「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年1/1分:荒木和博の巻)

謹賀新年・70年代から80年代(12月14日付大臣要請)【調査会NEWS3153】(R02.1.1): 荒木和博BLOG

 今年こそは楽器箱に入れてプライベートジェットに乗せてでも拉致被害者を連れて帰ることができるようにがんばります。

 勿論「ゴーン逃亡」についてのニュースをネタにした冗談ですが、俺が拉致被害者家族なら「馬鹿にしてるのか!」「ふざけんな!」と激怒してるところです。

 これからも必要なら北朝鮮は拉致をやるでしょう。
 拉致を矮小化して拉致問題が過去のことであるかのような情報を流すのはこの際全面的に見直ししてもらいたいものです。

 デタラメも大概にしてほしいですね。
 「拉致事件が起こったのが1970年代でも、北朝鮮から被害者が帰国できない限り拉致は現在進行形の犯罪だ。過去の出来事ではない」と言うなら一理あるでしょう。
 しかし荒木の特定失踪者認定のように「小泉訪朝で北朝鮮が拉致を認め、蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さんを帰国させた後の失踪にも北朝鮮の拉致がある」「今後(2020年以降)も北朝鮮が拉致をするかもしれない」だの言って「拉致は過去の問題ではない」というのは悪質なデマに過ぎません。
 もはや拉致をやる気がないからこそ北朝鮮は2002年の「小泉訪朝で拉致を認めた」。
 そして過去に北朝鮮が拉致を実行したことが2002年に北朝鮮自身によって認められたのに、その後も「北朝鮮工作員にだまされて拉致される人間がいる(そして捜査当局もそれを阻止も摘発も出来ない)」なんてことはあるわけもない話です。
 「今後も拉致があり得る」などというデマを救う会が垂れ流し、それを家族会が黙認する限り、北朝鮮は「仮に全員拉致被害者を帰しても、今後もありもしない北朝鮮拉致をでっち上げて因縁を付けるだろう。だから帰国させても何の意味も無い」と思い交渉意欲をなくすでしょう。と言うか、交渉意欲をなくさせることが救う会の目的ではないか。それで家族会は本当にいいのかと心底呆れます。
 拉致が解決しないのは救う会のデマを黙認する家族会の自業自得です。