今日の産経ニュースほか(2020年3月8日分)

ブルネイのイスラーム法吉野文雄

 イスラームを国教とするブルネイでは、昨年シャリーア(イスラーム法)が厳格に適用されるようになり、同性愛行為を行った者には去勢を行うことまでが罰則として適用されるようです。「ようです」というのは、実態がなかなかつかめないという意味です。

 中国や北朝鮮相手には「人権ガー」というウヨ連中もこういうのは黙認するわけです。まあブルネイ共産国でも「悪の枢軸byブッシュ」でもないですからね。

 先日、ジュディ・ガーランドの生涯を描いた映画「ジュディ 虹の彼方に*1」を見ましたが、同性愛の男性カップルが、イギリスでは1967年まで同性愛行為は罰せられていたと語る場面がありました。

 なお、これについてはジュディ・ガーランドはLGBTに理解のある人間だった(レインボー・フラッグは彼女の歌からだし、彼女自身もバイセクシャルだったらしい) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を紹介しておきます。

 コンピュータを開発したアラン・チューリングの生涯を描いた映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密*2」でも、(ボーガス注:1954年において)ゲイの主人公が懲役かホルモン注射かを選ぶ場面がありました。

 従って

https://twitter.com/shiikazuo/status/1218541788719284224
志位和夫
 大会の最終日、綱領改定にかかわる全党討論で出された意見を踏まえ、1970年代に「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛について性的退廃の一形態とのべたことについて、「当時の党の認識が反映したものであり、間違いであったことを大会の意思として表明したい」と報告いたしました。

ということで「1970年代において日本共産党の同性愛認識に問題があった」としても、ある意味「仕方がない」わけです。

 半世紀ほど前まで同性愛行為を禁じていた国々の人々が、今それを厳格に禁じるようになったということで、ブルネイを批判しています。人権NGOのホームページで、ブルネイに法施行の撤回を求める記述を読むと、少し複雑な気持ちになります。
 学生にこの話をしたところ、ある学生は、ブルネイは世界人権宣言に署名しているはずだから、いかにイスラーム国とはいえ、同性愛行為を罰することはまかりならぬと話しました。
 もう少し稚拙な見解ですが、今やLGBTの権利を認めることは世界の潮流だから、ブルネイもそれに従うべきであると話した学生もいました。

 まさかとは思いますが、吉野はブルネイを擁護する気でしょうか?。「ブルネイは世界人権宣言に署名しているはずだから、いかにイスラーム国とはいえ、同性愛行為を罰することはまかりならぬ」も「LGBTの権利を認めることは世界の潮流だから、ブルネイもそれに従うべき」も正論だと思うのですがね。
 つうか「昔はお前らも酷いことしてたろ!」つうなら「中国のチベットウイグル問題」も「米国のインディアン問題」「英国のアイルランド問題」「日本のアイヌ問題」を持ち出してチャラにできますしねえ。

参考

アラン・チューリング(1912~1954年、ウィキペディア参照)
 1952年、同性愛の罪(風俗壊乱罪)で警察に逮捕され、保護観察の身となり、転向療法として女性ホルモン注射治療を受ける。1954年に41歳で死去。検死によると、青酸中毒による自殺。2009年9月10日、首相のゴードン・ブラウンが、政府によるチューリングへの扱いについて、公式に謝罪した。その後、2012年に英国貴族院に正式な恩赦の法案が提出され、2013年12月24日にエリザベス2世女王の名をもって正式に恩赦が発効した。キャメロン首相は、彼の数学者としての業績をたたえる声明を発表した。

レネー・ゼルウィガーが熱演! 「ジュディ虹の彼方に」の映画評は? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 (ボーガス注:2020年)3月6日から全国公開される「ジュディ・虹の彼方に」。歌唱も含め、ジュディ・ガーランドを全身全霊で演じたレネー・ゼルウィガーは、アカデミー賞をはじめほとんどの主演女優賞を総なめにした。
 かつて映画「オズの魔法使」で一躍スターダムに駆け上がり、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディ・ガーランドレネー・ゼルウィガー)が、窮地に立たされていた。1968年、度重なる遅刻や無断欠勤で映画出演のオファーも途絶え、今では地方巡業で生計を立てているのだが、住む家もなく借金は膨らむばかり。そこで彼女は、まだ幼い娘と息子をやむなく元夫に預け、ロンドンのクラブに出演するため独りで旅立つ。
 イギリスではまだまだ人気も健在で、一流エンターテイナーとして観客を魅了するジュディ。ショーは大盛況だったが、子供たちの心が離れていく恐れから、ついには舞台でも失態を犯してしまう。
 本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)
渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
 晩年の話といっても、まだ47歳だったなんて悲しすぎる。夢の製造工場ハリウッドに酷使されながら世界中のファンに深い感動を残した悲惨なアイドルを描く物語は、ゼルウィガーの超一級の歌唱力と表現力でもっている。
大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
 厳しく管理された子役時代と結びつけられることで、心身ともに疲れ果てた晩年の姿がより痛々しく見えると同時に、クライマックスの感動が深まる。レネーが漂わせる悲壮感、圧巻のパフォーマンスはオスカーに相応しい。
◆LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
 最初はレネーだとは気づかないかも!と思いながらも、(ボーガス注:ジュディが死去してから時間がたった今、アカデミー受賞映画とは言え、米国ならともかく日本で)どれだけの方がジュディ・ガーランドに興味あるのか心配。一人の子役の人生を潰した大人たちに呆れた。でもこれはあの頃のショービズ。ずっと語り継がれてほしい。
わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
 ゼルウィガー渾身の演技がとにかく輝いている。この役が俳優にとって僥倖なのがよく分かる。伝記映画で限られた期間を描くことで対象の人生の照射に見事成功。ジェシー・バックリーという新しい才能とも出会える良作。

