常岡浩介に突っ込む(副題:米軍のイラン革命防衛隊幹部暗殺を美化する常岡)(2020年1月3日分)

 まあ、「米軍のイラン革命防衛隊幹部暗殺を美化する常岡」を「国際法上、合法か疑義がある」「イランの緊張を高めかねない政治的愚行」と言う評価から俺は批判しますが、今や常岡のインタビュー本「イスラム国とは何か」(2015年、旬報社)を出した高世が常岡について自ブログで全く触れなくなったのもよく分かります。
 おそらく高世の友人知人で今回の暗殺を常岡ほど諸手を挙げて美化する人間はいないでしょう。従って高世が下手に常岡を持ち上げると「高世さんってあんな野蛮な奴と付き合ってるの?」と高世が敬遠されかねない。そしてそんなリスクを犯してまで「無能*1な」常岡を持ち上げても高世にとって何のメリットもないと言うことです。

常岡浩介がリツイート
・とみ
 リクツよりも今起きている現実の虐殺、人道危機を止めるためには何を最優先にすべきかを言っています。

 常岡の類友らしい無茶苦茶さです。もちろん「空理空論をもてあそぶこと」は適切ではない。ただし一方で「国際法上、合法かどうかどうでもいい、ソレイマニを殺すことで救われる人間がいれば殺せばいい」というのは暴論でしかありません。既に書きましたがそれは「必殺仕事人」のような非合法テロの正当化でしかない。法治国家で許される類の考えではない。
 その理屈なら「安倍晋三モリカケ桜を見る会で明らかに公私混同している。生かしていても社会に害悪しか与えない。拳銃で射殺して何が悪い」「安倍が死ぬことで喜ぶ人間もいるはずだ」ということにもなりかねません。常岡と類友は安倍殺害が起こったら「義挙だ」と評価するのか。
 それとも常岡と類友的には「スレイマニは人殺しだから殺されても仕方が無い。安倍は人殺しまではやってないから殺すべきでない」になるのか。
 しかし、そのような言い訳をしたところで「ならばアメリカの軍事行使が違法なら、米軍幹部や米国政府幹部を問答無用で殺していいのか。それともあんたの主張はイランのような反米国家、あるいは後進国限定で適用か?」という批判は免れないでしょう。

常岡浩介 がリツイート
・Kazuto Suzuki
‏ イギリスのラーブ外相によるコメント。ソレイマニの脅威は認識していたが、彼が死んだことで、対立緩和するよう求める、更なる対立は誰の得にもならない、と素っ気ないコメント。有志連合にも参加する同盟国もソレイマニの死を祝福するつもりはないらしい。

 常岡もよく分からない男です。散々「スレイマニが死んで良かった」と言っていた常岡が「同盟国はスレイマニ暗殺について好意的でない」というツイートにリツイートする理由がさっぱり分かりません。

常岡浩介がリツイート
 やはり、この人は「尊敬する広河さん*2」と呼び続けただけのことはある。ソレイマニに虐殺された人々のために今まで一言でも声をあげたか?
伊藤和子*3
 国際法上明らかに違法な武力行使
 自衛権行使と認められない超法規的殺害でありイラクの主権を侵害している
 そもそも、イラク戦争後にイラク統治のためにシーア派を利用し増長させ、イランの介入を招いたのは米国。
 なんと身勝手で不遜な。
 これ以上中東を無茶苦茶にするな

 やれやれですね。伊藤氏の発言の是非は「その内容(今回は米軍批判)に限定して議論すべき」であって「レイプ、セクハラ疑惑発覚当初、伊藤氏は『私は広河氏を信じる』として甘い態度をとった」なんて関係ないことを持ち出すのは愚劣でしかない。
 なぜなら、第一に「伊藤氏の広河評価」と「伊藤氏の米軍批判」に何の関係性もないからです。

南京事件否定論者は河野談話も否定する奴が多い。なぜならどちらも戦前日本の戦争犯罪で彼らは戦前日本の非を認めたくないからだ
モリカケの問題性を否定する奴は桜を見る会の問題性も否定する奴が多い。なぜなら連中は安倍信者だからだ
・ロシアンゲートの問題性を否定する奴はウクライナゲートの問題性も否定する奴が多い。なぜなら連中はトランプ信者だからだ

