三浦小太郎に突っ込む(2020年3月9日分)

ラグタイムララバイ(三浦小太郎)のアマゾンレビュー:映画『韓国動乱』
 李承晩政権時代につくられたという反北朝鮮、反共の立場の『朝鮮戦争プロパガンダ映画である『韓国動乱』を留保条件も付けずに称えるのだからいい度胸です。

 このような映像、若い韓国人がどう見ているのかが興味深い。でもたぶん、「もう年寄りの話と戦争体験は聴きあきた」「北朝鮮を悪魔とか地獄とか言うけど今の韓国だって若い世代は就職難だし格差は広がっている」というのが正直な感想なんだろうな。今の左傾化した韓国の状況のことまである意味考えさせられてしまった。

 左傾化ねえ。単に今の韓国は「極右の三浦が希望するレベルでは反共、反北朝鮮ではない(宥和政策の与党「共に民主党」はもちろん右派の最大野党「統合未来党(旧称:ハンナラ党セヌリ党自由韓国党)」でら三浦レベルに極右かどうか?)」「極右の三浦の期待(?)に反し安倍政権に、歴史認識問題などで批判的」なだけで別に左傾化*1ではない。
 まあ、朝鮮戦争時のように北朝鮮が侵攻してくることは国力的にあり得ないし、若者からすれば「アンチ北朝鮮より就職難とか俺たち若者の身近な生活に目を向けろよ」でしょうね。もちろんこれまた左傾化でもなんでもない。
 左傾化云々という三浦が異常な極右であるだけです。

*1:三浦らウヨの言う左傾化とは正確には「親北朝鮮化」でしょうが。