今日の中国ニュースほか(2020年8月3日分)(副題:李登輝死去&半沢直樹&『臓器狩り』ほか)

怖いのは習政権の暴走、「香港」の次は「台湾」か【コメントライナー】:時事ドットコム信太謙三*1

 中国には今や「武力統一」という選択肢しかない。

 悪質なデマであり呆れて二の句が継げませんね。海峡両岸論 第117号 2020.08.02発行 - 衰退ニッポンに響いた「戦略的親日」 両岸緊張させた「プリズム政治家」 - | ちきゅう座で岡田氏も指摘してますが中国政府は「平和統一が原則だが台湾独立は絶対に許さない」「民進党蔡英文政権が独立を宣言するなら、軍事侵攻を含む、あらゆる手段を使って独立を阻止する」と主張しています。
 これは岡田氏など多くの識者が指摘するように
1)「台湾が独立宣言しない限り軍事統一はしない」と言う形で、軍事力行使に自ら縛りを加え、中台友好に努めるとともに
2)ただし「独立宣言するなら軍事力行使もあり得る(独立宣言阻止は絶対に譲れない線)」として台湾を牽制し、独立宣言だけは絶対にさせない構えと見るべきでしょう。
 当然ながら、この状況下で「台湾が独立宣言もしてない」のに軍事力行使などできる話では無い。「中国は嘘つきだ」と国際的批判を浴びてしまいます。
 軍事力行使がありうるとしたら「台湾の独立宣言がされたときしかない」ですが台湾国内においても、国外(欧米や日本)においても「中国の軍事侵攻のリスクを犯してでも今すぐ独立宣言すべきだ」なんて人間は勿論ほとんどいません。その結果、「軍事統一」なんてことはまずあり得ないわけです。

 1月の総統選では、独立志向の強い民進党蔡英文女史が大勝し再選された。蔡女史はこの直後、英国メディアとのインタビューの中で「われわれは既に独立国家であり、独立宣言などする必要はない」と強調。

 蔡の発言は「独立宣言しないこと」についてのいいわけでしかありません。むしろ中国は「支持者に向かって、我が国相手に勇ましいことを言う蔡ですら『今日はこのくらいにしといたる(池野めだかのギャグ)』『あのブドウは酸っぱいに違いない、だからとれなくても悔しくない(イソップ童話)』的ないいわけで独立宣言から逃げるのか。これでは当面、独立宣言なんか無いな」「独立宣言が無いなら『独立宣言したらどうしよう』と悩むことも無い」と喜んだことでしょう。
 中国も「独立宣言したら軍事侵攻も辞さない」とはいっても勿論これは「独立宣言させないための牽制」であって、本心では軍事侵攻したくないわけです。台湾もそれなりに軍事費に金を使ってるので中国が軍事的に勝利できる保証はないし、仮に軍事的に勝利したところで欧米の経済制裁が危惧される。
 とはいえ、「軍事侵攻もありうる」と言いながら「独立宣言しても侵攻しない」のでは「何だただの口先介入か」と台湾側に舐められてしまう。
 独立宣言されたら中国は「国際的批判を受けても台湾に舐められないために軍事侵攻するか(まあその場合でもすぐさま軍事侵攻はせず、経済制裁などをまずするでしょうが)」、それとも「台湾側に舐められても、国際的批判を避けるため軍事侵攻をしないか(勿論その場合でも経済制裁などはするでしょうが)」というジレンマに立たされるわけです。
 それはともかく、安倍自民が「集団的自衛権容認の安保法つくったから九条改憲しなくても問題ない」というレベルの詭弁が蔡の発言です。
 「既に独立しているのも同然」だから「独立宣言する必要が無い」のではなく「独立宣言したときの中国(本当に侵攻するのかどうか)や国際社会(中国が侵攻したとして中国批判するのかどうか)の反応が読めず不測の事態がおこると怖いから」、つまり「やりたくない」からやらないにすぎない。
 大体蔡が「既に独立しているのも同然」と放言したところで国際社会は台湾を国扱いしておらず、当然、台湾は国連に議席はありません。
 五輪での呼び名も「チャイニーズタイペイ中華台北)」であってこれまた国扱いされてない。
 「事実上独立している」のと「それが国際社会に公的に、法的に独立国と認められている」のには大きな違いがあります。
 例えば「事実上、独立しているから」南北朝鮮が公式にはお互いを国扱いしなくても「何の問題も無いのか」といったらそんなことはない。
 お互い国扱いして正式国交を結べばそれは「朝鮮半島の緊張緩和」につながり大変いいことです。
 事実上中華民国から独立(と言っても日本の傀儡国家ですが)していても満州国が国際社会からまともな国扱いされないことは戦前日本にとって大きなストレスでした。
 ただ日頃、中国相手に勇ましいことを言ってる蔡としては「中国の侵攻が怖いから独立宣言しません」とはいえず、こういう言い訳をする。だったら最初からから勇ましいことをいうな、て話ですが。まあ、民進党支持層に多いというアンチ中国への人気取りでしょう。蔡も本当にくだらない政治家であり奴のような扇動政治家(ポピュリスト)が再選されたことは本当に残念です。
 蔡に批判的な岡田充氏(たとえば海峡両岸論 第117号 2020.08.02発行 - 衰退ニッポンに響いた「戦略的親日」 両岸緊張させた「プリズム政治家」 - | ちきゅう座参照)などと違い、蔡の再選を澤藤統一郎の憲法日記 » 台湾総統選は、「民主主義を守ろう」対「みんな金持ちになれる」の抗争。としたただただ喜ぶ「常軌を逸した反中国バカ(そして台湾ロビー?)」澤藤統一郎は本当に「度しがたいバカ」だと思いますね。澤藤については以前も澤藤統一郎の「常軌を逸したアンチ中国」を嗤う(2020年7/15日分)(副題:法輪功は間違いなく邪教ですよ!、澤藤さん)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判していますが。
 それはともかく、蔡が独立宣言を結局しない理由はよく分かります。何せ中国は「独立宣言したら軍事力行使も辞さない(独立宣言しない限り軍事力行使はしないが)」と日頃から言っています。その状況下での独立宣言とは「(軍事力行使が)やれるもんならやってみな(半澤直樹の大和田常務風に)」「(軍事侵攻を)やられたら(台湾軍で)やり返す!、倍返しだ!(半澤直樹風に)」という挑発行為だと中国に理解され、中国の軍事侵攻の引き金を蔡自らが引くことになりかねません。蔡もそこまでの度胸はさすがにないのでしょう。
 岡田氏は海峡両岸論 第117号 2020.08.02発行 - 衰退ニッポンに響いた「戦略的親日」 両岸緊張させた「プリズム政治家」 - | ちきゅう座で「中国の軍事力行使(あるいはそこまで行かなくても制裁による経済混乱)を恐れて独立宣言ができない、と言う意味では李登輝蔡英文もその反中国姿勢には限界がある。反中国ウヨが言うほど中国が政治的に敗北してるわけでは無い」と書いていますが全く同感ですね。この駄文の書き手「信田(しのだ)」は元時事通信北京支局長、一方、「岡田氏」は元共同通信台北支局長でお互い中国専門家ですが、まともな岡田氏と違い、「異常な反中国」の信田には呆れます。


