今日の産経ニュース(1/11分)(追記あり)

立憲民主党逢坂誠二*1政調会長代行 政権交代の基盤作る年に
https://www.sankei.com/politics/news/190111/plt1901110023-n1.html
 政権交代と大言壮語する前にまずは安倍下野であり、そのための野党共闘でしょう。

・学校法人「森友学園」「加計学園」の疑惑も改めて追及しなければなりません。これは民主主義を揺るがす、行政の私物化ともいえる問題です。
護衛艦「いずも」の空母化改修を盛り込んだ「防衛計画の大綱」も重要です。
 これまで政府は専守防衛の観点から「攻撃型空母を保有できない」との見解を示してきました。いずもの空母化は従来の政府見解を逸脱しないのか。その整合性を問いただしていかなければなりません。

 全く同感ですね。まあできれば、はっきりと「いずもの空母化は憲法違反だ」といってほしいところですが。


■飲酒運転で再び逮捕の職員を懲戒免職 大阪・貝塚市
https://www.sankei.com/west/news/190111/wst1901110009-n1.html
 停職処分中に飲酒運転などすれば「最悪、免職もあり得ること」はわかっていたはずであり、もはやアル中でしょう。処分はやむを得ないとはいえ「アル中」という問題は全く解決してはいません。


■【主張】医学部不正入試 文科省は究明に責任持て
https://www.sankei.com/column/news/190111/clm1901110001-n1.html
 まあ究明してほしいとは思いますが文科省強制捜査権がないですからね。
 結局のところ「各大学の自浄作用」に期待し、それがなければ「大学相手の民事訴訟などで対抗する」しかないのかもしれません。

・平成25年度の医学部看護学科の入試では前理事長が国会議員からの依頼として特定の受験生を優遇するよう指示していたと認定した。医学科入試でも政治家からの依頼があったと指摘した。
・取材に応じた同大出身の前衆院議員は、謝礼や依頼の効果は否定したが、各地の卒業生らに頼まれ「10年ほど前から年2、3人を依頼していた」と証言している。

 「産経が実名を書かない」ということは「自民、公明の議員」なのでしょうね。
 ちなみにググったところ「同大出身の前衆院議員」とは、赤枝恒雄前代議士(自民党所属、医師)のようです。赤枝氏の他にそうした政治家がいるかはよく分かりません。
 しかし何も「究明」を求められるのは「文科省」「各大学」だけではありません。赤枝氏の所属していた自民党について「真相究明を求めない」あたり産経らしいひどさです。

参考

https://www.asahi.com/articles/ASLD04HL6LD0UTIL006.html
■朝日『赤枝前議員、東京医大に合格「依頼した」10年で20人』(貞国聖子)
・東京医科大の不正入試問題をめぐり、自民党衆院議員の赤枝恒雄氏(74)が31日、「10年ほど前から、約20人の同窓生の子の合格を臼井正彦前理事長=贈賄罪で在宅起訴=に依頼した」と朝日新聞の取材に答えた。赤枝氏は同大の卒業生で、同窓会の役員も務めており、「合格依頼が許されないとは思っていなかったが、今になってみれば募集要項で公にせず優遇するのはいけないと思う」と語った。
 東京医科大が設けた第三者委員会は29日に公表した最終報告書で、政治家から受験生に関する依頼があった可能性を指摘したが、個人名は挙げなかった。赤枝氏は第三者委から聞き取りをされていないという。
 赤枝氏によると、約10年前に同窓会募金委員長を務めるようになり、地方などを回って同窓生に会うことが増えた。その際、子どもが合格するよう口利きを求められ、臼井前理事長(当時は学長)に依頼するようになったという。赤枝氏が2010年に同大理事に就任、12年に衆院議員に初当選した後も続け、依頼した受験生は約20人に上る。臼井前理事長に電話で依頼した際は「紙に書いて送って」と言われ、受験生の名前や生年月日、親の職業や特徴などをまとめ、ファクスや手紙で伝えたという。
・赤枝氏は産婦人科医で「六本木の赤ひげ先生」として知られる。12年の衆院選自民党公認として立候補し、東京比例区から初当選。14年も再選したが、17年の衆院選では(ボーガス注:自民の公認が得られず)立候補しなかった。