今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年1月4日分)

朝鮮労働党中央委員会総会(朝鮮中央通信報道)|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ
 概ね小生の見方と一致しているので共感できます。
1)北朝鮮は「米国がいつまで経っても体制保証の約束をせずにはぐらかしてること」にいらつき「対抗措置(核抑止力の強化)」を示唆していますが
2)それはあくまでも交渉を有利に展開することが目的であるため、現時点では「米日韓中露」の動向を見ているところだと言うことですね。
 対抗措置はあくまでも「交渉を有利にするため」なので「最善のタイミング」で「最善の対抗措置」を執る必要がある。
 また、浅井先生も指摘しているところですが、北朝鮮にとって「望ましくない展開」は米朝外交が大統領選の争点となったあげく「トランプが再選される」にせよ、民主党が勝利するにせよ、「次の大統領」がアンチ北朝鮮になること(特に交渉路線を否定して軍事対応を強めること)でしょう。
 その意味では浅井先生も指摘するように米国民の反北朝鮮感情を助長するとまずいので「下手に対抗措置をとれない」面もあります。まあ当面は北朝鮮も「米日韓中露」の動向を様子見でしょうね。