今日の朝鮮・韓国ニュース(2019年10月26日分)

【徴用工判決1年】日韓関係改善は「文政権次第」 企業資産売却なら致命傷に - 産経ニュース
 言ってることがデタラメすぎて頭痛がします。資産売却の是非*1はともかく「売却申請するのは原告」「申請を認めるかどうか判断するのは裁判所」です。どこにも文政権がコミットできる場所がない。
 原告や裁判所に働きかけたらそれこそ違法行為でしょう。つうか前も書きましたが産経は自分らの主張「文政権は徴用工判決をなんとかしろ」が「日本は三権分立だから何も出来ない、光華寮訴訟・中国敗訴判決(大阪高裁段階)をなんとかしろ、日中間の条約違反だという中国政府にはその点を理解してほしい」と言う過去の主張と矛盾することをなんとも思ってないようで呆れますね。
 「中国が判決を何とかしろと日本にいうのは間違ってるが日本が同じ事を韓国に言うのは正しい」なんてそんな馬鹿な話はない。


米国務次官補、韓国にGSOMIA破棄再考を促す意向 - 産経ニュース
 別記事でも何でも書いていますが米国の自分勝手ぶりには心底呆れますね。
 問題は安倍が「ホワイト国除外」などの無法な経済報復をしたことにあるのだから、まずは米国から安倍に「そんなことはやめろ」というダメ出しがあってしかるべきです。
 ところが「ホワイト国除外などは日韓間の関係で米国は関係ない」と言って、トラブルから逃げて事実上安倍を容認してしまう。
 そのあげく「ホワイト国除外などに関係なくジーソミアを続けろ、米国の国益が害される」。
 韓国からすれば「ホワイト国除外で害されてる韓国の国益を米国は何だと思ってるのか!」「米国さえよければそれでいいのか!」「そんな無茶苦茶な話が韓国民に納得してもらえると本気で思ってるのか!。そんなんでジーソミア延長を韓国政府が発表できると本気で思ってるのか!」と腹立たしい限りでしょう。
 基本的に「安倍が無茶苦茶」と言うことを指摘した上での話ですが、安倍の無茶苦茶を事実上容認する米国が事態をさらに悪化させてるわけです。外交音痴としか言い様がない。

*1:俺は「積極的に是とはしないが否定する理由もない」つう立場です。