今日の産経ニュースほか(2019年12月13日分)

◆「映画『主戦場』がみてみたい」
 先日、知人と酒飲んでたらそんなことを言い出したので「アレ、この人、そんな社会派だっけ?」と首をかしげたら「川崎であんなに騒動になった上、一部ウヨが裁判まで起こしてるので、なんでそんなにウヨが敵意を持つのか、一度見てみたい」という

奥崎謙三がどんだけ変わり者か知りたいので、映画『ゆきゆきて、神軍』(原一男監督)を見てみたい」
「なんでそんなにウヨが敵意を持つのか、映画『靖国』(李纓監督)を見てみたい」
「のんが干されて最近見る機会が無いのでアニメ映画『この世界の片隅に』(片渕須直監督)を見てみたい」

みたいな話だったので「その動機は映画の内容とあまり関係ないなあ*1」「なんだ、ただのこわい物見たさ(?)、ミーハー(?)か」と少しずっこけてしまった。
 まあ、それはともかく。ウヨが騒がなければ小生の知人なんかは興味持たなかったでしょうから、そう言う人間の存在を考えれば日本ウヨの「大騒ぎ」は多くの場合、逆効果ですね。例の少女像なんかも「ウヨが騒いだこと」によって完全に「慰安婦問題を象徴する存在」としてかえって世間に認知された気がします。


英総選挙 ジョンソン首相が勝利宣言 野党党首は辞意 - 産経ニュース
1)いつまで経ってもEU離脱問題に片がつかないことに選挙民がうんざりしていたこと
2)小泉郵政選挙のように、ジョンソン保守党が「ジョンソン流のEU離脱の是非」のワンイシュー選挙を仕掛けたこと
3)党内において「離脱反対派」「離脱賛成派(ただしジョンソン流には反対)」と意見が二分されており、離脱問題について最大野党・労働党が明確な姿勢を打ち出せなかったこと
が大きいでしょうね。大敗した以上、コービンの労働党党首辞任はやむを得ないでしょうが、「どちらかというと左派」の俺としては「ポストコービン」がどうなるのか不安なところではあります。


内閣支持急落40.6% 「桜」影響、「森友」以来の下落―時事世論調査:時事ドットコム
 俺のような安倍批判派にとってはまだまだ高いので、今後どこまで低下させられるかという所でしょうね。安倍が会期延長を断念したことも、マスコミ(特にテレビ)に恫喝を加えて報道させないようにしてることも「その理由」がよく分かる話ではあります。


世田谷一家殺害事件 現場のハンカチ、フィリピンで同様の使用法 - 産経ニュース
 実にくだらない記事ですね。だから何なのか。犯人はフィリピン人だとでも言うのか。仮にそうだとしてもその程度の事ではとても犯人逮捕に至らないでしょう。2000年の事件だし、もう正直「お宮入り(迷宮入り)した」とみていいんじゃないか。ただし遺族感情に配慮してそう正直に言えないだけでしょう。
 そして「捜査してるふり」をするために年末にこういう情報が流れるだけではないのか。年末にしかこういう情報が流れないのは明らかに怪しすぎです。


枝野立民代表「衆院選あるかも」 若手研修会に選挙指南 - 産経ニュース
 小生自身は解散の可能性が高いとは思いませんが、それはさておき。
 そんなことを言えるほど、桜を見る会疑惑で安倍を追い詰めてると本気で思ってるんですかね?。解散云々を言う前にまずは徹底的に安倍を追い詰めるべきでしょう。


【主張】NHK新会長 改革断行し公正な放送を - 産経ニュース

 不倫ドラマやバラエティーなどが公共放送に本当に必要なのかも、考えるべきだ。

 今時こんなことを書くとは時代錯誤にもほどがありますがそれはさておき。産経の言う「NHKの不倫ドラマ」て具体的に何でしょうか?
 そしてフジテレビなどに比べたら、NHKはずっと「国会中継」「医療番組」「教育番組」など「公共的な放送」をしているのですが。

*1:全く無関係ではないですけどね。少なくとも「慰安婦問題でのウヨ批判に共感した」つう話ではありません。