今日の産経ニュースほか(コロナ問題以外:2020年5月23日分)

【昭和天皇の87年】社会党が騒動あおる!?「アメリカは日中の敵だ」 - 産経ニュース
 浅沼稲次郎委員長時代の話だと思いますが、「アメリカは」ではなく「日米安保条約は」ですね。社会党が問題にしていたのは「安保という軍事同盟」であって米国自体を敵視していたわけではありません。


自民・石破元幹事長「国民の心に響くことが大事」 - 産経ニュース
 「全日空機雫石衝突事故での増原*1防衛庁長官辞任、 宮永スパイ事件での久保田防衛庁長官辞任、なだしお事故で瓦*2防衛庁長官(竹下内閣)辞任、防衛庁調達実施本部背任事件での額賀*3防衛庁長官小渕内閣)辞任など、過去の不祥事辞任ケースも考慮して、自分はあたご事故の時に防衛相を辞めた」「森法相も慰留されようと、黒川検事長の不祥事の責任をとって辞任すべきだ。そもそも何故首相は『辞意を表明した森法相』を慰留するのか。たとえ森法相が辞任する意思がなくても、首相が森法相を辞任(場合によっては罷免権を行使して更迭)させるべきだ」と石破*4が言ったようです。
 まあ、「『余人に代えがたい』と言って違法の疑いの強い定年延長を強行した首相の罪は重い」として「野党が首相辞任を求めてる」のに比べたら全然ぬるい「このレベル」ですら今の自民党では安倍が怖くて石破以外は言えないのかと思うと絶句ですね。


リベラル21 コロナ明け、公立学校はボロボロになる

 先日江澤隆輔氏*5 の『先生も大変なんです』(岩波書店、2020・3)を読んだ。

 「ああ、またか(呆)」「どんだけ阿部治平を特別扱いしてるんだよ(呆)」「本当にリベラル21はゴミでカスでくだらないな(絶句)」ですね。そもそも教育問題については教育学者や現場の教師、教育官僚(文科省自治体教委の職員)など「問題に詳しい人間」に書かせるべきであって、「元教師とはいえ、教育現場を離れてから大分時間が経つ男」阿部になど書かせるべき話ではないでしょう。
 教育問題については、まだ前川元次官にでも何か書いてもらった方がましではないか。
 何せこの男が書いてることは「江幡本(江幡氏は現役教員らしい)を読んで学校も、多忙な残業常習の職場で問題だと思った。残業を減らすために、教員の増加と、業務のスリム化が必要ではないか」「また教員の苦労に報いるため(あるいは中途退職者を少しでも減らすため)、教員の待遇(給与など)をもっと改善すべきではないか」云々程度のことしか書いてないですからね(「コロナ明け」という阿部記事のタイトルですが、そう言う意味ではコロナ云々はあまり関係ありません)。
 「その程度のことなら素人の俺でも書けるがな」「こんなことは個人ブログにでも書けよ、手前」つう話です。たぶんそう言ったらリベラル21も阿部も怒り出すのでしょうが。
 まあ、残業が横行してるのは教育現場に限りませんが。
 まあ、リベラル21って「護憲・軍縮・共生を掲げて市民メディア、リベラル21を創った」と大言壮語してる癖に「阿部治平など執筆者が固定化してる(しかもロートルばかり)」「今回の阿部のように、他の人間に書かせるべきと思われることがあまりに多すぎる」「常連投稿者の記事なら護憲・軍縮・共生に関係ない記事でも平気で載せる」「従ってそもそも読者も少ないだろうし社会的影響力も皆無」つう意味で正直「魅力に欠ける」んですよね。たぶんそう言ったらリベラル21も阿部も怒り出すのでしょうが。
 ああ、それと「日本共産党支持者」「日中友好支持」の俺にとって「日本共産党に対する態度があまりにも非礼な奴が多い(典型的には阿部治平)」「中国を異常なまでに敵視する奴が多い(典型的には阿部治平、田畑光永)」て辺りもリベラル21を読む気をなくさせます。
 「そもそもそんな反共、反中国のどこがリベラル?」ですね。

*1:池田、佐藤内閣行政管理庁長官、佐藤、田中内閣防衛庁長官など歴任

*2:竹下内閣防衛庁長官、橋本内閣建設相、小渕、森内閣防衛庁長官など歴任

*3:小渕内閣防衛庁長官森内閣経済企画庁長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、小泉内閣防衛庁長官、第一次安倍、福田内閣財務相など歴任

*4:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*5:著書『苦手な生徒もすらすら書ける!テーマ別英作文ドリル&ワーク』(2018年、明治図書)、『教師の働き方を変える時短』(2019年、東洋館出版社