◆島田のツイート

島田洋一
「会談は中国側の要請で実現した」。
 中共は当然、全面的に取り込める石破を切望している。石破*2首相よりは蓮舫*3首相の方がましだ、という議論が出てもおかしくないほど論外の話だ 
石破氏に中国が熱い視線 ポスト安倍へ試される外交力 - zakzak:夕刊フジ公式サイト
 石破氏は7月31日、国会内で中国の孔鉉佑*4(こう・げんゆう)駐日大使と会談し、香港情勢など東アジアの安全保障環境について意見を交わした。
 会談は中国側の要請で実現した。
 石破氏は世論調査でも将来の首相として支持が高く、中国以外の国々の要人からも注目されているようだ。最近は欧州の複数国の要人から大使館での昼食会に招かれたという。
 石破派関係者は「首相になる可能性が高いと分析しているからこそ、人脈を築こうと動いているのだろう」と語っている。

 「2018年5月の李首相訪日では李首相の北海道訪問に、安倍が異例の同行をしたこと」「今年の秋に習主席が訪日予定」と言うことを完全無視して「石破が中国に媚びてる!」だそうです。呆れて二の句が継げません。
 中国の石破との面会は「有力政治家である石破にそれなりのパイプをつくろう」と言う話にすぎず、別に「中国が石破をポスト安倍最有力と見なしてる」と言う話では無い。ましてや「石破に首相になって欲しい」という話では全くない。石破のどこが親中国派だというのか。


【異論暴論】正論9月号好評販売中 尖閣喪失寸前 海上民兵殺到で大混乱も(1/2ページ) - 産経ニュース
 タイトルからして完全なデマです。現状のどこが「尖閣喪失寸前」なのか。

 本質的な問題から目をそらす報道も散見される。最近話題になった、一部メディアで美談として報じられた中国での臓器移植がそうだ。評論家*5の三浦小太郎氏は「中国における『臓器売買』の危険性に触れないばかりか、その事実を事実上隠蔽(いんぺい)しかねないものだった」と厳しい。

