「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年12月12日分:高英起の巻)

北朝鮮での児童虐待に歯止めをかけた「資本主義の力」(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 韓国の人権団体PSCOREが11月27日に発表したのは、「逃れることのできない暴力2019」報告書だ。今年2月、韓国に住む脱北者151人を対象に実施した、北朝鮮国内での児童虐待の実態に関するアンケート調査を元にしたものだ。
 調査は、対象者を出生年度を4つのグループに分けて分類しているが、遅くなるほど虐待の経験が著しく減少していることが現れている。身体的虐待の経験を問う質問に、1949年から1964年生まれは70%が「ある」と答えたが、1965~1980年生まれは49%、1981~1996年生まれは39%、1997~2013年生まれは19%で、年を追うごとに減少していることが現れた。
 北朝鮮で教職についた経験を持つ複数の脱北者は、2000年代以降には学校での体罰は頻繁ではなくなり、教師の間で児童に体罰を行わないようにしようとの話が交わされ、体罰を行った教師が教職の資格を剥奪された例もあったと述べている。
 さらにこのような経過の背景について、「出生率が低くなっているので、親はたったひとりの大切な子どもが殴られることを容認しない。親は北朝鮮政府に暴力を使う教師を処罰するよう要求し始めた」との証言もなされている。
 北朝鮮の人々の間で近年、権利意識が高まりつつあるとの報道も一部で出ている。そのような流れが児童虐待の減少につながっているのかと思いきや、回答者らが改善の理由として挙げたのは市場経済の発展だ。
 ある回答者は、「1990年代後半から政府が国民間の物品の取引を認めるようになったことで、金銭の重要性が増し、カネと暴力の問題が結び付けられるようになった」とし、「(北朝鮮国民は)子どもが他の子どもや教師に暴力を振るわれたら、金銭的補償を要求できると認識するようになった」と述べている。

 高のこの記事は「???」ですね。
 「市場経済の発展によって金銭の重要性が増したこともあって、国民の権利意識も高まってる」と見るべきであって「国民の権利意識の向上ではない、市場経済の発展だ」というのは意味不明です。別に「市場経済の発展」と「国民の権利意識の向上」は対立関係にあるわけではない。
 まあ「アンチ北朝鮮のウヨ高」の場合、「いかなる形でも北朝鮮で、国民の権利意識が向上してると認めたくない」からこうなるんでしょうが。

 また、「韓流の影響」を指摘する回答者もいた。若者たちが韓流のロマンチックなドラマを見ることで、過去の世代とは異なり、暴力が旧時代的だと考えるようになったとする意見だ。

 実際どうなのかはわかりません。しかしこうした回答からは「韓流ドラマや経済発展の影響を強めるために太陽政策を進めよう」という結論になってもおかしくないですが、そうはならないのが高ですから心底呆れます。