「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年7/1分:荒木和博の巻)

習近平の「必死」と金正恩の「生死」【調査会NEWS3293】(R02.7.1): 荒木和博BLOG

 昨日中国全人代常務委で香港国家安全維持法が成立即施行されました。誰がどうみても「暴挙」としか思えないこの措置は、習近平政権の、あるいは終末への一歩なのかもしれません。

 色々な意味でばかばかしいですね。
 まず第一に何でこんな文章を「特定失踪者問題調査会メルマガ」で配信するのか。香港問題が拉致とどう関係するのかという話です。何一つ関係が無い。
 第二に何を根拠に「習近平政権の終末の第一歩」と言うのかという話です。

 走り続ける行く先は「世界征服」なんでしょう。それが実現するまでは安心できないはずです。ならば私たちは戦わざるを得ません。

 ばかばかしい。中国のどこが「世界征服」なのか。

 私たち自身が中国共産党の不正義と戦うこと(それは別に軍事的な意味だけでなく、全ての場面において)を覚悟したときこそ日本が「戦後」から開放されるときではないでしょうか。そして、中国に対してその覚悟があれば北朝鮮の、彼らの言葉を借りれば「人間のクズども」がやっている体制など簡単に片付けてしまえるように思います。

 ばかばかしい。「覚悟」などという精神論で物事が片付くのなら誰も苦労しません。
 そもそも「荒木のようなウヨの中国敵視」の何が「戦後からの解放」なのか。というか荒木の目的は建前上は「拉致被害者の帰国」ではないのか。何故「中国や北朝鮮の体制打倒」などという「拉致被害者の帰国」と何一つ関係ない話が出てくるのか。

 個人も国も行動すべき、というより相手が「必死」ならこちらも「必死」で行動すべきであると思うのです。

 「必死に行動」と言う荒木が一体「拉致解決のために具体的に何を必死にやる気なのか」、まず言ってみろという話です。
 というか小泉訪朝(2002年)から17年以上も無駄に時間を浪費して恥も感じないクズ男が良くもふざけたことが言えたもんです。
 必死云々というならそれこそ「小泉訪朝から既に17年以上が経過している。これ以上時間を浪費できない。2020年中に拉致が解決しなければ責任をとって私、荒木は三島由紀夫のように潔く自決する」とか「2020年中に拉致が解決しなければ、私、荒木は責任をとって全ての政治運動から引退し、二度と表舞台には出ない。もちろん特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表など辞める。著書も全て絶版にする」とかはっきり明言して退路を断ったらどうなのか。
 そういうことが出来ない荒木の「必死」云々など何の説得力もありません。