 ちなみにこの「一部メディア」とは「フジテレビのワイドショー『とくダネ!』」です。「フジから金をもらってる」そして「フジのカネが無ければいつ倒産してもおかしくない(しかもそうしたフジの支援は背任に当たる疑いすらある)手前」、さすがにこの記事において産経もフジの名前は出さないとはいえ、三浦らウヨは、

2020年7月8日、株式会社フジテレビジョン 代表取締役社長兼COOの遠藤龍之介氏に請願文を送りました。 | SMGネットワーク(中国における臓器移植を考える会)
・6月16日、貴社情報番組『とくダネ!』のなかで「新型コロナウイルスのはざまで……日本から中国へつないだ命のバトン」と題されて放送された特集につきましては、当事者*6として到底看過できるものではありません。
・6月13日放送の『とくダネ!』内特集が、中国で心臓移植手術を受けるため帰国した技能実習生の話を取り上げ、「中国の移植は待機時間が非常に短い」「平均1~2ヶ月」「日本では3年以上かかる」等々と、中国側医師や日本側識者らの声を交えながら、中国移植医療の無批判な称賛に終始されましたことは、遺憾という以外言葉がありません。
 番組でも紹介された通り、日本には約1万4000人の臓器移植希望者がいて、日々苦痛に呻きながら何時現れるともしれないドナーの出現を待っています。これらの重篤患者やその家族がこの番組を観てどう思ったか? 
 「自分も中国へ行って移植手術を受けたい」
 そう考えてしまうのが必然ではないでしょうか。
 結果として番組は中国の殺人産業である「臓器狩り」ビジネス*7に加担し、視聴者に加害のリスクを負わせてしまったことになるのではないか。そんな疑念を抱かずにはいられません。
呼びかけ人代表/加瀬英明SMGネットワーク代表)
賛同呼びかけ人/于田ケリム(日本ウイグル協会会長)
賛同呼びかけ人/丸山治章*8SMG全国地方議員の会代表世話人

フジテレビ『とくダネ!』中国臓器移植報道を受け、緊急集会のご報告 | SMGネットワーク(中国における臓器移植を考える会)
 2020年7月8日 フジテレビ『とくダネ!』中国での臓器移植報道を受け、緊急集会を行いました。
◆三浦小太郎氏(評論家、日本ウイグル協会事務局長*9)の発言:
 背後に何かしくまれたものを感じる。流したフジTVは、責任がある。事象を美談に仕立てあげた。できれば、フジTVは(ボーガス注:三浦ら反中国ウヨが結成した反中国の右翼団体SMG(中国における臓器移植を考える会)の意見を入れた番組を作ってほしい。今のままだと、中国のプロパガンダを流していることになってしまう。
◆医療ジャーナリスト 日比野守男氏*10の発言
 フジ産経グループは、中国嫌いのはずだが、礼讃している。どういうことだろうか。

などと、この件で公然と「フジテレビは中国に媚びるのか」「中国の違法な臓器移植(三浦らの言葉だと『臓器狩り』)に加担するのか」と悪口してるのでこの「一部メディア」がフジであることは簡単に分かります。
 フジも「産経、手前ふざけんな!」「フジの支援がなくなったら倒産する分際で何様だ!」でしょう。


【8月23日 東京四谷】協議会講演会 講師:チュイデンブン理事「『中華・中央アジア諸国連合憲法』及び、『チベット国憲法』草案発表」 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会
 そもそも「中華・中央アジア諸国連合」だの「チベット国」だのの可能性の低さを考えたら「馬鹿げた自己満足」以外の何物でも無いですね。集会報告がされたら改めて突っ込む予定です。


◆I浜の「半沢直樹」批判ツイートに共感する(批判内容は『現在放送中の日本のドラマ全て』に該当するが)

◆I浜Y子
 「倍返しだ!」 と叫ぶ半沢直樹をみて、飛沫感染がががが、と気になる人は多そう。

 I濱は本気では無くネタのつもりらしいけど正論だと思いますね。「現実社会は全員マスク」なんだから今はドラマの設定もそうすべきでしょう。「見た目悪いから」「台詞が聞き取りづらくなるから」「半澤のような『原作小説、漫画があるドラマ』の場合は勿論、原作(コロナ蔓延前に執筆)はそんな設定じゃないし」て、危機意識なさ過ぎで、至近距離で「倍返し」叫ぶとか危なすぎると思いますね。堺がコロナ感染者でない「確実な保証」はないわけですから。いや幸いにして感染してないとは思いますが。正直「(何のドラマでもいいから)コロナ感染者が出てドラマが中止になればいいのに(民放各局の危機意識がそれで高まってドラマ設定もマスク常時着用が常識になる)」と思う「黒い俺」がいます。
 結局、テレビ局もコロナについては認識がかなり甘いんじゃ無いか。


◆「面白そう」ではなく「別の意味で」半沢直樹が見たくなってきた俺(いや、やっぱ「別の意味で」見たくないかな?)