◆ジュディ 虹の彼方に(ウィキペディア参照)
 2019年公開のアメリカ映画(日本公開は2020年3月)。
◆概要
 ジュディ・ガーランドの伝記映画。主演のレネー・ゼルウィガー*3はアカデミー主演女優賞を受賞。
◆あらすじ
 ジュディ・ガーランド(1922~1969年)は『オズの魔法使』(1939年)でハリウッドのスターダムへと駆け上がったが、次第に薬物依存や神経症に苦しめられるようになり、そのことがキャリアにも暗い影を落とすようになった。1960年代後半には家賃の工面にも難儀するほどの苦境に陥っていた。
 1968年、ジュディはロンドンで5週間にも及ぶ連続ライブを敢行することになった。当初、精神的にボロボロになっていたジュディは舞台に立つことすら危ぶまれていたが、必死の思いで何とか一日目をやり通すことができた。舞台に上がった瞬間、ジュディは往時の輝きを取り戻して圧巻のパフォーマンスを披露したのである。
 本作は最晩年のジュディに焦点を当て、彼女の知られざる苦悩、子供たちへの深い愛情、ミッキー・ディーンズ(ジュディの5番目かつ最後の夫)との恋を描き出していく。

ジュディ・ガーランド(1922~1969年、ウィキペディア参照)
 1939年にミュージカル映画オズの魔法使』で主役ドロシーに大抜擢され、アカデミー子役賞を受賞、人気スターとなる。
 1941年に作曲家のデヴィッド・ローズ(最初の夫)と結婚したが、1943年に離婚。その後、神経症と薬物中毒の影響が表面化し始め、撮影への遅刻や出勤拒否を繰り返すようになる。1947年に『踊る海賊』の撮影があったが、130日余の撮影中に36日しか姿を見せていない。撮影後にジュディ自身が「私の最初の精神病院入院」と呼ぶサナトリウムへの長期入院を余儀なくされ、また、自殺未遂事件を起こす。以降、度々薬物治療のための入退院を繰り返すこととなる。
 1949年に映画『アニーよ銃をとれ』の撮影中に錯乱状態に陥ったジュディはアニー役から下ろされてしまう。
 1950年公開の『サマー・ストック』(日本未公開)の撮影時、以前と比較して20ポンド(約9キロ)も太り、撮影をまたも振り回した。ジュディは結果的にダイエットを成功させたものの、業を煮やしたMGMはジュディを解雇。ショックを受けた彼女は再び自殺未遂事件を起こし、翌1950年に映画監督ヴィンセント・ミネリ*4(2番目の夫、女優ライザ・ミネリ*5の父)と離婚。
 1954年、ワーナー・ブラザースで撮影された『スタア誕生』で久々の映画出演を果たす。この作品は大ヒットし、ジュディはアカデミー主演女優賞にノミネートされた。しかしワーナーは、彼女の撮影中の遅刻や出勤拒否、それに伴う制作費の増大を問題視し、彼女の受賞のための宣伝や根回しを一切行わなかったほか、授賞式前に「彼女ではもう二度と映画は撮らない」と宣言した。結局、主演女優賞は『喝采』のグレース・ケリー(後に引退しモナコ公国の公妃)が受賞し、ジュディの受賞はならなかった(ただし、ゴールデン・グローブ賞で最優秀女優賞を受賞した)。アカデミー受賞を逃した失意により、彼女の私生活は再び荒れはじめ、数度の自殺未遂を起こしている。
 1961年、彼女は7年ぶりに映画『ニュールンベルグ裁判』に出演。この作品でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
 だがその後、薬物中毒と神経症はさらに悪化。1969年6月22日に滞在先のロンドンで、睡眠薬の過剰摂取にてバスルームで死去。自殺説もある。47歳だった。
 彼女には莫大な収入があったがその大半を浪費しており、埋葬の費用にも事欠いたという。長女のライザ・ミネリは、「母はハリウッドが大嫌いだった」「母を殺したのはハリウッドだ」と発言し、ハリウッドではなくニューヨークで葬儀を執り行い、ニューヨーク郊外の墓地にジュディを埋葬した(2017年になって遺族の意向によりハリウッドへ墓所が移されている)。
LGBT運動への影響
 ジュディは1960年代のアメリカで同性愛者に対して理解を示していた数少ない著名人の一人だった。ジュディ自身もバイセクシュアルだったとされる。そのため彼女の死のニュースは、当時の同性愛者のコミュニティに大きな動揺をもたらした。史上初の同性愛者による暴動「ストーンウォールの反乱」は、ジュディの葬儀が行われた教会付近で葬儀翌日に起きており、彼女の死によるコミュニティ内でのショックが影響したとも言われている。こうした経緯から、ジュディは同性愛者にとって象徴的な存在となった。現在「レインボー・フラッグ」が同性愛解放運動の象徴として用いられるのは、彼女が『オズの魔法使』で歌った「虹の彼方に」から由来している。また「ドロシー(=ジュディ)の友達」はスラングで「同性愛者」を指すことがある。