などのような関係性はどこにもない。「広河信者(?)なら米軍に厳しくなるが、アンチ広河なら米軍に甘くなる」つう因果関係はない(まあ、伊藤氏は広河信者の米軍批判派、常岡はアンチ広河の米軍シンパかもしれませんがそんなことは一般化出来る話ではありません)。
 第二に「第一とかぶりますが」、「セクハラ疑惑発覚当初から広河氏に甘かった人間は軒並み今回の米軍を批判し、逆に広河氏に厳しかった人間は軒並み米軍を擁護してる」と言う事実などどこにも無いからです。
 第三にこの常岡の論理(ホニャララ氏にAと言う問題点があれば、Aに関係ないBも否定していい)なら

・常岡が「賠償金を払って和解し」事実上敗訴*4した西谷文和氏との訴訟を理由に「デマ中傷で裁判に負けるような奴の主張など信用できない」と常岡の主張を常に全否定してもいい
・「三越事件ガー」で三越社長・岡田茂の業績を全否定していい*5
・「ウォーターゲート事件ガー」でニクソン*6の訪中の意義を否定していい
・「ロッキード事件ガー」で田中角栄*7日中国交正常化の意義を否定していい
・「いわゆる三島事件ガー(三島はテロリストだ)」で三島小説の価値を全否定していい
・暴力事件や薬物使用など度重なる無法行為を理由に萩原健一の俳優としての業績を否定していい
オウム真理教から多額の金銭を受領し、「麻原は偉大な仏教家」とデタラメなおべっか言った過去があるからダライラマ一味の主張は問答無用で全否定していい
・「セクハラやレイプ(広河氏や矢野)、痴漢行為(植草)」を理由に広河氏や矢野暢*8元京大教授、植草一秀*9元早稲田大教授*10の主張を全否定していい。
・過去の窃盗行為を理由に高橋洋一*11嘉悦大学教授の主張を全否定*12していい
・「温暖化協定脱退ガー」「ロシアンゲートガー」「ウクライナゲートガー」などトランプの様々な問題行為を理由に今回のスレイマニ暗殺を否定していい*13
・「天下り斡旋で次官引責辞任ガー」「出会い系バー通いガー*14」で前川*15元次官の加計告発の信憑性を否定していい

などと主張することもオーケーになってしまいます。そんな馬鹿な話はない。常岡ですらそんな主張はしないでしょう(そもそも常岡はトランプについては「これはこれ、それはそれ」で「今回のスレイマニ暗殺は評価するがトランプの全てを評価はしない」としているわけですが)。ホニャララ氏の「Aと言う過ち」は批判するが「Bという主張については正当な物として評価する」なんてことは世の中いくらでもあるわけです。
 「常に間違った主張をしている人間」の方が珍しい。

常岡浩介がリツイート
・KaSuehiro
‏ 国が、というか政府が自国の虐殺をやめない時、外国が介入することを国際法違反だと言うなら、人々を守れない国際法の方が変えられなければならないんだよ。それがルワンダの教訓じゃないのか?

 やれやれですね。で、常岡らはどこまで考えてるのか。「イランと米国ががちで戦争になってもかまわない、だってスレイマニの虐殺をイラン中央政府は黙認していたから」と言う度胸があるのか。連中だと「本気で」、あるいは「売り言葉に買い言葉でやけくそで」そこまでいいそうですが、俺はそんな度胸はないですね。まあ、トランプ政権ですらそこまでの度胸は実はないでしょうが。
 「スレイマニを殺してもイランには何も出来ない」となめてるだけでしょうし、いずれにせよ「スレイマニを黙認していたイラン中央政府も同罪」として自分からイランに軍事攻撃を仕掛けていくことはさすがにしないでしょう。
 大体、米国がこんなことをするのは「反米国家認定したイラン」など特定国家に限られてるわけです。それを「正義の味方」のように描き出すのは明らかにおかしい。

常岡浩介
 実際にカタイブ・ヒズボラに攻撃を受け、多数の死傷者を出しているので、駐留を認められている以上、防衛のための武力行使は違反に当たりません

 以前攻撃を受けてるから「今攻撃を受けて無くても先制攻撃しかけていい」なんてことは法的に言えないと思いますけどね。
 しかも「ヒズボラを攻撃したら偶然そこにいたスレイマニを殺害することになった」んじゃなくて最初からスレイマニを殺す気満満の訳ですから。