「半沢直樹」黒崎“急所つかみ”再び!片岡愛之助 続編初登場にSNS沸く「いちいち直樹呼び かわいい」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の7年ぶり続編は2日、第3話が放送され、歌舞伎俳優の片岡愛之助(48)が新シリーズに初登場した。前作に引き続き“当たり役”の黒崎駿一を演じ、オネエ口調も健在。部下の急所をつかむ“喝”も再び飛び出した。

 原作がどうでアレ「おネエ口調に急所(もちろん男性の下腹部の隠語)つかみ」「しかも主人公の敵役(明らかにホモに対するネガティブイメージが生じる)」て「フジが謝罪した保毛尾田」並にLGBTに差別的で問題だと思うんですがいいんですかね、これ。それにしてもこの記事に俺のような批判意識が何一つ存在しないことがなんともかんとも。

「半沢直樹」再放送で消された台湾の旗。中国大陸で反対の声が上がっていたが... TBSの回答は? | ハフポスト
 TBS系のドラマ・日曜劇場「半沢直樹」で、第1話に登場した世界各地の国や地域の旗が、1週間後の再放送では画面から消されていたことが分かった。
 なかには台湾政府が「国旗」とする「青天白日満地紅旗」も含まれていて、放送された当時、中国大陸では一部で反対の声があがっていたが、TBSは削除した理由について「お答えしない」としている。
 旗が登場するのは7月19日に放送された第一話の序盤。
 半沢がオフィスで妻・花(上戸彩さん)と電話するシーンで、半沢の背後に設置してある大型のモニターが映り込む。そこには日本やアメリカ、それにイタリアなど、世界各地の国や地域の名前と旗が表示され、「台湾」の横には台湾政府が「国旗」とする青天白日満地紅旗が描かれていた。
 一方で、1週間後の26日の再放送では、同じシーンのなかで、モニターに表示された国や地域名はそのままだったものの、旗の表示は全て消されていた。
 「半沢直樹」シリーズは中国大陸でも人気。「倍返しだ!」の中国語訳「加倍奉還」も流行り、今作も日本ドラマファンを中心に注目を集めていた。
 しかし、初回放送で台湾の旗が映し出されたことに、現地の一部ファンから疑問を呈する声が上がっていた。
 今回、国や地域の旗が一斉に消えたことについて、TBSは「制作過程についてはお答えしておりません」としている。

 いやそもそも「半澤が台湾企業に出向する」など、「台湾が舞台のドラマでも無い」のに、東京が舞台なのに、なんで青天白日旗をわざわざ出す必要があるの?、そもそも「半澤を中国大陸で売る気ないの?」て話ですよね。青天白日旗なんか出したら、それも「台湾がドラマの舞台などの出す必然性」も無いのに「出したら」、中国でのドラマ放送は、「台湾は国では無い」とする中国政府の反発でほとんど不可能では無いか。TBSは全く何を考えてるのか。
 しかも

「半沢直樹」黒崎“急所つかみ”再び!片岡愛之助 続編初登場にSNS沸く「いちいち直樹呼び かわいい」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
・第3話は、東京セントラル証券の半沢(堺)は大手IT企業・電脳雑伎集団の買収相手、スパイラルとアドバイザー契約を正式に結び(中略)IT業界の雄・スパイラルの窮地を救う秘策「逆買収」を社長の瀬名(尾上松也*11)に提案した*12

てなんで今回半澤の敵に当たる企業の名前が『電脳雑伎集団』と中国企業ぽいのか。
 ちなみに、どうもドラマの設定では『中国、台湾への本格的進出を考えてるから、企業名を中国ぽくしました』と言う設定らしく

半沢直樹 - Wikipedia
◆電脳雑技集団関係者
◆平山一正(ひらやま・かずまさ): 土田英生*13
 代表取締役社長。35歳で総合商社を退社した後、妻・美幸と共にゼロから電脳雑伎集団を築き上げたワンマン経営者。自社の基盤をさらに盤石なものとするため、スパイラルの買収を画策。
◆平山美幸(ひらやま・みゆき):南野陽子
 代表取締役副社長。一正の妻。

ということで実は日本企業ですが、何か「とってつけた設定」の気がしますね(どっちにしろそう言う設定がされるほど「中国経済の日本への影響」は今や大きいわけで、産経や国基研のような中国敵視など愚劣なだけです)。しかし「話が脱線します」が

