黒坂真に突っ込む(2019年12月29日分)

◆黒坂ツイートにコメント

黒坂真
‏ 山添拓議員。私もこの経営者が契約解除をされたのは見せしめではと思えるのですが、契約上不当だと言えるのでしょうか。
「クレーム多いと契約解除」渦中セブンオーナー会見 - 社会 : 日刊スポーツ
 今年2月に人手不足のため24時間営業をやめ、コンビニの24時間営業問題が議論されるきっかけを作った、セブンイレブン東大阪上小阪店オーナーの松本実敏氏が27日、都内で会見を開いた。松本氏は「20日に本部から、12月31日をもって契約を解除したいという通告があった」と明かした。
 松本氏はこの日まで、元日休業を訴え続けており、そのことでの契約解除かと思ったが、顧客から本部に対してのクレームが多いという理由で解除されたと説明されたことを明かした。
 「寝耳に水。ビックリしました」と松本氏。「クレームは改善し、1つ1つ解決している」と語った。そのことについて、本社にしっかり調べてほしいと要請し、本社側も「調べます」と回答したという。その後、松本氏から何度か本部に電話をしても返事がなかったという。
 また、23日に、本部から契約解除を通告されたことを受け、改善して営業を継続する意向を伝える文書を本部社員に手渡したという。27日未明を回答期限にしていたが、この日までに回答はなかった。
 松本氏は「クレームに対して解決が難しい場合は、本部、私、お客様の3人でお話をして解決していくが、本部は一度も来たことがない」と疑問を呈した。「クレームが殺到しているとだけ言われでも、内容などを言われていないから改善のしようがない」「クレームも実際は多くない」と反論した。
 20日に通告され、約10日後の31日に契約解除になった場合は、「本当にクレームが理由ならば、もっと早い段階の12月1日にも言えたんじゃないか。契約解除になれば戦いたい」と地位確認などを求める訴訟を検討する考えを示した。

 「黒坂ってバカ?」ですね。
 セブンイレブン自身は「クレームが多いから解除しただけで、本部を批判した事への報復やみせしめではない」「通常の契約解除に過ぎない」としている。
 これに対して、山添氏曰く「松本氏の『まず話し合いたい』と言う要望に応じないセブンイレブンの主張は信用しがたい。やはり報復、見せしめではないのか」「違うというならまず松本氏の要望に応じるべきではないのか」(俺も山添氏に同感ですが)
 そして、黒坂曰く「私も山添氏のいうように報復、見せしめの疑いがあると思うが不当だと思わない」。
 「見せしめ、報復を否定する」セブンイレブンにとって黒坂の存在はありがた迷惑でしょう。
 なお、「見せしめ、報復で不当だと思うが、現行法では違法とまでは言えないのではないか」なら「不当な行為は必ずしも違法ではない」ので「是非はともかく」まだわかるのですが、「見せしめ、報復だと思うが不当だと思わない」つうのは「悪い意味でスゴイ」ですね。
 大阪経済大学が黒坂に対し「見せしめ、報復で懲戒処分」しても同じ事が言えるのか、それとも黒坂は大学に対してはいつもイエスマンだからそう言う不安はないのか、と聞きたくなります。

黒坂真
‏ 公安警察朝鮮労働党の在日非公開組織の動向を注視しています。彼らについての情報を収集していた兵本氏から情報を得たかったのでしょう。しかし日本共産党としては、昔の仲間である朝鮮労働党の非公然活動の情報を警察に提供するなど、御指摘のように言語道断です。反党分子という話。

