黒坂真に突っ込む(2020年7月7日分)(副題:共産党を除籍された結城亮・府中市議に呆れるとともに憤激し軽蔑する)

赤野秀二*1
 日本共産党調布狛江府中地区委員会は、結城亮(ボーガス注:府中市)市議会議員の除籍について、以下の内容の声明を発表しました。
◆結城亮府中市議会議員が6月25日に、突然、「離党」をブログで明らかにし、新会派結成を表明しました。その内容は、日本共産党党員として、綱領と規約を守る立場を自ら放棄したものです。
 日本共産党調布狛江府中地区委員会は29日、党規約第4条に定める党員の資格を明白に失ったものとして、結城議員を党から除籍することを決定しました。
 (ボーガス注:従軍慰安婦の違法性、反道徳性を否定する反動的、極右的な)結城議員の歴史認識などは、党の立場とは全く相いれないものです。
 また、結城議員には、ただちに議員を辞職することを求めました。
 日本共産党の公認候補として、市民のみなさんの支持を得て当選した議員がこのような事態になりましたことを、心からお詫びいたします。
 2020年6月29日
日本共産党調布狛江府中地区委員会

 黒坂が「歴史認識を理由に除名するのか」「個人の価値観の侵害だ」などと、赤野氏に因縁つけてたので気づきました。国会議員ならまだしも「府中市議団長のツイート」までチェックしてるのだから黒坂の反共極右ぶりもある意味「気合いが入っています」。勿論褒めていません。むしろ呆れています。
 とはいえ、今回、「黒坂ツイート」のおかげで「山本太郎支持者に河野談話否定論者(結城某)がいたこと」「しかも一共産党支持者として愉快では無いがその馬鹿者(結城某)が共産党市議だったこと(さすがに速攻で除籍*2となったが)」ということがわかったことは「ある意味、有意義なことだった」気もします。
 で、この結城氏(府中市議)ですが

結城亮 - Wikipedia
 2020年6月、都知事選で共産党が推す宇都宮健児候補について、宇都宮候補が都知事に当選したら、都庁前にいわゆる少女像(慰安婦像)を設置したいと表明したことについて「〈従軍慰安婦〉の問題は、いまだ真実が解明されていない」にもかかわらず宇都宮候補が、「弁護士という事実に真摯に向き合うべき人が、不確定な事実を基に都知事のやるべき範疇を超えて国際関係を混乱するような言動に違和感を覚え」たことを理由に、山本太郎候補を支援するために、日本共産党からの離党を表明した。

だそうです。
 完全な河野談話否定論、歴史捏造主義ですね。慰安婦については「女性の人権侵害で戦争犯罪だ」ということについては「事実の争い」などまともな人間には無い。吉見義明氏*3林博史*4などまともな歴史学者慰安婦の違法性、不道徳性を否定する人間はいない。
 そもそも慰安婦の違法性を認める河野談話は未だに政府見解です。談話を「宮沢*5内閣の見解」として表明した河野氏*6自民党幹部であって左翼でも何でもない。
 河野談話否定を今回公言するようなデマ極右「結城某氏」が「そうしたデマ極右の本性を今回、自分から暴露するまで隠した上で」、共産党候補として、党の支援を受けて府中市議に出馬し当選した(さすがに今回の非常識な言動で党を除籍されるとともに議員辞職勧告されたわけですが)と言うことには「また藤岡信勝筆坂秀世*7の同類(党を裏切った反党反共分子の上に、歴史修正主義デマ右翼)が出現したのか」と、共産党支持者として驚きと怒りを禁じ得ませんね。
 共産党の公式見解が以前からずっと「河野談話支持」であることを全くこの「結城氏という馬鹿者」は何だと思っていたのか。「共産党の宇都宮支持方針」を無視して、山本支持を表明するにしても、よりによって、その理由が「宇都宮候補の慰安婦認識に賛同できない」とは異常すぎて二の句が継げません。党除籍も当然の話です。
 それにしてもそんなデマ右翼・結城が「党として慰安婦の違法性を否定する極右デマ政党・維新」「その結果、慰安婦の違法性を認めるサンフランシスコ市と大阪市姉妹都市関係を断絶した維新(大阪市長は維新所属)」が擁立した「小野の支持」ならまだしも「山本支持を表明する」とはねえ。だから山本も河野談話否定派だとは「アンチ山本」の俺でも、さすがに言いませんが、河野談話否定派にすり寄られるような問題点、つまり山本に慰安婦などの歴史認識についての曖昧さがあったことは否定できないでしょう。
 山本もこの種の馬鹿者にすり寄られないようにはっきりと「河野談話支持を表明し、結城の山本支持表明を『ありがた迷惑だ』と言うべき」でしょうが、おそらくそうはしないでしょうねえ。
 山本は結局、この種のデマ右翼にもへいこらする類の馬鹿者でしょう。つまり信念などかけらもなく有名になることや権力を握ることしか山本の脳内には恐らく無い。無能なので芸能界で食えなかったので「政界で有名になりたい」という「三原じゅん子」「元スピードの今井絵理子」(いずれも自民)程度の考えしか恐らく山本には無い。宇都宮候補と比較できるような「まともなタマ」では全くない。京都市長選で共産党候補の応援に行ったのには、共産支持者として「うかつにも、山本を多少見直してしまいましたが」も単に「自民と立民の相乗りを批判して、れいわと自分が目立ちたかっただけ」でそれ以上でもそれ以下でも無かったんでしょう。今回も目立ちたいから出馬した。
 まあ、そんな人間が都知事選で3位に終わったことはせめてもの幸いでした。4位以下に惨敗すればなお、嬉しかったのですが。というか、そもそも、れいわ新選組参院選で1議席もとれずに消滅していればなお、嬉しかったのですが。
 まあ、このまま山本の政治力が、一路、衰退することを願ってやみません。「小池圧勝」という不幸な結果となった今回の都知事選の「数少ない良かったこと」の一つ*8は俺的には「馬鹿者・山本が時代のあだ花として消えそうなこと(2位の宇都宮には19万票程度の大差を付けられ、4位の小野とは僅差でしか無かった)」ですね。山本のような馬鹿者は早く政界から消えてもらうのが吉です。
 まあ、この結城某氏、いずれは党を裏切ったのでしょうから、今回「山本にすり寄る形で党を裏切った」のはむしろ「馬鹿者が党からいなくなって良かった」と喜ぶべきでは無いか。今後、自民党入党でも目指すのか何なのか知りませんが本当にこういうバカには怒りを覚えますね。「お前、何のために日本共産党に入党したんだ」と説教したくなります。

*1:日本共産党府中市議団長

*2:単に「宇都宮支持表明だけ」「離党表明だけ」なら除籍になったかは疑問符がつくでしょう。「河野談話否定論」によって「除籍が不可避」になったわけです。

*3:著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『買春する帝国:日本軍「慰安婦」問題の基底』(2019年、岩波書店

*4:著書『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)

*5:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*6:新自由クラブ代表、中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長など歴任

*7:参院議員。元日本共産党政策委員長

*8:他には「とにもかくにも立民、共産、社民の野党共闘が成立し、宇都宮候補が小池に大差(宇都宮と山本、小野の得票を足した数よりも小池の得票が多い)を付けられたとはいえ2位となったこと→この結果、ひとまず立民、共産、社民主導の野党共闘が今後も当面は継続しそうなこと(その結果国民民主、れいわの存在感が大いに落ちそうなこと)」「参院選で1議席とったN国党が今回は全く話題にもならず、小池、宇都宮、山本、小野どころか櫻井誠にまで惨敗したこと」でしょうか。