南野陽子 - Wikipedia
・1987年、フジテレビ系ドラマ『スケバン刑事II :少女鉄仮面伝説』で主人公の2代目・麻宮サキ役を演じた。
・1988年、NHK大河ドラマ武田信玄』に出演。

など、「1980年代を代表する人気アイドル*14の一人だった南野陽子(1967年生まれで現在53歳)」がこうした役をやる年齢になったかと思うとしみじみします。
 それはともかく、青天白日旗と『中国企業ぽい企業名』セットで考えれば「池井戸やTBSて反中国&親台湾?」という疑念を感じます。
 原作もこれ(青天白日旗が登場し、黒崎はホモキャラ)なら「『池井戸&TBS』ってLGBT差別で反中国&親台湾?」「それって『百田尚樹&フジサンケイ』と同じヤン(呆)」としかいいようがないですね。
 いや原作改変だとしても池井戸は存命で「改変に同意している」以上、「黒崎のホモキャラ」について、その道義的責任は免れませんが。これははっきり言って悪質なホモ差別では無いのか。
 TBSも池井戸も「黒崎のホモキャラはネタですから」「『倍返し』(半澤)も、『やれるもんならやってみな』も、『オシマイDEATH』(以上、大和田)もギャグですし」ですむと思ったら大間違いでしょう。保毛尾田保毛男について「冗談」と言ういいわけは通用せず、フジは謝罪し「二度と保毛尾田はやらない」と明言せざるを得ませんでした。
 TBSも池井戸も「LGBT差別者」として糾弾されるべきでは無いか。正直「可能かどうかはともかく」黒崎出演部分(少なくともホモを小ばかにするような出演部分)はカットするか、取り直すかすべきでは無いか。つうかこのままだと冗談抜きで半澤は「ホモ差別」を理由に「新たな封印作品」になる「べきではないか」。
 まあ「池井戸って実は百田尚樹のようなクズ右翼?」という疑念が生じたことで「池井戸原作ドラマの視聴(TBS『下町ロケット』『半沢直樹』など)」「池井戸原作の読了」をしたいような、したくないような(「怖い物見たさ」という「お化け屋敷に行きたい」レベルの話でしか無いですが)。
 ちなみに俺個人は『前回の半澤ドラマ』となった池井戸原作を興味を持って読んだことはありますが個人的に面白くなかったので、余り覚えてないし、ドラマは今だに見ていません。何か堺雅人の「どや顔」も「何、調子乗ってんの、あの男」と「気にくわない」し。いや、あれだけ人気作品になればどや顔したい気持ちはよく分かりますが、それでも「堺のどや顔が気にくわない」。「二枚目のどや顔」ってのは「三枚目(?)」として見ていて不愉快にしかならない。


海峡両岸論 第117号 2020.08.02発行 - 衰退ニッポンに響いた「戦略的親日」 両岸緊張させた「プリズム政治家」 - | ちきゅう座

◆「戦略的親日」とは?
 (ボーガス注:日本右翼によって)彼に必ず貼られる「親日」のレッテルは、正しいのだろうか。
 多くの日本人にとって彼の魅力は、九州訛りの日本語を操りながら、戦前の日本を最大限ほめそやす「親日イメージ」にある。日本人が口にできない、植民地支配の過去を否定せず、「台湾近代化に多くの貢献をした」と、肯定的に評価してくれる存在だった。
 実兄が祀られている靖国神社を自ら参拝(2007年)した。靖国神社問題を「中国とコリアがつくったおとぎ話*15」(同)、「中国という国は南京大虐殺のようなホラ話を世界に広め」(2014年)などと、中韓による日本批判にも「反論」してくれた。
 総統退任後は計9回訪日したが、7回目の訪日(2015年7月)時には、日本の雑誌に寄稿し「日本と台湾は『同じ国』だったのである。『同じ国』だったのだから、台湾が日本と戦った(抗日)という事実もない」とし「当時われわれ兄弟は紛れもなく『日本人』として、祖国のために戦ったのである」と書いた。

 李登輝がいかに「最低の党利党略野郎」「生きる価値のない外道」であるかがよくわかります。南京事件否定論に公然と賛意を示すなどまともな人間ならできる行為では無い。
 まあ、id:MukkeやI濱Y子だとこんなクズ「李登輝」でも「台湾を民主化した偉大な政治家」の一言で礼賛なのでしょうが。
 ただし、この記事の筆者である岡田充*16(おかだ・たかし)共同通信客員論説委員はこうした李登輝の「下劣な党利党略ぶり」には極めて批判的ですし、俺も同感です。
 改めて「李登輝のような人間のクズが死んで本当に良かった」と明言したいと思います。