 おいおいですね。まず第一に当時も今も日本共産党朝鮮労働党は断交状態にあります。黒坂の言うようなかばう理由などどこにもない。
 第二に公安警察は何も「朝鮮労働党朝鮮総連だけ」監視しているわけではない。
 「共産党社民党などの左派政党」「連合、全労連全労協などの労組」「各種市民団体(特に九条の会新日本婦人の会(女性団体)、脱原発運動などの左派運動、あるいは政府に批判的な運動)」も監視しているわけです。
 そんな公安警察と兵本が「党と相談もせずに通じていた(しかし後にそれが発覚した)」。
 兵本に対し「公安警察とズブズブの関係になり、その後『共産党の情報をくれ』『共産党と付き合いのある市民団体の情報をくれ』などと言われたらどうする気なのか?。『情報提供は北朝鮮関係限定だから問題ない』なんて脇が甘すぎる。無神経、無責任だ」という批判が出るのは当たり前です。
 共産党の主張を信じれば、それに対し兵本は「自分は間違ってない」と居直った。
 「こんな奴を党員にしておいていいのか」と言うことで除名したという流れに何か疑わしい点があるのか。俺には「共産党の兵本除名」について何の疑念もありません。

参考

「拉致調査妨害」など事実無根/前参議院議員 橋本敦
 兵本君は、彼の除名そのものが、拉致問題調査への妨害だったといいたいらしい。とんでもない話だ。大体、彼は、九八年三月で定年を迎えていた。彼の活動をやめさせたければ、そこで退職させればよかったはずだが、実際には、私も、国会議員団事務局も、彼の半年間の定年延長を党本部に要請し、党本部もそれを了承した。拉致問題は除名とはまったく無関係なのである。
 問題は、この定年延長の間の九八年五月、『文藝春秋』の彼の一文でも引用しているとおり、彼が、赤坂の料理屋で警視庁警備公安警察官と会食し、彼の退職後の就職の斡旋(あっせん)について面接を受け、自分の採用を事実上依頼する対応をしたことだったのである。この点について、彼は「日本共産党らしい作為」だとかいろいろ弁明しているが、見苦しい限りだ。
 彼が、当時国会の同僚秘書に「退職後の身の上相談」としてもちかけた内容が重大だったので、事務局の織田優君らが兵本君に直接事情を聞くことになった。そこで彼が、積極的に語ったところによれば、公安警察官との「面接」の詳細は次のようなものだった。
『指定された料理屋に行った。案内した女性や仲居さんが、とても水商売の女性とは違い、婦人警官のようなしっかりした感じがし、警察庁の関係の料理屋という感じだった。案内された部屋で待っていると、現れたのは「四十五歳から五十歳くらいの、厚手の眼鏡をかけた、おとなしそうな大学教授風」の人物で、「警察庁警備局公安一課」という肩書きの名刺を出した。』
 兵本君はこの男と二時間近く会食し、兵本君の経歴などを男が知悉(ちしつ)していることを知らされて驚いたりしている。この会食の意味についても、兵本君は、「退職後の就職の斡旋であり、相手は政府の役人であり、拉致問題で政府の仕事に就ける人物かどうかの面接であったと理解している」と語っている。
 警備公安警察は、日本共産党対策を中心任務とする秘密政治警察の核心であり、日本共産党公安調査庁とともにその廃止を要求している。こういう警察官の「面接」を受け就職斡旋を依頼するなどということが、党員として許されないのは、当たり前ではないか。こうして兵本君は、定年延長期限が切れる八月末の直前に除名処分となり、秘書を罷免となっている。兵本君がその後、秘密政治警察など党破壊勢力の手先の役割を、手を変え品を変えて忠実に果たすに至っていることは、周知の事実だ。

