今日の産経ニュース(2019年10月9~10日分)

【石平のChina Watch】「建国70年」が兆す暗い未来(1/3ページ) - 産経ニュース
 石平のいつものデマ話ですね。あの建国式典をどう評価するにせよ、習政権の「毛沢東への回帰」などどこにあるのか。
 香港デモ鎮圧のような行為は「トウ小平時代の天安門事件」など「毛沢東路線から脱却した改革開放」以降にもあったことです。


国民・玉木代表「政治は一寸先は闇であり光」 自民との大連立構想否定せず - 産経ニュース

 国民民主党玉木雄一郎代表は10日の記者会見で、亀井静香*1元金融担当相が9日のBS番組で、今年夏ごろに自民党と国民との間で大連立構想が持ち上がっていたと語ったことに関し、「いろいろなことが当時(あった)。常に政治は一寸先は闇であり光だ」と述べ、否定しなかった。

 否定しないのは「そうした事実が本当にあった」のなら、まあいいでしょう。問題は「そうした事実があったとしても連立などする気はない」「一部の自民党議員とわが党議員がそういう話をしていただけです。私が代表である限りそんな連立はあり得ない」などと玉木が明確に連立話などにのる気はないと否定しなかったらしいことです。
 「野党共闘に一応参加している」のに他野党への信義がなさ過ぎますし、こんな曖昧な態度をとっても「国民民主党内の自民との連立支持派」などという「どれほど数がいるか怪しい少数派」以外支持せず、玉木にメリットもないと思いますね。こんなことを言っても今の国民民主の低空飛行支持率では自民、公明、野党各党への牽制になど全くならないでしょう。玉木も呆れたバカです。
 自民党は「亀井が勝手に言ってることで事実無根」で終わりでしょうし、野党各党は「玉木さんが自民と連立したいならそうすればいい」と冷たい態度でしょう。しかし亀井もこうした話を流すことで「政界復帰がしたい」のでしょうがろくに注目もされず、実に哀れです。


参院埼玉補選告示 立花、上田両氏の一騎打ち - 産経ニュース
 N国も上田も論外なので今回は棄権または白票の予定です。投票率もおそらく過去最低になるのではないか。


北工作員遺体漂着の「能代事件」 元捜査員が初証言 「恐怖で震えた」(1/3ページ) - 産経ニュース

 秋田県能代(のしろ)市の日本海沿岸で昭和38年4月、男2人の遺体が見つかった。

 最近の事件ならまだしも、そんなもんを取り上げて今更何の意味があるのか?。ばかばかしくて話になりません。


なぜ戦後の歴史教科書に神武天皇は登場しないのか “中国の主張”に引きずられる学界・メディア:イザ!
 「神武が実在の人物じゃねえからだろ!」つう話です。いつもながらアホの産経です。

 足利義満が戦前に国賊扱いされたのも、貿易(=朝貢に対する下賜)による利益に目がくらみ、これを崩して中国の明に対して「日本国王」と名乗り臣下の礼をとったからである。

 非常識すぎて二の句が継げませんね。そしてこのトンデモ文章からは産経らウヨは「共産党政権だから中国を敵視してるのではないこと」がわかります。何せ足利義満を中国(明朝)に屈した国賊呼ばわりですから。


【浪速風】日本は世界最古の君主国 - 産経ニュース
 紀元2600年という与太です。まあ、「古いから何?」つう話ですが。


同性婚の改憲推進「誤解」 下村氏が釈明 - 産経ニュース
 予想の範囲内ですが「24条を、同性婚を明確に肯定する形に改正する気はないが、そういう議論はしてもいい」なんて言ってることが全く無茶苦茶です。
 9条改正をごまかすために「他の条文だって改正してもいいはずだ」と口から出任せを言った結果、ウヨから非難されて言い訳とはまったくふざけています。

*1:村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長(小渕、森総裁時代)、国民新党代表、鳩山、菅内閣金融等担当相など歴任