◆「ニッポン」を肯定する光
 李は常々、外来支配の下で「主人公」になれない台湾人を「台湾人の悲哀」と表現した。だが、ここでは植民地支配者の日本を「祖国」と呼ぶ。英植民地だったインド人や香港人、マレー人は、英国を「祖国」と呼ぶだろうか。朝鮮半島の人たちが日本を「祖国」と呼んだ例を知らない。
 日本を「外来政権」と呼ぶ一方で、「祖国」と表現する矛盾。持論の「日台運命共同体」を強調し、北京への挑発を十分計算し尽くした「戦略的」発言である。台湾、朝鮮植民地支配の歴史を清算できない日本の右翼政治家をくすぐる。
 李発言に「感応」するのは右派だけではなかった。歴史認識をめぐる中国や韓国の日本批判に「疲れた」日本人が、「外国人」である李の発言を聞き、過去の歴史と自己を重ね合わせた「ニッポン」を肯定する「光」を見出したのだと思う。
 (ボーガス注:台湾は親日国で、日本の植民地統治に感謝していると思い込みたい)「日本人の思考方法」を知りつくした「戦略的親日」は、十二分に威力を発揮した。「戦略的親日」は、日本世論に「親日反日か」の二分論思考を流行させ、「中国敵視」の市場を拡大する触媒作用も果たした。

 つまりは李の「戦前日本美化」は中国と対決するために「敵(中国)の敵は味方」で、日本ウヨ相手になされたリップサービスでしかありません。本心では全くない。
 朴正熙が「敵(北朝鮮)の敵は味方」で岸信介*17にへいこらしたのと大して変わらない。
 しかもその李の「リップサービス」は岡田氏の批判によれば「南京事件否定論に賛意を示す」など、「ペマ・ギャルポのデマ(ペマのデマについては例えばペマ・ギャルポの本がひどい(こういうデタラメを書かれるとやはり痛い気がする) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」などと同レベルのデマゴギー極まりない代物でした。
 日本マスコミのように李登輝を「台湾民主化の功労者」などとしてただただ賛美する事がいかに愚劣かと言うことですね。

◆矛盾に満ちた言説
 「(李の)言説には矛盾が多い」と書いたが、具体例を挙げよう。
 総統退任後の2002年、彼は沖縄紙とのインタビューで、「沖縄県に属する日本固有の領土」と初めて発言し波紋を広げた。その後も来日するたびに「日本領土」と繰り返してきた。
 もちろん現職の総統時代、そんなことを言うわけはない。かつて秘書役を務めた人物は筆者に対し、李が副総統時代に「尖閣は中国領」と主張した著名な日本人学者の書籍*18を、彼を通じて日本から取り寄せたと聞いた。「中華民国領」の根拠を補強するための「理論武装のためです」と、元秘書役は言っていた。

 岡田氏が指摘するまでも無く「尖閣問題での李の発言がデタラメであること(総統時代は台湾領発言をしていたのに総統を退任するや日本ウヨ相手に日本領発言)」は有名な話であり、これについて、李登輝本人やその支持者(取り巻き)からまともな釈明がされたことは一度もありません。

 ついでに言えば、先の「『日本人』として祖国のために戦った」との言説は、台湾でも問題視されたが、同じ2015年、台湾の大学生に向けた講演では「(台湾人が)日本人の奴隷になったのは悲しい」と述べている。時と場所によって、発言内容はくるくると変わる。

 言うことが相手で変わるというのは「李登輝=嘘つきのクズ」以外の何物でも無いでしょう。

◆「おごり」と「甘え」
 李の「戦略的親日」は、日本人に「おごり」と「甘え」をもたらした。その例を挙げる。麻生*19副首相兼財務相は(ボーガス注:第三次小泉改造内閣)外相だった2006年2月、国会答弁で「台湾の教育水準が高いのは、植民地時代の日本義務教育のおかげ」と発言した。これに対し、当時の陳水扁政権の外交部スポークスマンは「教育も植民政策の一環であり、目的は誰もが分かっている」と、植民地統治の正当化に反発した。これが「親日」といわれる民進党政権の植民地統治に対する公式見解である。
 かつての宗主国のリーダーが、植民地統治を正当化する言説を公言するのは稀だ。植民地支配を受けた側がこの言説に与するのは、自殺行為である。このスポークスマン発言に「反日」のレッテルを貼れるだろうか。「戦略的親日」に寄りかかり、植民地統治を正当化する麻生の「おごり」と「甘え」こそ、問題にしなければならない。
 もう一つ例を挙げよう。2002年、台湾の性風俗業や買売春を、写真入りで紹介した日本のムック本「極楽台湾」が、台北で販売禁止される事件が起きた。当時の台北市長は(ボーガス注:後に総統となる国民党の)馬英九*20。この時「極楽台湾」を取り締まった馬英九を「反日」の一言で、ばっさりと切り捨てた中国研究者もいる(M谷N子*21 ボーガス注:2005年当時、中央大非常勤講師。現在、明治大学准教授)「胡錦濤より『色男』で『反日』の馬英九」「諸君」2006年3月号)。
 「反日」のレッテルだけではない。(ボーガス注:客観的事実に反しばかばかしいという意味で)傑作なのは結論部分で、この研究者は「李登輝に代表される日本語世代のような、無条件に日本を愛してくれた親日派は、今後急速に消滅していく」と書く。李は多くの台湾人同様、複合的なアイデンティティを持つと同時に、極めて現実的な政治家だ。「無条件で」宗主国を愛するような政治家がいるとすれば、その資質は疑われる。研究者の見立てもまた、「戦略的親日」に騙された結果、産み出されて「甘え」と言わざるを得ない。

