「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年4/4分:島田洋一の巻)(追記あり)

【追記】
 李英和氏の死があまり報じられないことが、対北朝鮮や拉致問題への関心の実情ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの拙記事をご紹介頂きました。ありがとうございます。
【追記終わり】

島田洋一
 李英和氏とは一時期、ある研究会*1でよく意見を交わした。弁が立ち*2、同時に勇気ある人物だった。冥福を祈る。
 関大教授・李英和氏が死去 65歳 - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
 3月28日死去、65歳。葬儀・告別式は近親者で行った。

 ということで、反北朝鮮・プロ右翼活動家の李英和*3(関西大教授)が死んだそうですが、情報が少なすぎて*4

志村けんのようにコロナによる死亡なのか?(死亡時期を考えれば可能性としてはあり得る)
・志村のような急死ではなく末期ガンのような以前から覚悟していた死去なのか?、仮にそうだとしてゼミ生や大学の同僚、島田のようなウヨ活動仲間などはそのことを知っていたのか?
・李が幹部を務めていたRENK(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)は今どうなってるのか?(活動休止状態なのか?)→【追記】活動休止状態のようですね。少なくともRENKのサイトは既に存在しません。
・葬儀と告別式は近親者のみで既に行ったと言うが、別途友人、知人によって「偲ぶ会」などが開かれるのか?

など詳しいことはさっぱり分かりません。そもそも「李英和」でググっても死亡記事は「李はスポーツ選手ではない」のに、ネット上ではこの「サンケイスポーツの記事」位しかヒットしません(紙の記事だとまた別かもしれませんが)。
 俺の探し方が悪いのかもしれませんが「朝日、読売、毎日、産経、日経(全国紙)」「共同通信時事通信(通信社)」「NHK日本テレビ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東(テレビ局)」はヒットしません。
 毎日新聞

ひと:李英和さん=詩集「ヒロシマというとき」を韓国語出版した - 毎日新聞
 詩人で、思想家でもあった栗原貞子(1913~2005年)の詩集「ヒロシマというとき」を翻訳し、昨年韓国で出版した。栗原は太平洋戦争で、日本が受けた原爆の被害だけでなく、各国にもたらした戦争の惨禍を告発してきた。76年の底本刊行から約40年。
 「勇気ある詩人の存在を韓国に伝えたかった」
 カトリック信者。作家の故遠藤周作を通じ日本文学研究を始め、03年に来日。14年、「人類が滅びぬ前に:栗原貞子生誕百年記念」(広島文学資料保全の会刊)を読み、一つの詩に衝撃を受けた。
(この記事は有料記事です。残り402文字(全文670文字))

と言う記事がヒットしましたが、これは読めば分かるように「同姓同名の別人」です。
 「65歳での死去(李は1954年生まれ)」とは「人生80年時代」、早死にとは言えるでしょう。先日の「志村けんの死去(享年70歳)」だって充分早死にでしょう。
 ちなみに話が脱線しますが、「志村と同じ1950年生まれ」「李と同じ1954年生まれ」の著名人はウィキペディア「1950年」「1954年」によれば

【1950年】
萩原健一(俳優、2019年死去(消化管間質腫瘍))
細川たかし(歌手)
八代亜紀(歌手)
和田アキ子(歌手)
【1954年】
安倍晋三(首相、自民党総裁
志位和夫日本共産党委員長衆院議員)
林真理子(作家)
松任谷由実(歌手)

などがいます。
 「話を元に戻しますが」、俺は彼のような「反北朝鮮・プロ右翼活動家」が反吐が出るほど大嫌いなので「死もまた社会奉仕」と書いておきます。
 それにしても島田以外に「李の死」に触れてるツイートは「俺の観測範囲限定(荒木和博、黒坂真、三浦小太郎など)」とはいえ、ほとんど見かけません。もはや李も「アンチ北朝鮮業界においてすら」過去の人なんでしょうか? 

*1:「何の研究会か」はっきり書かない辺りが「何だかなあ?」ですね。

*2:具体的にどう「弁が立つ」のか書かない辺り「何だかなあ?」ですね。

*3:著書『在日韓国・朝鮮人参政権』(1993年、明石書店)、『北朝鮮収容所半島』(1995年、小学館)、『北朝鮮・秘密集会の夜』(1996年、文春文庫)、『朝鮮総連と収容所共和国』(1999年、小学館文庫)、『極秘潜入:金正日政権深奥からの決死レポート』(2003年、小学館)、『暴走国家・北朝鮮の狙い』(2009年、PHP研究所)など

*4:まあ遺族が公開したがらないのでしょうけど。