つくる会関係のツイート

新しい歴史教科書をつくる会【公式】がリツイート
◆能川元一
 朝日の記事も「教科書会社は今後、慎重な記述が申請当初から求められることになりそうだ」としています。再申請が可能なら、最初の申請では思い切った記述を試み、調査官がどこまで許容するかを手探りすることが出来ますが、(ボーガス注:今回のつくる会不合格のような再申請を認めない一発不合格なら)それが不可能になるからです。
以上です。

新しい歴史教科書をつくる会【公式】がリツイート
◆C4植物優秀wwP
 事の本質は『検定制度に問題がある*6』という点であり、『つくる会の教科書だったから不合格』ではありません。
 いつもは躍起になって考えてる「もしも自分達の支持する界隈で同じ結果だったなら*7」を考えられないんですかね?*8
 賢い左翼*9はきちんと『検定制度の問題』の方を見ています

 俺から言わせれば、これらの物言いは「はあ?」ですね。歴史教科書として評価してない上に、「支援したからといって、そのことを恩義に思って恩返ししてくれるわけでもないつくる会」の教科書が不合格になろうと知ったことじゃありませんが(まあ「一発不合格はいかがな物か」程度なら賛同してもいいですが、それ以上、つくる会なんぞ擁護する気はありませんね)。「つくる会教科書の不合格」批判はあの教科書を支持するウヨ連中がやれば宜しい。
 つくる会を評価しない俺のような人間が何で「つくる会不合格は不当だ」なんて言う必要があるのか。いやそもそも本当に「不当」なのか。
 別記事でも書きましたが、俺は「仁徳天皇陵に葬る」「中国建国当時は連立政権」「坂本龍馬大政奉還に関与したかどうかは疑問」は全て文科省意見の方が正しいんじゃないかと思いますよ。
 むしろ「今まで合格していたこと」の方が不当ではないのか。
 いわゆる「ニーメラー理論(ナチス共産党を攻撃したとき云々)」を持ち出す輩(早川氏、能川氏)もいるようですが今回は「学び舎」の教科書が不合格になったときに抗議運動をすれば必要十分でしょう(つうかニーメラー理論を持ち出すならつくる会擁護(?)なんぞより「安倍の反共暴言」でも批判してほしいもんです。安倍の反共暴言「共産党は暴力革命を放棄してない」はもろにニーメラー理論該当案件じゃないですか?)。
 別にそう言う「つくる会&学び舎」への態度が党派的で薄汚いとは俺は全く思いません。
 つくる会のような薄汚い連中に、変な「公平主義」をとる必要は全くないでしょう。こういうときに使う言葉が魯迅の名言「フェアプレイははまだ早い」「水に落ちた犬は叩け」だと俺は思います。薄汚いつくる会の連中が酷い目に遭おうとも自業自得でしかない。

新しい歴史教科書をつくる会【公式】がリツイート
六衛府
 自分が驚いたのは『新しい歴史教科書』が検定不合格になったことを問題視した人々に左の方が多かったこと。当然だがこのような人々は世の中を均衡して見ることのできる方々で、バカ左翼ではない。つまり教科書内容には賛同していないが、教科書が(ボーガス注:違法の疑いもある恣意的な手続きで?)検定不合格になったこと自体に危機感を感じているのだ。

