黒坂真に突っ込む(2020年4月13日分)

黒坂真リツイート
 白井聡*1先生。安倍総理の投獄と「腐りきった権力を支えてきた政官法財学メディアの面々をリストアップし、処断せねばならない」というお話ですが、安倍総理を支持してきた方々はどんな罪で「処断」されるべきとお考えですか。文化大革命時の紅衛兵のような行動を呼びかけていると誤解されかねませんね

 ばかばかしい。この場合の「処断」が「違法行為なら刑事罰」「違法でない場合でも不当性がある場合は道義的責任追及」なんてことは分かりきった話です。「処断」とは「なあなあではない、断固たる処置」と言う意味であって、別に違法行為を意味しない。
 今時「紅衛兵的行動」など主張する人間はいない。
 それはともかく「処断」と言う言葉で紅衛兵を連想するの?、ですね。「処断」で「違法行為」を仮に想定したとしても、「日本人」の小生はむしろ「永田鉄山陸軍省軍務局長を暗殺した相沢三郎」「226事件磯部浅一」といった右翼テロリストを連想しますが。

*1:京都精華大学専任講師。著書『未完のレーニン』(2007年、講談社選書メチエ)、『戦後政治を終わらせる』(2016年、NHK出版新書)、『永続敗戦論』(2016年、講談社+α文庫)、『増補・「戦後」の墓碑銘』(2018年、角川ソフィア文庫)、『国体論:菊と星条旗』(2018年、集英社新書)など