疑惑などで失脚した薄熙来*3重慶市党委員会書記
・金銭疑惑で都知事途中退任に追い込まれた猪瀬や桝添*4

などのように法相とともに文大統領に「やめてほしい」、そして自由韓国党政権が出来て、韓国政府が北朝鮮と敵対関係になってほしいようですが、そんなことは拉致の解決と何一つ関係ないわけです。いや、米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)などから考えるに、むしろ金大中太陽政策によって「小泉訪朝」が実現したと思われることを考えれば拉致に逆行するのではないか。
 どう見ても荒木ら救う会は拉致の解決を望んでいません。
 しかも「安倍モリカケ疑惑」で安倍をかばった荒木に「法相疑惑は重大な疑惑だ」なんて「金銭腐敗に対する厳しい認識」があるわけもない。単に「気にくわない奴(今回は文氏)なら叩くし、お気に入り(今回は安倍)ならかばう」と言うくだらない話です。
 しかしこんなことしか書けないとは、荒木もよほど書くネタがないのでしょう。


「激動する朝鮮半島」【調査会NEWS3089】(R01.10.4): 荒木和博BLOG

 昨日は韓国では開天節という祝日

 「開天節」についてはググってヒットした以下の記事を紹介しておきます。正直あまりヒットしませんので「以下の記事に名前が出てくる人間」以外は誰が「韓国大使館レセプション」に出席したのかよく分かりません。

韓国「開天節」レセプション/小池書記局長ら出席
 韓国の建国記念日にあたる「開天節」と「国軍の日」を記念する韓国大使館主催の国慶日レセプションが3日、都内のホテルで開かれ、日本共産党から小池晃書記局長らが出席しました。
 レセプションには笠井亮*5穀田恵二*6衆院議員も出席しました。

 「開天節=檀君神話に基づく建国記念日(10/3)」で、また、「国軍の日=10/1*7」だそうです。
 なお、日本を天皇軍国主義ファシズムに導いた紀元節(2/11*8)と異なり害悪はないのでしょうが、もちろん開天節は伝説であって事実ではありません。
 ちなみに、これとは別に「制憲節(憲法記念日、7/17)」「光復節独立記念日、8/15)」があるそうです。
 なお、ウィキペディア「10月3日」によれば「韓国軍の日」であるこの日は「正式に東西ドイツが統合された日(1990年)」「立憲民主党が正式に結党された日(2017年)」だそうですが、いや、日付までは覚えてないもんですね。

駐日韓国大使「日韓ができること多い」 - 産経ニュース
 韓国の建国記念日に当たる「開天節」を迎えた3日、在日本韓国大使館は東京都内で祝賀レセプションを開催し、南官杓*9(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使はあいさつで、朝鮮半島の非核化に向けて「韓日両国が共にすべきこと、できることは多い」と強調した。
 また、現在の日韓関係が「非常に難しい状況にある」と認めた上で、「共に努力を続けていけば、関係回復はもちろん、両国の大きな潜在力を生かすことが可能になる」と訴えた。
 出席した日韓議員連盟額賀福志郎*10会長は「政治の分野では両国間でさまざまな問題があるが、友好のために汗をかくという基本は変わらない。自由・民主・人権を共通の価値観として(諸問題の解決に)道筋をつけなければ」とあいさつした。

韓国大使館主催「開天節・国軍の日レセプション」
 駐日韓国大使館は3日、東京都内のホテルで「開天節」(建国記念日)を祝うレセプションを開いた。
 首都圏の民団や傘下団体幹部、河野太郎*11防衛相、額賀福志郎日韓議員連盟会長をはじめとする議員ら日本の政界関係者や各国外交官、報道関係者ら約1000人が参加した。

 まあひとまず自民党から額賀氏や河野太郎の参加があったことはそれなりに評価していいのではないか。

*1:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*2:アイゼンハワー政権副大統領を経て大統領

*3:大連市長・党委員会書記、遼寧省長、商務大臣、重慶市党委員会書記などを歴任

*4:第一次安倍、福田、麻生内閣厚生相を経て都知事

*5:党政策委員長

*6:国対委員長

*7:単なる偶然ですが「中国の国慶節(建国記念日)」もこの日です。

*8:ちなみにこの日が「大日本帝国記念日公布の日(1889年)」であり、この「公布の日」に右翼のテロで暗殺されたのが伊藤内閣文相の森有礼です。また1969年のこの日には右翼活動家の江藤小三郎(1945~1969年)が檄文を残した上で焼身自殺しています(ウィキペディア「2月11日」参照)。

*9:ハンガリー大使、駐スウェーデン大使などを経て駐日大使

*10:小渕内閣防衛庁長官森内閣経済企画庁長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、小泉内閣防衛庁長官、第一次安倍、福田内閣財務相など歴任

*11:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相を経て、現在、防衛相