常岡浩介
 「中国は一貫して国際関係における武力行使に反対だ」
 「国際関係における武力行使」にだけ反対なのね。
 自国内の暴力武力は不問。内政干渉大反対。
 自国内でウイグルチベット、香港で武力行使や拷問、弾圧、虐殺やってるのをよその国に邪魔されたくない*16からね

 常岡は非常識極まりないですね。中国が「スレイマニ暗殺は仕方が無い*17」と言う方が中東問題の解決に役立つと本気で思ってるのか?
 そして経済制裁や政治的非難ならまだしも人権擁護を理由に「スレイマニ暗殺」のようなこと(中国軍高官暗殺など)を中国相手にやらかすことが時と場合によっては正義だとでも言いたいのか。
 もはや常岡のやりたいことは「米軍のやることなすこと万々歳、反対する奴は反米で、イランなど反米国家の手先だ」という単純な「米国は正義の味方」と言う宣伝行為ではないのか。そしてそれは本心と言うより「それが常岡の飯の種」なんでしょうね。常岡はそういうのを喜ぶ連中を顧客(読者など)としているわけです。だからこそ常岡の「リツイート相手」に「そういうのを喜ぶ連中を顧客(読者など)とするウヨ・黒井文太郎」が頻繁に登場するわけです。本当に今も長崎放送勤務で社会部記者として警察裏金報道でもしていた方が良かったんじゃないですかね?。
 能力も無ければ、「武士は食わねど高楊枝」「盗泉の水は飲まない」という倫理観、覚悟もない常岡のような人間が「身の程知らずに」独立すると容易に「カネのために暴論吐くようになる」わけです。まあその結果、まともな人間からは相手にされてないのが常岡でしょうが。

常岡浩介
 (ボーガス注:米軍に)ビンラディンが殺害されたときも、「国際法違反」とか、「ビンラディンの人権が無視された」とか、「裁判にかけるべき」とかいう人たちがいたけど、その20年前からアフガニスタンは殺戮の土地だったわけで、米軍が侵攻するまでは一言も「殺すな」と言ってくれなかったのになぜ、と思いました。

 全然関係ないことを持ち出す辺り常岡は本当にバカです。問題は「ビン・ラディンスレイマニがいかに悪人だろうと問答無用で米軍が殺していいのか。それは法的、道義的、政治的に問題ではないのか」つう話であって、それに対し「ビン・ラディンスレイマニを擁護するのか」などと言い出すのは本気ならバカだし、詭弁でもレベルが低い。
 アメリカのイラク侵攻批判に「フセイン独裁を容認するのか」「そういうことを言うあんたは過去にフセイン独裁をどれほど批判してきたのか」と言うレベルの詭弁でしかない。

・常岡浩介*18リツイート
因幡のよっちゃん(CV・堀江由衣*19*20
‏ 米国による自衛権の行使か、あるいはイラク政府の同意があればそれに基づく合法な武力行使ですので、(ボーガス注:米軍のスレイマニ暗殺は)なんら国際法には違反しないですね。

 イヤー国際法学者でもない、得体の知れない御仁の「詳細な論文でもない簡単な100字ツイ」に「国際法のド素人」のくせに乗っかって「見ろ!。だから米国のスレイマニ暗殺行為は合法なんだ!*21」とは常岡も実に悪い意味で「おめでたい」「愉快な」男です。
 まあ俺も「国際法素人」なので断言はしませんが「自衛権の行使だから合法」と「イラク政府の同意があるから合法」では大分違いますよねえ。「何でもいいから正当化できそうな代物を全部あげてみました」感が否定できないんですが。
 しかし、「仮にテロリスト」でも米軍に攻撃を仕掛けてきたわけでもない人間を「過去に仕掛けたから」「今後仕掛けそうだから」でいきなり殺害目的で攻撃するのは自衛権行使とは言えないと思いますけどね。
 また「イラク政府の同意があるから合法」つうなら「シリア・アサド政権*22の同意があるから、シリア領内でのロシアの軍事力行使は合法*23」になりはしないのか。

常岡浩介
 ICPOに国際指名手配されたからといって送還されるとは限らないし、送還してもらえなかったら、手配依頼国が恥を掻くだけのような

 「どうせレバノンは引き渡さないんだからゴーンの国際指名手配など無駄、やる必要ない」と言いたげな常岡ですがその理屈だと「北朝鮮の拉致実行犯(おそらく北朝鮮にいる)の国際指名手配も、北朝鮮が引き渡さないから無駄、やる必要ない」んですかね。まあ、そこまで言えば論理一貫性もありますが、たぶん救う会や家族会が怖くて言えないんだろうな。