 李のせいで「日本批判=反日・親中国」等というふざけた居直りを日本ウヨが平気でするようになったという話です。
 「植民地支配美化」に反発が起こるのは当然の話であり、全く馬鹿げています。
 さて、岡田氏に

◆「甘え」と「おごり」

とバッサリと切って捨てられたM谷氏ですが、まあたぶん、「岡田記事をどう思いますか」と彼女に聞けば、「私への不当な誹謗中傷だ」などと岡田氏相手に憎悪の念をたぎらせるだけでしょう。
 ただし、M谷氏が岡田氏の批判に反発しようとも俺は勿論岡田氏のM谷批判は、「id:Mukke連座制デマ」並の捏造デマ中傷をM谷氏相手に岡田氏がしてない限り*22、全く正しいと思います(なお、「連座制デマ」については門司港、小倉、中津その他紀行(2014年8月~9月)(1)(ばかばかしい追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の「ばかばかしい追記」を参照)。
 いずれにせよ、M谷氏は岡田氏を勝手に「中国シンパ」扱いして罵倒するかもしれない。まあ、あの人はその程度の「レベルの低い人」でしょう。以前も別記事で書きましたが「安倍首相のおかげでウイグル政治犯が解放された」と書いちゃうような御仁ですからね。
 正直、M谷氏と付き合えるような人間は
1)彼女の問題点を我慢してるか
2)彼女と同レベルの馬鹿か
どっちかでしょう。俺も岡田氏同様、彼女については「学問的能力はともかく、人間としては、およそ、まともな人間では無い(政治的偏向から物の見方がゆがんでるし、それを批判されても逆ギレしかしない)」と言う低い評価です。
 なお、岡田氏は以前も

海峡両岸論NO.4:NHK叩きは馬批判の代償行為 「親日幻想」捨てない人たち(岡田充)
◆「おごり」と「甘え」
 日本のメディア・識者は、外国および外国人をとりあげる際、日本に対する愛憎を基準にしたこのレッテルを好んで使う。話は02年に戻る。この年のはじめ、台湾の性風俗業や買売春を写真や値段入りで紹介した日本のムック本「極楽台湾」が、台北で販売禁止される事件が起きた。当時の台北市長は馬英九。「極楽台湾」を厳しく取り締まった馬英九を「反日」の一言でばっさりと切り捨てた研究者がいた。M谷N子・中央大非常勤講師の「胡錦濤より『色男』で『反日』の馬英九」である。彼女は「買春した日本人は、出国時パスポートに『淫虫』(スケベ野郎)のスタンプを押すことも検討する」と述べた馬発言を取り上げ、馬の「反日的性格*23」の一例というのだ。
 さらに馬の「反日」の例として、(ボーガス注:抗日反乱)霧社事件タイヤル族の指導者モーダルナオ記念碑を「先住民たちは抗日英雄」として参拝したこと*24や、馬がハーバード留学時代「保釣*25」運動の闘士だったことを挙げる。馬の名誉のために言えば、台湾でモーダルナオの肖像を彫った50元コインが発行されたのは陳水扁時代であり、発行を計画したのは李登輝政権だった。「親日」「反日」の二元論から生み出された「おごり」の一例である。
 この論文で(ボーガス注:客観的事実に反していてばかばかしいという意味で)傑作なのは結論部分である。彼女は「李登輝に代表される日本語世代のような、無条件に日本を愛してくれた親日派は、今後急速に消滅していく」とし、「台湾が『親日』であった時代は終わった」と結論づける。いったい李のどこに「無条件で日本を愛してくれる」性格がみえるのか。うなずくわけにはいかない。
 国際政治と外交とは、国際的に認められたあらゆる方法で、「国益」を追求する手段である。(ボーガス注:どこの国の政治家でアレ)「無条件で外国」を愛する政治家がいるとすれば、その国際感覚と政治家としての資質は疑わしい。国民党内のし烈な権力闘争を勝ち抜き、巨大な中国と駆け引きするには、「親日」だけでは生き残れない。李の場合、強大化する中国を「仮想敵」に、自分と台湾の「親日」イメージを戦略的に振りまいた成功例である。

