今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年1月22日分)

日本から韓国への旅行者 去年は11%増 7年ぶり300万人超 | NHKニュース

 去年1年間、韓国を訪れた日本からの旅行者は、前の年より11%増え、7年ぶりに300万人を超えました。一方、10月から12月は、3か月連続で前の年を下回り、日本と韓国を結ぶ航空路線の運休や減便が影響したとみられています。
 日本からの旅行者が300万人を超えたのは2012年以来7年ぶりです。
 これについて韓国観光公社は、円高基調だったことや、景色のよい場所などいわゆる「インスタ映え」する場所が多いなどとして若い世代を中心に韓国旅行の人気が高まったことが影響したと分析しています。
 一方、日本からの旅行者の数を月ごとにみますと、上半期はすべての月で前の年の同じ月と比べて20%以上増加しましたが、下半期は伸び率が鈍化し、去年10月以降は3か月連続で前の年を下回りました。
 これについて韓国観光公社は、去年7月、日本政府が韓国向けの輸出管理を厳しくして以降、日本を訪れる韓国人が大幅に減り、それに伴って日本と韓国を結ぶ航空路線の運休や減便が相次いだことなどが影響したと分析しています。

 ということで安倍の嫌韓国は「訪韓する日本人観光客」については「影響ゼロではないものの」、大きな影響はなかったようです。素直に喜びたいと思います。


カワイイ韓国、若者の憧れに 第3次ブームが呼ぶ消費:朝日新聞デジタル

・都内の大学生、渡辺愛佐さん(22)は、SNSで韓国の一般の女子を参考にする。
・KポップガールズグループのTWICE*1などの影響で、下まぶたや髪の毛をキラキラさせるのがはやっているという。顔立ちが似ていてマネもしやすい。
・韓国に憧れるのは「自分にとって新しい世界だし、かわいいから」。中学生のころ、KポップのKARA*2や少女時代*3の「ダンスがキレキレで完璧な姿」にひかれた。
・いま、「第3次韓流ブーム」が来ていると言われる。2003年にドラマ「冬のソナタ」の放送で始まった1次は40代以上の女性、2010年前後に少女時代やKARAなどKポップで盛り上がった2次は主に10~20代女性に広まった。
 韓国カルチャーに詳しいライターの桑畑優香さんによると、3次は2017年ごろからで、SNSを通じて感度の高い若者に拡散。TWICE好きの小学生や、世界的に人気のBTS防弾少年団*4)の影響で10代男性にも広がっている。

 こうした韓国ブームと「安倍の嫌韓国(ホワイト国除外)」が両立する状況には複雑な思いを禁じ得ませんが、こうしたブーム自体は悪いことではないでしょう。

*1:2015年に韓国で結成された韓国人5人、日本人3人、台湾人1人の9人で構成された多国籍のアイドルグループ。2017~2019年まで3年連続でNHK紅白歌合戦に出場(ウィキペディア『TWICE』参照)。

*2:2007年3月デビュー、2016年活動休止(事実上のグループ解散)。日本におけるK-POPブームの火付け役として知られ、NHK紅白歌合戦(2011年)にも出場した(ウィキペディア「KARA」参照)。

*3:2007年8月にデビュー。2010年に『第52回日本レコード大賞』で新人賞、『第25回日本ゴールドディスク大賞』でニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)を受賞。2011年には紅白歌合戦に出場(ウィキペディア『少女時代』参照)

*4:2013年6月にデビューした韓国の男性ヒップホップグループ。2018年に韓流の普及に貢献した功績により、韓国政府から史上最年少で花冠文化勲章を受章(ウィキペディア防弾少年団』参照)