政府専門家会議の発言者 議事概要に明記へ - 産経ニュース
これだけではまだ何とも言えませんが、政府批判により一定の成果が得られたとは言っていいと思います。
【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈774〉「42万人死亡推定」とは何だったのか - 産経ニュース
『週刊文春』(6月11日号)、相も変わらず、何が何でも安倍たたきで、うんざり。
1)花田が『文春の安倍批判は事実無根、誹謗中傷だ、なぜなら』とまともに反論できず「安倍シンパとしてうんざり」という感情論しか書けない点
2)しかも『どんな安倍叩きをしているのか』具体的なことは何も書けないのが
が無様です。
ちなみにどんな安倍叩きかというと
週刊文春2020年6月11日号 | 最新号 - 週刊文春WEB
・安倍「血税乱費」コロナ<2兆円>給付金を貪る幽霊法人の裏に経産省<最高幹部>
持続化給付金問題 “幽霊法人”が経産省最高幹部の部署から1300億円超を受注 | 文春オンライン
政府の“バラマキ”で何が起きるか……税制研究の第一人者が警鐘 | 文春オンライン
です。
【主張】横田滋さん死去 拉致への怒りを結集せよ 安倍首相は膠着破る行動を - 産経ニュース
早速横田氏の死去を利用した反北朝鮮の扇動です。心底呆れます。
夫妻をはじめとする家族が切望してきたのは、被害者全員の即時帰国である。
「そんな非現実的なもん切望すんな」て話です。いや俺だって田中均氏、蓮池透氏、和田春樹氏だって『被害者全員の即時帰国』が簡単に実現しそうなら、そう主張しますよ。でも実現しそうにないから「全員即時帰国でなくてもいい」「最終的に全員帰国すればいい」といってるわけです。
北朝鮮に対する怒りは当然ですが「怒れば解決する問題」ではない。冷静に外交的解決策を考えるしかないわけです。その場合やはり「経済支援とのバーター取引」しかないのではないか(ついでに言えばもはや俺は北朝鮮よりも『展望のない経済制裁』に固執する家族会や救う会によほど怒りを感じています)。
感情論で話をすれば『戦争で多くの兵隊が死んだのに今更中国から撤退できるか、ハルノートなんか受諾できるか』という「東条英機ら陸軍幹部連中の悪名高い発言」と全く同じになってしまいます。
冷静に考えればハルノートの件は「中国から撤退しないで米国が石油、くず鉄禁輸をやめてくれるのか」「石油、くず鉄禁輸を食らって日本経済がやってけるのか」「アメリカ相手に戦争しろという奴もいるがそれで勝てるのか?」つう話です。「撤退したら死んでいった英霊に申し訳が立たない」という感情論を持ち出しても仕方がない。
まあ、そこで「勝ちに近い引き分けには持ち込める」と甘く考えて米国相手に戦争を始めたのが戦前の日本ですが。
早紀江さんは2月4日、本紙への寄稿「めぐみへの手紙」にこう記していた。
「私たちに、残された時間は本当にわずかです。全身全霊で闘ってきましたが、もう長く、待つことはかないません。その現実を、政治家や官僚の皆さまは、どう考えておられるのでしょうか。私たちはテレビで、のどかにさえ見える方々の姿を、見つめ続けています。皆さまには、拉致の残酷な現実をもっと、直視していただきたいのです」
これを読んで胸は痛まないか。
「全然痛みませんがそれが何か?」「むしろ早紀江に不快感や怒りという負の感情しか感じませんがそれが何か?」「早紀江をこのように政治利用する産経ら反北朝鮮ウヨにむしろ不快感や怒りという負の感情しか感じませんがそれが何か?」「全部、早紀江の自業自得でしょ?」ですね。
田中均氏は彼なりに「解決策を模索し」、拉致被害者5人帰国の成果を上げました。
ところが「横田早紀江を含む家族会」は「たった5人(蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さん)しか帰ってこないのか」「横田めぐみ(あるいは増元るみ子、有本恵子など)は帰ってこないのか」と悪口した。
刀剣友の会事件で、田中氏が被害に遭い、実行犯が『救う会地方幹部』と判明しても、救う会も家族会も「一個人の暴走とは言え、拉致被害者救出運動からこうした馬鹿者が出て申し訳ない。我々のあなたに対する批判的言動にもテロを助長するような行き過ぎがあったかもしれない」「二度とこんな馬鹿者が出ないようにします」という謝罪一つしない。
それどころか田中氏を外務省退官にまで追い込む。アレを見て多くの人は思ったでしょう。
「拉致被害者家族会は恩知らずで恥知らずだ」、そして「拉致被害者家族会は救う会の言いなりだ」と。
そして「拉致被害者家族会や救う会の期待に添わないと善意で動いても、田中氏のようなあんな酷い目に遭わされるんじゃ、何もしない方がいい。家族会や救う会が『ああしてください、こうしてください』と要望したときだけ、そして、その要望(例:経済制裁)が簡単に実行可能なら要望通りに動けばいい。それで拉致が解決しなかろうと知ったことじゃない」と。