「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年3/19分:島田洋一の巻)

【時局を斬る!:天下の大道】在日ウイグル人への「スパイ強要」 -島田洋一 - WiLL Online

 華報道官は一見、色白、ふくよかな年増風で、日本の政界にも隠れファンが多い。
 以前、河野太郎外相(当時)が、この女性報道官と並んで顔を寄せた「ツーショット」自撮り写真を「有名な中国の女性と共に!」とのコメント付きで自身のツイッターに載せたことがある(2018年1月29日)。私はその意識の低さに一驚した。
 もしアメリカの国務長官が、こうした軽薄な振る舞いに出たら、議会で大問題となり、恐らくは辞職に追い込まれるだろう。相手は、見た目はともかく、非人道的なファシズム*1政権の中堅幹部である。ところが日本では問題にならなかった。それどころか、河野氏はその後も、(ボーガス注:第3次安倍第3次改造~第4次安倍第1次改造内閣外相から第4次安倍第2次改造内閣防衛相(現職)に横滑りし)ポスト安倍の有力候補として名を挙げられ続けている。中共に関する日米政界の意識差を如実に物語るエピソードと言えよう。

 河野を「第3次安倍第1次改造内閣国家公安委員長」「第3次安倍第3次改造~第4次安倍第1次改造内閣外相」「第4次安倍第2次改造内閣防衛相(現職)」として重用し続け、「ポスト安倍の有力候補」としているのは安倍である以上、これは「一応安倍批判」なんでしょうね。
 なお、華春瑩氏に対し、それ相応の礼儀で応じるのはもちろん「隠れファン」と言う話ではありません。

*1:ファシズムナチスドイツ、ムソリーニ・イタリア、戦前日本など)の最大の特徴は「反共主義」とするのが通説なので、当然、共産国・中国はファシズムとは通常呼びません(左派独裁は通常スターリニズムと呼ぶ)。島田は1)スターリニズムという概念を採用しないのか、2)島田にとってファシズムとは何なのか、3)「旧ソ連・東欧」「ベトナムラオス北朝鮮キューバ」と言った他の共産党一党独裁国もファシズムなのか、聞きたいところですがまともに回答があるかどうか。