「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年1月18日分:高英起の巻)

「顔面を真っ赤にして激怒」金正恩氏、国内ナンバー2を処刑か(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 韓国紙・東亜日報の敏腕記者で、脱北者でもあるチュ・ソンハ氏が自身のブログ*1で、かつて北朝鮮の「ナンバー2」と見られていた黄炳瑞(ファン・ビョンソ)*2元軍総政治局長が処刑された可能性が高いと伝えている。


「女性芸能人処刑」責任者までも抹殺した金正恩氏の冷酷無比(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース

 韓国紙・東亜日報の敏腕記者で、脱北者でもあるチュ・ソンハ氏が自身のブログ*3で、北朝鮮の金元弘(キム・ウォノン)前国家保衛相が昨年5~6月頃に処刑されたと伝えている。

 金元弘処刑や黄炳瑞処刑が確定的事実であるかのように書く高ですがもちろんそんな保証はどこにもありません。
 北朝鮮はそんな発表をしていませんし、韓国政府や「韓国主要メディア」もそんなことは発表していない。
 つまりは現時点では金元弘処刑説、黄炳瑞処刑説は眉唾物ですし、過去に「処刑説」が流れた人間が、表舞台に姿を現したこと(つまり単なる左遷にすぎなかったとみられること)はいくらでもあります。
 高の場合も、「高が処刑説を主張した人間が生きて現れたこと」が過去にある(たとえば「キム・ヨンチョル粛清・キム・ヨジョン謹慎説」を振り返る;『労働新聞』に照らして読めばこそ最初から明らかだった『朝鮮日報』誤報: 白頭の革命精神な日記参照)のによくもまあ未確認情報を確定的事実のようにかけるもんです。
 それは
1)高が未確認情報について「十分裏をとった上で書こうとする誠実さ」がない
2)高が相手にしている読者は、アンチ北朝鮮言説なら、内容が間違っていようが喜んで読む類のバカ
ということを意味しています。つまりはまともな人間は高など相手にしてないと言うことですね。

*1:東亜日報の記者なのに「所属する東亜日報に記事として書かない(書けない?)」で自ブログに記事掲載という時点で「眉唾物」でしょう。

*2:朝鮮労働党組織指導部第一副部長、北朝鮮国務副委員長、朝鮮人民軍総政治局長など歴任

*3:東亜日報の記者なのに「所属する東亜日報に記事として書かない(書けない?)」で自ブログに記事掲載という時点で「眉唾物」でしょう。