今日の産経ニュース(2020年3月27日分)

新宿区職員を停職処分 行旅死亡人の遺品持ち帰り - 産経ニュース
 容疑が事実なら、懲戒処分は当然であり、刑事処罰も不可避でしょうが「金額的にもっと巨大な犯罪行為=国有地たたき売りの森友」で籠池夫婦しか起訴されてないことを考えると複雑な気持ちになります。


【正論】武漢ウイルス、特措法で大丈夫か 国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授・百地章 - 産経ニュース
 筆者が百地という時点で「また、いつもの『コロナ対策のために、改憲で緊急事態条項ガー』だろ。新型インフル特措法改正では足りないことを証明してからそういうことは言えよ!」「そもそも新型インフル特措法の緊急事態宣言すら発動されてないのに何を言ってるんだ?」と思った方、その予想通りの文章です。正直「読む価値などない」といっていいでしょう。
 それにしてもまた「武漢ウイルス」です。どれほど中国差別者なのか。


【主張】朝乃山が新大関 横綱へ駆け上がる気概を - 産経ニュース

 白鵬は35歳、鶴竜は34歳と体力面の衰えを隠せず*1大関陣もこの半年で3人*2が陥落した。

 で年齢面を考えれば白鵬鶴竜はいつ引退してもおかしくありません。現在、大関貴景勝一人で今場所負け越したので来場所は角番。朝乃山が今回大関に昇進せず、貴景勝が来場所負け越しで陥落すれば、しばらく「大関が一人もいない状態」になる恐れがあります。
 この状況ではよほど酷い成績でない限り、いわゆる「大関昇進の基準」にわずか1勝届かない「微妙な成績」では「大関に昇進させない」と言う選択肢はなかったといえるでしょう。


【産経抄】3月27日 - 産経ニュース

・国内の労働者の3分の1が失業していた。F・ルーズベルト*3はそんな大恐慌の最中、米国の大統領に就任した。最初の仕事は、全国の銀行の「休業宣言」である。
「友人のみなさん」。
 1週間後、大統領はラジオを通して、国民に語りかけた。
・やさしい言葉を選んで、経済再建のために協力を訴えた。まるで暖炉のそばで聞いているような温かみが、国民の心に響いたことから、「炉辺談話」と呼ばれた(『フランクリン・ルーズベルト*4』R・フリードマン著)。
新型コロナウイルスの感染者の増加が止まらない。
・首相の「炉辺談話」の出番である。

 確かに一般論、抽象論としてはその通りですが、安倍にそんな能力はないでしょう。安倍支持者ですら安倍にそんなことを期待している人間がどれほどいるか。

*1:といっても皮肉なことに千秋楽で優勝決定戦を演じたのはこの二人で、優勝したのは白鵬ですが。この二人が強すぎるのか、はたまた若手がふがいないのか。

*2:高安、貴景勝(その後、大関に復帰したが、来場所は角番でまた陥落の危機)、栃ノ心のこと

*3:海軍次官ニューヨーク州知事などを経て大統領

*4:邦訳はNTT出版