黒坂真に突っ込む(2019年12月3日分)

■黒坂ツイートにコメント

黒坂真
 小池晃書記局長。日本共産党は、ホルムズ海峡を通過する日本船舶をどうやって攻撃から守るべきと考えますか。
閣議決定による中東派兵/国会審議せずなし崩し拡大/小池氏「論外中の論外」

 いつもながら黒坂らしい話のごまかしとすり替えです。
 小池氏は「我々はホルムズ海峡への自衛隊派遣については、違憲の疑いがあり、また、かえって現地の軍事的緊張を高め、安全保持に逆行するとして反対の立場」だが「それとは関係なく国会審議もせずに、閣議決定だけで派兵しようという動きはやり方が卑怯だ」「なぜ野党相手に正々堂々と論戦しないのか」と批判しています。
 黒坂の主張は「どうひいき目に見ても」小池氏の前者の主張「派遣に反対」への反論ではありえても後者の主張「国会審議をすべきだ」への反論にはなっていません。
 黒坂が言うように「派遣目的は正しい」「違憲ではない」というならそれこそ「野党相手に国会で論戦し、日本国民に信を問うべき」でしょう。
 さすがに「目的が正しければ手法はどうでもいい」「閣議決定だけで派遣して何が悪い」と公言することは黒坂も躊躇しているようですが。