黒坂真に突っ込む(2020年5月5日分)

黒坂真リツイート
 吉岡正史さん。日本共産党が緊縮主義の立場から日銀による国債購入に断固反対であることはわかりました。
◆吉岡正史がツイート
日銀の大企業資金繰り支援/清水議員「雇用維持求めよ」

 「何だかなあ」ですね。日銀の大企業資金繰り支援/清水議員「雇用維持求めよ」をお読みいただければと思いますが、共産党の立場は「緊縮主義の立場」「日銀による国債購入に反対の立場」ではなく「日銀による野放図な国債購入を危惧する立場」ですよねえ。
 大体、問題にされてるのは

日銀の大企業資金繰り支援/清水議員「雇用維持求めよ」
 清水氏はまた、日銀が国債買い入れ枠の上限撤廃の方針を決定したことも追及。新型コロナ対策の政府の財政支出拡大を支えるために中央銀行国債を無制限に買い入れる措置であり、「財政ファイナンス財政赤字の穴埋め)と指摘されても否定しようがない」と批判しました。

ということで国債購入自体ではなく「野放図な国債購入を予防するための購入金額の上限が撤廃されたこと(実際にやるかどうかはともかく無制限に国債購入が可能なこと)」なんですが。
 「緊縮主義でなくても上限撤廃なんか認めないのは当然じゃないんですか?」という突っ込みが入る話です。

黒坂真
 左翼知識人の中で、日本史研究者と法律家は、帝国主義の国際社会で大日本帝国が行った(ボーガス注:不可避の必然的な)選択としての日韓併合、という把握ができない。この方々は戦国時代を知らないらしい。左翼歴史学者、法律家の話は、織田信長は(ボーガス注:戦国大名斎藤龍興の支配する)美濃を侵略したから愛知県は岐阜県に謝罪しろ論ですよ。

 おいおいですね。「戦国時代の戦争(日本国内の内戦)」と「近代の戦争(それも外国侵略戦争)」を同一視して居直るとはまあ非常識ですね。
 しかし、黒坂はいっそのこと

・この方々は元寇を知らないらしい。左翼歴史学者、法律家の話は、フビライ・ハンは日本を侵略したからモンゴルは日本に謝罪しろ論ですよ。

とでも言ってみたらどうですかね(皮肉のつもり)。

黒坂真
 Blogを更新しました。金正恩の危篤情報は、なぜか中国共産党により日韓に提供されています。金正恩は心臓だけでなく、精神面でもかなり衰弱しているのではないでしょうか。
黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: なぜ中国共産党は金正恩危篤情報を韓国、日本に流したのか。

 「はあ?」ですね。一体、何の妄想でしょうか。
 「日本、中国、韓国」三国の政府共に「金正恩の危篤情報」については「健在と認識している(韓国:はっきり否定)」「そのような情報は把握していない(中国、日本:未確認情報で真偽不明と表明)」といずれも否定的だったのですが(もちろん日韓両国政府とも、中国から「金正恩危篤情報を入手した」などとは発表していない)。
 一体どこから「金正恩の危篤情報は、中国共産党により日韓に提供」などという「不可思議な話」が生み出されたのか気になるところです。
 「中国から(日本語や韓国語で発信された)怪しげなネットの噂」を勝手に「中国共産党の提供」と見なした上で「日本語や韓国語だから日韓に提供された」という珍論か?
 そして何を根拠に「金正恩は心臓だけでなく、精神面でもかなり衰弱しているのではないでしょうか」などという珍論が生み出されたのか気になるところです。
 虚偽のデマか、「サイコパスの妄想」か知りませんが意味不明すぎて「はあ?」ですね。