今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年2月24日分)

〈幼保無償化〉不平等を看過せず救済措置を/各地弁護士会が相次ぎ声明、意見書公表 | 朝鮮新報
 各地の弁護士会声明に全く同感なので紹介しておきます。なお、幼保無償化については排除されてるのは朝鮮幼稚園だけでなく、外国人幼稚園全てが排除されていることを指摘しておきます。「外国人差別」以外の何物でもないと思います。


拉致被害者地村保志さん証言、教材に
 そんな学習教材を「小泉訪朝から17年も経って」つくって何の意味があるのかと心底思います。税金の無駄遣いじゃないか。


蓮池薫さんが神戸で講演 拉致問題の全面解決訴える | サンテレビニュース

 蓮池さんは市民などおよそ420人を前に「北朝鮮は自国の経済を立て直すため、朝鮮半島を植民地にした日本から賠償金を得ようとして拉致を行った」と話し

 言ってる意味がさっぱり分かりません。拉致と「植民地支配に対する賠償金」と何の関係があるのか。拉致の目的は「拉致した日本人を工作員にしたい」とか「拉致した日本人になりすまして、北朝鮮工作員が韓国に密入国」とかではないのか。
 「北朝鮮に賠償金(経済支援など名目が賠償金でない場合も含む)など払いたくない」というウヨ連中に媚びてるのかと疑いたくなります。記事が事実ならば、もはや蓮池薫氏は講演などしない方がいいのではないか。

 講演会の収益は聴覚障害者のための福祉施設の建設などを目指す取り組みに役立てられるということです。

 そうした取り組みをやるなとは言いませんが「聴覚障害者の講演」ならともかく拉致の講演で何でそんな話になるのかさっぱり分かりません。


[インタビュー]「冷戦を経験したドイツの元老教授が『北朝鮮交流』を熱裂に支援」(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース

・1月に金日成(キムイルソン)大学の学生12人が3週間、ベルリン自由大学の季節学期プログラム(夏休みや冬休みの間に行われる短期集中授業)に参加した。
 このプログラムを主導したベルリン自由大学韓国学科長のイ・ウンジョン教授(55)に会った。
「2011年に金日成大学から自由大学と交流協定(MOU)を締結しようという提案が入ってきました。それで私が2015年に両大学の協力を打診するために平壌(ピョンヤン)に行きました」。
 2015年までにドイツ連邦議会、大統領、外務省の全てが両大学の協力を支持したが、翌年の北朝鮮の第2次核実験により事情が変わったという。対北朝鮮制裁が強化され、両大学間の交流協定締結も持ち越された。
 そして2年後に機会が来た。平昌(ピョンチャン)五輪を契機に両大学間の交流が再開されたのだ。
 一昨年の訪朝の時、ちょうど金日成大学の独文学科の教授たちが「学生たちにドイツ現地語学研修をさせたい」と提案したという。
 「金日成大学独文学科にドイツ人教授がいないのです。2016年の北朝鮮核実験以後、ドイツが強力な対北朝鮮制裁を課してドイツ文化院も門を閉じました。4年前からドイツと北朝鮮の交流が全て中断された状態だったのです。ドイツ語教習の資料もなく、新たに出たドイツ文学作品も読むことができなかったとのことです」。
 イ教授は言葉を続けた。
 「金日成大学独文学科であれば外交官や専門通訳になる人々です。いい財源じゃないですか。ドイツ語学習が難しい状況は、結局ドイツ側から見れば損害ですよ」
 彼女は今回のプログラムについて、ドイツ政府側の反応も良かったとし、金日成大学の学生の招請プログラムを定例化するつもりだと言った。南北関係情勢と関連なしに持続可能なプログラムを運営するということだ。
 「政治的変化とは関係なく交流の窓を開いておくことができる場所は大学しかないです。自由大学の元老教授たちがおっしゃるんです、自由大学がこの役割を果たさなければ誰がするのかと。ドイツで私を指導した教授たちは、冷戦を経験した方々です。この方々が心から熱烈に支援してくださっています。『誰が何と言っても揺らぐな、すべき仕事をすることだ』とおっしゃってくださいました」

 こうした文化交流が発展してほしいと強く思います。