今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年7月13日分)

救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.07.13)モリソン豪首相から弔意の表明

 モリソン豪首相から横田滋さんへの弔意の表明がありました。

 そんな弔意が来たことに意味があるのか、豪州が拉致問題で何かしてくれたことがあるのかという話です。いつもながら全く呆れます。


青木理氏、北朝鮮拉致問題での安倍政治を「結果的に何も進まなかった。安倍政権の外交は何だったんだろうか」 : スポーツ報知

 7日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父・横田滋(よこた・しげる)さんが5日午後2時57分、老衰のため川崎市内の病院で死去したことを報じた。
 スタジオでジャーナリストの青木理*1は、拉致問題について「拉致問題が今の安倍政権の一丁目一番地っていうか、この問題で日朝首脳会談の時に強硬な姿勢を取ったことで当時官房副長官だった安倍さんが政界の階段を駆け上るきっかけになった*2」とした上で、第二次安倍政権の「この7年を見ていると、とにかく圧力をかければいいんだという路線で、最近は無条件で話し合おうなんて言っているんだけど結果的に何も進まなかった。そろそろ日朝にしても日露にしてもひたすら米国に追随する姿勢にしても、安倍政権の外交は何だったんだろうかと総括する時期に入ってきている」とコメントしていた。

 1ヶ月前の古い記事ですが今気づいたので紹介しておきます。 
 今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年6月5日分)(副題:横田滋死去)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ徳光和夫さん、横田滋さんの訃報に「断腸の思い」の安倍首相に「全力は尽くしているでしょうけど何の答えが出てこないことが残念」 : スポーツ報知と言うスポーツ報知の興味深い記事を紹介しましたが今回も安倍に批判的な発言が「前川出会い系バー報道*3」読売系列のスポーツ報知に載るのが興味深い興味深いと思い紹介しておきます。 
 なお、徳光発言については安倍晋三や巣食う会が自分たちに何をしてくれたのか拉致被害者家族会は考えたらどうか(家族会が安倍の足を引っ張っている事例もある)(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)もご覧下さい。
 さて「一丁目一番地」とは奇妙な発言ですが比較的最近はやり出した言葉で「最優先課題」つう意味ですね。
 なお、「話が脱線しますが」産経には以前

安倍政権「一丁目一番地」の少子化克服、3枚の壁 - 産経ニュース
 衆院で審議入りした子ども・子育て支援法改正案は、少子高齢化を「日本の持続的成長にとって最大の課題」と位置づける安倍晋三政権の「一丁目一番地」だ。

なんて記事が載り「少子化対策が安倍の最優先課題?」と吹きだしたことがあるのを思い出しました。

*1:著書『日本の公安警察』(2000年、講談社現代新書)、『北朝鮮に潜入せよ』(2006年、講談社現代新書)、『ルポ拉致と人々:救う会公安警察朝鮮総連』(2011年、岩波書店)、『絞首刑』(2012年、講談社文庫)、『増補版・国策捜査:暴走する特捜検察と餌食にされた人たち』(2013年、角川文庫)、『トラオ:徳田虎雄・不随の病院王』(2013年、小学館文庫)、『抵抗の拠点から:朝日新聞慰安婦報道」の核心』(2014年、講談社)、『青木理の抵抗の視線』(2014年、トランスビュー)、『ルポ国家権力』(2015年、トランスビュー)、『誘蛾灯:二つの連続不審死事件』(2016年、講談社+α文庫)、『日本会議の正体』(2016年、平凡社新書)、『情報隠蔽国家』(2018年、河出書房新社)、『安倍三代』(2019年、朝日文庫)、『暗黒のスキャンダル国家』(2019年、河出書房新社)、『時代の抵抗者たち』(2020年、河出書房新社)など

*2:福田官房長官の後任が「細田官房副長官」になったことを考えれば、小泉氏が安倍を全く評価していなかったこと、巣くう会、家族会の)安倍プッシュが無ければ首相の目など無かったことは明白でしょう。むしろ小泉氏が評価していたのは福田官房長官や谷垣財務相(役職は全て当時)でしょう。

*3:どう見ても前川氏の加計告発を恨んだ安倍政権側のリークでしょう。結果的に前川氏が潰せず、むしろ以前から「安倍翼賛メディア」として批判される読売の評判が「そこまで安倍と癒着してるのか」と一層落ちて読売が必死に言い訳していたのが滑稽でしたが。