高世仁に突っ込む(2020年4/12日分)

失業中の進路さがし - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 NHKBS1で、目撃!にっぽん「おせっかい不動産」というドキュメンタリーを再放送していた。
 たまたま観始めたら、おもしろくて最後まで観てしまった。
 《横浜にちょっと変わった不動産屋がある。客のほとんどは生活保護受給者やDV被害者など事情を抱えた人たち。家賃滞納などのリスクから、他の不動産屋では部屋を紹介してもらえず駆け込んできた。代表の齋藤瞳さんはそうした人たちのために、大家に手紙を書いたり直接訪問して契約にこぎつける。そして、入居後も見回りや交流会をして、孤独を抱える人たちを支えようとしている。》(番宣より)
 「人と向き合う」ということを不動産屋という職種でできることが意外だった。

 高世には「はあ?」ですね。不動産屋という接客商売で「人と向き合う」のは当たり前でしょう。
 もちろん斎藤氏のような「滞納の危険性がある」などと大家に見なされて「住宅を借りることが難しい生活困難者(生活保護受給者など)を支える」という向き合い方はほとんどの不動産屋はしてない。ここまで行くと単なる不動産屋と言うより「福祉支援」のようになってます。
 とはいえ、一般的な意味での「顧客の希望を聞いてそれに対応する」程度の向き合い方なら全ての不動産屋がやってる。不動産屋という接客商売で「人と向き合う」のは全然意外ではない。
 「人と向き合わない職業」なんて「自動車工場でのベルトコンベア作業」のような「よほど特殊なケースだけ」ではないのか。
 それだって、多くの場合「全く人との関係なしで仕事する」なんてことはないでしょう。ベルトコンベア作業だって同僚との人間関係はあるわけです。