常岡浩介がリツイート
舛添要一*24
‏ ゴーンの逃走は日本の司法制度の根幹を揺るがし、国家の権威に関わる大問題なのに、政府から日本国民に何の説明もない。正月休みというのは言い訳にならない。官房長官が正式に会見し、現況を国民に伝えるべきではないのか。海外の情報に頼るしかないのでは、何のために政府があるのか分からない。ゴーン逃走劇について、日本政府から日本国民に対して、いまだ何の説明もない。国民にすら説明しないのだから、世界に対しては何も言っていない。これでは、最初から情報戦に負けている。

 珍しいことですが、俺が「人間としてほとんど評価してない愚人」舛添と常岡が正論を書いています。別に官房長官でなくてもいいでしょうが、政権としてきちんと説明はすべきでしょう。
 なお、俺個人は「舛添が片山(元妻)に酷いDVをやっていたらしい」と知ってからは「都知事時代に韓国学校への都有地貸与(ただし後任の小池が愚劣にも白紙撤回)を表明したこと」を割り引いても正直あの男にはあまり好感が持てません。もちろん都知事辞任に至った「カネの疑惑」と言う問題もあります。もちろん「裁判所お墨付きの名誉毀損ライター(西谷文和氏*25名誉毀損で訴えられたあげく、賠償金を支払う和解案(事実上の常岡敗訴)をのんだ)」常岡など全く評価していません。

参考

【安倍政権考】過去のDV被害を明かした片山さつき担当相、対策強化に注力(3/3ページ) - 産経ニュース
 片山氏は2月の記者会見などで「自分の体験としてDVを知っている」と明かした。過去にDVで精神的に追い込まれた経験があったが、ある女性弁護士の支援を受けて立ち直ったという。「DVから駆け込む先があり、その場所でどのような支援ができるかによって、人生は180度変わる」と語っており、思い入れは強い。

 片山にここまで言われて「名誉毀損だ」などとまともに反論できないのだから事実なんでしょう。

*1:イスラム国とは何か」以降、「ググった限りでは」常岡には著書が何もありません。常岡の個人ブログThe Chicken Reportsも2019年11月を最後に全く更新されていません。「著書が多ければいい」「ブログ記事が多ければいい」つう話でもないですが、この業績の少なさはやはり異常でしょう。まともに仕事してれば数的にもそれなりの業績ができるはずです。「数は少ないが質はいい」なんてのは多くの場合、ただの言い訳ですし常岡の場合もそうでしょう。

*2:著書『パレスチナ(新版)』(1991年、岩波新書)、『中東共存への道:パレスチナイスラエル』(1994年、岩波新書)、『チェルノブイリから広島へ』(1995年、岩波ジュニア新書)、『裁かれる薬害エイズ』(1996年、岩波ブックレット)、『薬害エイズの真相』(1996年、徳間文庫)、『チェルノブイリ報告』(2002年、岩波新書)、『福島 原発と人びと』(2011年、岩波新書)など

*3:著書『誤判を生まない裁判員制度への課題:アメリカ刑事司法改革からの提言』(2006年、現代人文社)、『人権は国境を越えて』(2013年、岩波ジュニア新書)、『ファストファッションはなぜ安い?』(2016年、コモンズ)、『なぜ、それが無罪なのか!?性被害を軽視する日本の司法』(2019年、ディスカヴァー携書)など

*4:常岡はあれこれ言い訳しますが敗訴以外何物でもないし、西谷氏に敗訴後はツイッターで彼について見事なまでに悪口しなくなったことも「事実上の敗訴」の証明です。

*5:岡田はおごりたかぶり背任事件を起こしたとは言え、デパート経営者としての才能があったことは否定できないでしょう。

*6:アイゼンハワー政権副大統領を経て大統領

*7:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て主将

*8:著書『「南進」の系譜』(1975年、中公新書)、『日本の南洋史観』(1979年、中公新書)など

*9:著書『金利・為替・株価の政治経済学』(1992年、岩波書店)、『現代日本経済政策論』(2001年、岩波書店)など

*10:広河氏らが表舞台で活動できなくなったことは「彼らの無法への懲罰」に過ぎず「彼らの過去の主張が間違い」と言う話ではありません。学問的見地だけで言えば矢野や植草はそれなりに評価されていたでしょう。

