「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年4/14分:荒木和博の巻)

工作船の上のズダ袋【調査会NEWS3238】(R02.4.14): 荒木和博BLOG

 元海上自衛隊員衝撃の告白「私は日本人拉致ビデオを見た!」なぜこの映像を公開しないのか(週刊文春2002年12月12日号)
 “極秘”ビデオを実際に目の当たりにした元海上自衛隊員の衝撃の告白を紹介する。
 元海上自衛隊員、中村貴雄氏(仮名)。

 17年以上昔の「ほとんど話題にならなかった」真偽不明の週刊誌記事なんか持ち出してもばかばかしい限りです。
 これが「極秘ビデオ」とやらを入手したとか、「中村氏(仮名)」が「実名&顔出し」で証言でもすれば話は別ですが。
 なにせ荒木が紹介する文春記事ですら

元海自幹部は同時に、中村氏の証言にこんな疑問も呈した。
「防衛上の秘密は、『部内限』、『秘』、『極秘』、『機密』の順で、その保持のレベルが上がるのですが、教育隊といえば、これから自衛官になろうという若者たちが文字通り教育を受ける部隊。そんな若者たちが、知りえるのはせいぜい『部内限』か『秘』止まりで、その分隊長が特別の計らいをしたとしても『極秘』のビデオを、彼らに見せるとは考えにくいのですが…」

と疑義を指摘するくらいです。
 いや仮に事実だとしても

・水しぶきを上げ、夜の日本海を猛スピードで疾走する北朝鮮工作船と、それを延々と追跡するカメラ。船上には人間大のズダ袋が2体転がり、工作船からは時折、威嚇射撃とみられる閃光が光る
・そして分隊長はビデオを流しながらこう語ったのです。
 『これは北朝鮮工作船が逃走する模様を、鹿屋基地から出動したP3Cが撮影したものだ。海上保安庁の巡視船艇が追いかけたが、振り切られ、P3Cが追跡を継続した。船の上に袋のようなものがあるのが見えるだろう。この中には人が入っていた可能性があったんだ・・・』

レベルではねえ。おそらくそのずだ袋とやらに「人が入っていた可能性」などないでしょうし。
 どこが

海上自衛隊員衝撃の告白「私は日本人拉致ビデオを見た!」

なのか。完全にデマタイトルですね。
 つうか、こんなことと拉致被害者救出と何の関係があるのか。「反北朝鮮極右」荒木が反北朝鮮を扇動したいだけでしょうよ。
 しかし、荒木にとっては皮肉なことにテレビが「コロナ騒動」とでも言うべき事態になって「北朝鮮問題なんて忘れ去られてる」わけですが。