今日の産経ニュース(2019年12月19日分)

【正論】「和を以て」令和憲法の前文私案 東京大学名誉教授・平川祐弘 - 産経ニュース

 将来天皇の位を継ぐ方の中から宮中祭祀(さいし)は行ないたくないという方が出ることのないよう、天皇は皇室の伝統に基づき祭祀の儀礼を行なう、という趣旨を天皇の国事行為、公的行為として憲法で明文化していただきたい。

 産経が戦前の国家神道体制を理想とし、憲法政教分離原則を敵視してることがよく分かります。しかし今時、天皇制支持者や「皇族一家」ですらほとんどの人間はこんな考えではないでしょう。戦後は「宮中祭祀」はあくまでも「天皇家の私事」にすぎず国事ではないわけです。


香港と同じ一国二制度 マカオではなぜ反中デモが起きないのか (1/2ページ) - 産経ニュース

 マカオでは99年の返還が近づくにつれ、中国の体制下に入る前にカジノの利権を確保しようと暴力団の抗争が激化、治安が極度に悪化した。このため返還と同時に駐留を開始する人民解放軍に、治安回復への期待を寄せるマカオ市民が多かった。進駐を拍手で迎えた市民もいたほどだ。
 「香港の若者が今、抗議の声を上げているのは閉塞感があるからだ。マカオの若者とは異なる」と経済的背景の違いを強調するのは立法会の民主派議員、区錦新(く・きんしん)氏(62)である。
 返還後、カジノ市場を開放したマカオは、昨年までの19年間で域内総生産(GDP)が9倍に激増。平均給与も3倍以上に増えた。

 コメント抜きで紹介しておきます。


立民・枝野代表、年内に政党合流に向けた基本合意必要 - 産経ニュース
 「年内と言えばあと2週間程度しかありませんが」、年内に合意が出来るほど議論をし尽くしてるんですかね?。「とにかく立民の主張を国民民主や社民は丸呑みしろ」つうとんでもない話ではないのか。枝野*1は思い上がり、勘違いしてるんじゃないか。こんなバカが最大野党党首かと思うとうんざりしますね。


安倍首相が23日に中国主席、24日に韓国大統領と会談 政府が正式発表 - 産経ニュース
 どんな会談結果になるのか注目ですね。


茂木氏、経済テコに交渉打開狙い 領土問題は… 日露外相会談 - 産経ニュース
 実際に安倍政権が成果を出せるかどうかはともかく「経済支援とのバーター取引」しか「島返還の現実的策」はないでしょうね。そして北朝鮮拉致問題もそうした「経済支援とのバーター取引」以外に現実的解決策はないでしょう。救う会、家族会はそうした取引を否定しますが、小泉訪朝はまさにそうした取引の成功例の訳です(家族会の反発に恐れをなした小泉政権は、取引を反故にして拉致問題の解決は挫折しますが)。


熊谷6人殺害、上告断念 遺族「やるせない。絶望しかない」 - 産経ニュース

 検察側の上告断念を受け、事件で加藤美和子さん=当時(41)=と長女の美咲さん=同(10)、次女の春花さん=同(7)を殺害された遺族の男性(46)が東京都内で会見し、「なぜ上告できないのか。これ以上、もう戦えないのかと思うとやるせない。絶望しか思い浮かばない」と憤りをあらわにした。

 「何だかなあ」ですね。無期懲役とはそんなに軽い罪ではないんですけどね。そうそう簡単に仮釈放にはならない。遺族がこうした発言をするのは仕方ないにせよマスコミがそのまま垂れ流すべきではない。

*1:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表