*11:著書『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』(2008年、文春新書)、『さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別』(2010年、講談社プラスアルファ文庫)、『日本経済のウソ』(2010年、ちくま新書)、『この金融政策が日本経済を救う』(2011年、光文社新書)、『この経済政策が日本を殺す:日銀と財務省の罠』(2011年、扶桑社新書)、『「借金1000兆円」に騙されるな!』(2012年、小学館101新書)、『こうすれば日本はもの凄い経済大国になる:安倍内閣と黒田日銀への期待と不安』(2013年、小学館101新書)、『儲かる五輪:訪れる巨大なビジネスチャンス』(2016年、角川新書)、『朝鮮半島終焉の舞台裏』(2017年、扶桑社新書)、『「官僚とマスコミ」は嘘ばかり』(2018年、PHP新書)、『財務省を解体せよ!』(2018年、宝島社新書)、『韓国、ウソの代償:沈みゆく隣人と日本の選択』(2019年、扶桑社新書)など

*12:もちろん高橋の「モリカケ桜を見る会」での無茶苦茶な安倍擁護や「異常な嫌韓国主張」は批判されて当然ですが。

*13:そんな関係ないことを持ち出さなくてもスレイマニ暗殺はそれ自体違法で不当だと俺は思っています。

*14:読売が官邸リーク情報で仕掛けた謀略ですが、文春記事によって完膚なきまでに「問題など無い」と否定され、読売側はぐうの音も出なかった(そして読売に「安倍御用新聞」と言う評価が定着した)という読売にとって悲惨な結果に終わりました。

*15:著書『これからの日本、これからの教育』(共著、2017年、ちくま新書)、『面従腹背』(2018年、毎日新聞出版)、『前川喜平「官」を語る』(共著、2018年、宝島社)、『前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る:高校中退・夜間中学・外国につながる子ども・LGBT・沖縄の歴史教育』(共著、2018年、明石書店)、『前川喜平が語る、考える。:学ぶことと育つこと、在日とアイデンティティー、あなたと私。』(共著、2018年、本の泉社)、『ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題』(共著、2019年、集英社)など

*16:この常岡の物言いは「「スレイマニ暗殺」のようなこと(中国軍高官暗殺など)を中国相手にやらかすことも場合によっては正義だ」と言っているとしか理解できないでしょう。常岡が引用する文章において中国は「国際関係における武力行使に反対」しているのであって「内政干渉武力行使以外の経済制裁や政治的非難を含む)に反対」ではありませんので。

*17:まあそんなことは言わないでしょうが。米国が中国高官相手にあんなことしたら中国にとって迷惑ですし、米国を擁護してイランを敵に回す利益もないでしょう。

*18:著書『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

*19:1976年生まれ。声優、歌手。1995年、声優事務所アーツビジョンの新人オーディションを受験し合格。1997年、ゲーム『ボイスファンタジア 失われたボイスパワー』のナスティ役で声優デビュー。1998年、『鉄コミュニケイション』のハルカ役でテレビアニメ初主演。同時に主題歌も担当し、ポニーキャニオンよりデビューシングル「my best friend」をリリース。2010年、第4回声優アワード助演女優賞を受賞(ウィキペディア堀江由衣』参照)

*20:こういうのが面白いと思える人間の気は俺には分かりません。声優さん(この場合、堀江さん)に失礼ではないのか。

*21:なお、お断りしておけば勿論合法であること(違法でないこと)は適切であることを必ずしも意味しません。

*22:アサド政権をどう評価しようとも、国連に議席があり世界各国と国交がある正統政府は現時点ではアサド政権です。

*23:アンチロシア、アンチアサドの常岡らは勿論そう言う立場ではありませんが

*24:第一次安倍、福田、麻生内閣厚労相都知事を歴任

*25:著書『オバマの戦争』(2010年、せせらぎ出版)、『後藤さんを救えなかったか』(2015年、第三書館)、『戦争のリアルと安保法制のウソ』(2015年、日本機関紙出版センター)、『「テロとの戦い」を疑え』(2017年、かもがわ出版)、『戦争はウソから始まる』(2018年、日本機関紙出版センター)、『西谷流地球の歩き方〈上〉』(2019年、かもがわ出版)、『こんなものいらない! 消費税、戦争、そしてカジノ』(2019年、日本機関紙出版センター)など