フジテレビ12日夜放映「完全再現!北朝鮮拉致“25年目の真実”」/「ノンフィクションドラマ」をうたった番組は/日本共産党にかんする事実をどう偽ったか
 兵本氏の除名の真相は何か。橋本議員の質問は一九八八年三月、兵本氏の除名は十年後の九八年八月です。兵本氏は、九八年三月で定年を迎えていましたが、自分でも「九七年から九八年にかけて私は全国を駆け回り、拉致疑惑の解明のために全力を尽くした」(『文芸春秋』二〇〇二年十二月号)と語っているように、八八年の橋本質問以後も、国会議員秘書の一人として拉致疑惑の解明に継続的にとりくんでいました。その活動を党が妨害したことなど一度もありません。
 そればかりか、橋本議員と国会議員団事務局は、彼の半年間の定年延長を党本部に要請し、党本部もそれを了承したのです。「拉致問題」は除名とはまったく無関係です。
 問題は、この定年延長の間の九八年五月十八日、兵本氏が、赤坂の料理屋で警察庁警備公安警察官と会食し、彼の退職後の就職の斡旋(あっせん)について面接を受け、自分の採用を事実上依頼する対応をしたことです。
 このことは、党が一方的にいいだしたことではなく、もともと兵本氏が、当時国会の同僚秘書に「退職後の身の上相談」としてもちかけた内容が「離党」と警備公安警察官との仕事の相談という重大なものだったので、国会議員団事務局のメンバーが兵本氏に直接事情を聞いたところ、警備公安警察官との就職斡旋の面接の事実が明らかになったのです。
 警備公安警察は、日本共産党対策を中心任務とする秘密政治警察の核心であり、日本共産党公安調査庁とともにその廃止を要求しています。こういう警察官の「面接」を受け、就職斡旋を依頼するなどということは、党員と両立することではありません。しかも、兵本氏は、党からの指摘を受けながら、自己の行為を正当化し反省することをしませんでした。
 一九九八年八月二十日、日本共産党中央委員会統制委員会は、党規約にもとづき、重大な規律違反行為として、除名処分を決定し、兵本氏に通知しました。
 兵本氏は、除名された当初、警察庁警備公安警察官のことについては「政府関係者」とごまかしていました。しかし、『文芸春秋』昨年十二月号の日本共産党攻撃の一文では、除名のさいの「通知書」を引用して「これはいかにも作為に満ちた文書だ。第一に私が会ったのは警察官だけではない。その場には内閣官房や外務省の官僚もいた」と言い出しました。語るに落ちるとはこのことで、警察庁の警備公安警察官と会食し、警備公安警察がかかわる機構への参加を求められたことまで告白しているのです。
◆[除名通知書]
「あなたは、一九九八年五月十八日、赤坂の料理店『まき田』で警察庁警備公安警察官と会食し、自分の国会秘書退職後の『就職』のあっせんに関して『面接』をうけ、自分の『採用』を事実上依頼する対応をしています。これは、警備公安警察がかかわる機構にみずからが参加する意思を表明したものであり、日本共産党員として許されない行為です。しかも、あなたは、党からの指摘を受けながら、自己の行為を正当化し反省することをしませんでした。一九九八年八月二十日、日本共産党中央委員会統制委員会は、党規約にもとづき、重大な規律違反行為として、あなたの除名処分を決定しましたので通知します。」

北朝鮮拉致問題/事実ねじ曲げた公明党の党略的な攻撃に反論します
 公明新聞は、「共産党拉致問題に後ろ向き」などという理由に、兵本達吉・元日本共産党国会議員秘書の証言なるものをもちだしています。「拉致問題の解明に夢中になったことで、『党の指導部の逆鱗に触れ』、スパイ容疑を掛けられ、揚げ句の果てに党を除名されてしまった」というもの。
 しかし、この兵本証言そのものがウソですから、公明党共産党攻撃に根拠のないことを逆に証明するだけです。
 兵本・元秘書は、退職まぎわの一九九八年五月に、東京・赤坂の料理屋で警備公安警察官と会食し、退職後の就職斡旋(あっせん)を依頼していたことがわかり、日本共産党から除名されました。日本共産党などにたいし、違法な情報収集や謀略活動をおこなっている警備公安警察の関係者とひそかに会い、「就職」の斡旋を依頼することは、日本共産党員と両立しないからです。