「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年4/13分:荒木和博の巻、ほか)

【第672回】利他の心でウイルスに勝てる « 今週の直言 « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 よしこらウヨ連中に「利己の心」はあっても「利他の心」なんてもんがあるとは思いませんがそれはさておき。
 「外出自粛」というのは「相手に移す危険性を避ける」というだけではなく、「自分が移される危険性を減らす」というのもある。
 「相手に移さない」というのだって「そうした方が自分にとってもメリット(自分が感染源となったらいつまでたってもコロナ蔓延が止まらない)」と言う話だから「単純な利他」ではない。
 「グスコーブドリの伝記」のグスコーブドリのような「たとえ自分が死んでも世の中のためになればいいのだ」という話では全くない。
 それにしても「日本人には利他の心があるのだ(いつもの『日本人はスゴイです』という、自画自賛)」と言いながら「緊急事態条項ガー」と言い出すよしこはいつもながら支離滅裂です。
 「利他の心があるから外出自粛に皆が応じると思う」のなら「緊急事態条項要らない」し、「外出を封じるには緊急事態条項が必要」なら「利他の心」なんかないわけです。


北朝鮮で何が起きているのか【調査会NEWS3237】(R02.4.13): 荒木和博BLOG
 もはや荒木の十八番となってる
1)コロナ蔓延で北朝鮮の体制がピンチ
2)拉致解決の好機
と言う与太です。
 まず第一に「コロナ蔓延で北朝鮮の体制がピンチ」と言う主張自体にろくな根拠がない。
 第二になんで体制危機が「拉致解決の好機」なのか。
 もちろん「東ドイツ崩壊」のように平和的に体制が崩壊するなら「好機になる」でしょう。
 しかし「イラクやアフガン」のように内戦状態にでもなったら目も当てられません。しかも荒木の場合「とにかく崩壊しさえすれば好機(つまり内戦状態でも好機)」というのだから無茶苦茶です。