「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年6/20分:天を回せの巻)

加藤健の「天を回せ! ロビー活動で挑む」 : いまこそ朝鮮総連への破産申立てを!

 6月5日に横田滋さんが亡くなられました。拉致問題関係者の多くと同じように、いまだ夜も眠れない思いです。滋さんと一緒にロシア大使館やドミニカ大使館を訪問したときは、もうすぐ娘と再会できると希望に燃えていたときでした。あれから9年たったのに何もできず、ついにこの日を迎えてしまったことは痛恨の極みです。

 滋氏を北朝鮮叩きに利用することしか考えてないゲス右翼のくせによくもこんなことがいえたもんです。心底呆れますし、こんなゲス右翼と拉致被害者華族が付き合ってるから、そしてこの種のゲス右翼に批判的な蓮池透氏を家族会から除名するから「拉致敗戦なんだ」と思いますがそれはさておき。
 「ロシア大使館やドミニカ大使館を訪問」て意味不明すぎて頭痛がしますね。
 「北朝鮮の隣国であり、北朝鮮を経済支援もしている」ロシアの大使館訪問はまだ分かります。
 北朝鮮から遠く離れ、恐らく経済的つながりもほとんど無いドミニカの大使館なんか訪問して何の意味があるのか。訪問するとしたらロシア以外は「隣国であり経済的つながりも深い」中国と韓国でしょうに。
 まあ、大使館を訪問し、協力依頼を向こうが快諾したところでたところで、最終的に問題を解決できるのは日本政府、与党、外務省ですが。
 あくまでも主役は「日本政府、与党、外務省」であってロシアにせよ中国にせよ、韓国にせよ「日本の要望に応えて動く脇役」でしかありません。

 朝鮮総連への破産申立てを実現できていれば、滋さんはめぐみさんと再会できていたのでは?との思いが消えません。

 意味不明すぎて頭痛がしますね。
 朝鮮総連の破産と「拉致被害者の帰国」と何の関係があるのか。単に朝鮮総連に嫌がらせがしたいだけの話を詭弁で正当化するなと言う話です。蓮池透氏が救う会連中と縁切りし、批判を始めたのもよく分かります。

 朝鮮総連が拉致に関与して大勢の日本人を地獄に送ったのに、いまだ本部ビルに居座り自由に活動できている現状も腹立たしい限りです。

 やれやれですね。
 まず第一に朝鮮総連が組織として拉致に関与したなどと言うことは「裁判判決など公的な物」で証明などされていません。救う会など反北朝鮮ウヨ連中が放言しているにすぎません。
 第二に、「仮に関与したとして」それと「総連ビルで活動してること」は何の関係も無い。
 関与したから「総連ビルで活動するな」つう話では無い。
 それにしても「居座り」て。別に総連ビルで活動することは「ビルを競落した所有者」の同意があれば違法ではないので「居座り」呼ばわりされることではない。

 日本人拉致被害者は何十年も監禁されたままなのに、朝鮮総連がそのままなどという不条理が許されてよいでしょうか?

 何が不条理なんだかさっぱり分かりません。