 確かに「能川元一氏*10」、「早川タダノリ氏*11」などは批判的なようですが、別に多くはないと思いますけどね。それにしても、こういうときだけ「早川や能川だって検定意見を批判してる!」て恥知らずというか、なんというか。
 なお、俺はこのウヨツイートが言う「バカ左翼」「世の中を均衡して見ることのできない方々」、平たく言えば「自由社版・つくる会教科書など存在してはならないと思う人間」「消えてなくなるなら諸手を挙げて喜びたい人間」なんで素直に「ざまあみろ!」と喜んでますよ。
 これを契機に「育鵬社教科書」も不合格になれば万々歳だし、合格になっても「自由社が不合格で、育鵬社が合格って恣意的な手続きじゃないのか!」と安倍批判できるから実にありがたい。


【新聞に喝!】感情でなく理性に響く主張を 京都大学霊長類研究所教授・正高信男 - 産経ニュース
 タイトルだけ見ればまともそうですが本文を読むと呆れます。「モリカケ桜を見る会での安倍批判は言いがかりで理性的でない!」「理性的な批判(政策批判?*12)ができないから野党は言いがかりをするのだ!」と強弁するのだから恐れ入ります。


新型コロナ 米メディア、「武漢コロナ」と呼び起源を明確化 古森義久 - 産経ニュース
 産経はどんだけ反中国なのか、と言う話ですね。
 「武漢ウイルス」と呼ぶことはWHOが批判するように「武漢以外は安全という誤解」「中国差別」を助長することでしかないでしょう。


【産経抄】3月8日 - 産経ニュース

安倍晋三政権は「次の高み」を志向する日中関係を掲げ、一時*13習近平国家主席国賓として招く段取りを整えた。手を差し伸べる相手を間違えてはいけない。

 いつもの「人権問題(香港、チベットウイグルなど)ガー」の産経です。例えば「反体制派ジャーナリスト暗殺疑惑のあるサウジ」などにこんなことは言わないくせに全くふざけています。

*1:2020年3月から日本公開

*2:2014年公開

*3:1969年生まれ。2003年に『コールドマウンテン』でアカデミー助演女優賞受賞

*4:1903~1986年。1958年に映画『恋の手ほどき』でアカデミー監督賞を受賞

*5:1946年生まれ。1972年に公開された映画『キャバレー』でアカデミー賞主演女優賞ゴールデングローブ賞主演女優賞をダブル受賞

*6:「一発不合格(最近の制度?)」の問題はひとまず置くとしても検定制度に問題があるなんて事は、家永教科書訴訟の時から言われていたことで何を今更の話です。

*7:この問題は「支持する教科書」ではなく「不合格にされるいわれがあるとは思えない教科書」ですね(まあ、そう言う教科書は支持する教科書であることが多いですが、必ずしも「支持する教科書」ではない。まあ、「支持しない教科書」でないことは確かですが)。なお、今後、能川氏、早川氏などが危惧するように「学び舎」が仮に不合格になったとして「学び舎不合格を批判するならつくる会不合格も批判しないとご都合主義でダブスタだ」などとは俺は思っていません(能川氏や早川氏はどうやらそのように理解し、つくる会不合格を批判するようですが)。また「一発不合格」の問題はともかく、「つくる会不合格」がそれほど不当かどうかも疑問に思っていますので、現時点では「つくる会不合格」を批判する気はあまりありません。むしろ「つくる会不合格は不当だ!」ということで1)過去の合格こそがむしろ政治的圧力による不当な物である疑いがあること、2)個別の文科省検定意見には正当な意見もあり得ること、に注目が行かないことを恐れます。

*8:で、そういうことを考えた結果が「つくる会検定不合格は不当だ!」なんですか?。理解に苦しみますね。

*9:そもそも「つくる会を批判するかどうか」「検定制度をどう評価するか」の問題は左翼、右翼の問題ではありません(左派につくる会批判派、検定批判派が多いのは事実ですが)。したがってこういう物言いは明らかに不適切です。

*10:著書『憎悪の広告』(早川タダノリ氏との共著、2015年、合同出版)、『海を渡る「慰安婦」問題:右派の「歴史戦」を問う』(共著、2016年、岩波書店)、『右派はなぜ家族に介入したがるのか:憲法24条と9条』(共著、2018年、大月書店)など

*11:著書『原発ユートピア日本』(2014年、合同出版)、『「愛国」の技法』(2014年、青弓社)、『神国日本のトンデモ決戦生活』(2014年、ちくま文庫)、『まぼろしの「日本的家族」』(2018年、青弓社ライブラリー)、『「日本スゴイ」のディストピア:戦時下自画自賛の系譜』(2019年、朝日文庫)など

*12:もちろん野党は政策批判をしていますが。

*13:「一時は」ではなく「今も」ですね。国賓訪問は「4月上旬にはしなくなっただけ」「延期しただけ」であってやめたわけではありません。