海峡両岸論NO.61 幻の「台湾親日」論 陳政権時代の対日政策(岡田充)
◆「甘え」と「おごり」助長
 次に挙げるのは、「片思い」が生み出す「甘え」と「おごり」の意識構造である。
(中略)
 2002年初め、台北の日系書店で売られた台湾の性風俗業や買売春を紹介した日本の「極楽台湾」(司書房)が、販売禁止となった。
 問題視したのは民進党台北市議だ。買春を公然と奨励するような書籍が堂々と売られているのは、「陳水扁元市長に比べ馬英九市長が手ぬるいからだ」と批判したのである。これに対し馬は市議会で「いつでもどこでも買売春できる都市として描かれ、台北市の印象を著しく傷つけた」と批判。記者会見では本を手に取り「仮に同じ内容の『極楽東京』が発売されたら、東京都や都民はどうするだろうか」と怒りをあらわにし「買春に来る観光客は一網打尽にする」と取締り強化を宣言した。
 この本は、日本人ライターが台北市の風俗スポットを、裸の台湾女性の写真入りで詳細に紹介し、買春価格も掲載した。日本では「珍しくもない本」かもしれないが、問題は台湾で堂々と販売されたことにある。出版社は「極楽上海」「極楽ソウル」など一連のシリーズを出しているが、まさか上海やソウルの書店には置くまい。外交問題に発展することは明らかだからだ。
 台湾は「親日」だから、日本人旅行者向けに販売しても中国や韓国と違い、発禁され外交問題になることはないだろうという「甘え」と「おごり」から生まれたのだと思う。発禁は当然の処分であって、馬の「反日意識」のためではなかろう。
◆中国研究者にも「親日」浸透
 最後に「甘え」がもたらす摩擦を、安易に「親日」の対極にある「反日」という言葉で表現する日本の論調にも触れよう。「極楽台湾」事件について中国研究者のM谷N子氏は「胡錦濤より『色男』で『反日』の馬英九」(「諸君」2006年3月号)で、「買春した日本人は、出国時パスポートに『淫虫』(スケベ野郎)のスタンプを押すことも検討」という馬発言を取り上げ、馬の「反日的性格」の一例と指摘するのである。
 M谷はさらに「反日」の例として、霧社事件タイヤル族の指導者モーダルナオ記念碑を「先住民たちは抗日英雄だ」と位置付け参拝したことや馬英九総統が「保釣運動」(釣魚島保全運動:尖閣諸島=釣魚島を台湾領と主張する運動)の闘士だったことを挙げるのだが、(ボーガス注:客観的事実に反していてばかばかしいという意味で)傑作なのは結論部分である。彼女は「李登輝に代表される日本語世代のような、無条件に日本を愛してくれた親日派は、今後急速に消滅していく」とした上で、「(もし政権交代馬英九が総統になれば*26)台湾が『親日』であった時代は終わった。その上で「馬英九の『嫌日』発言は突出しており、共産党と国民党は『反日』で団結することは可能」という懸念を表明するのである。
  M谷は、李登輝らを「無条件で日本を愛してくれる」と形容するが、中国、台湾を研究する専門家とは思えない(ボーガス注:客観的事実に反する非常識な)認識である。
 「無条件で外国」を愛する政治家がいるとすれば、その国際感覚と資質は疑われる。M谷の見立ては、李の「戦略的親日」に対するナイーブな認識と言わざるを得ない。
 M谷の認識は「台湾政権が国民党に変われば、馬主席の反日的性格からして台湾の政策も反日になる」というものである。馬英九政権が果たして「反日」だったのかどうか、(ボーガス注:M谷には)是非検証してほしいところだ。

としてM谷を「おごりと甘え」として批判しており、今回はそれの「繰り返し」ですね。
 「M谷に対して善意に理解」すれば「岡田氏が批判するM谷文章」は2006年の物なのでその後14年を経た今「M谷の考えがまともになってる可能性」もありますがたぶん「まともになってないんだろう」なあ。まあ、2006年時点ですらこのM谷認識は「客観的事実に反する異常な代物」で「気が狂っています」が。
 こういうと「ウイグル専門家のM谷先生に失礼だ!。ボーガスは素人のくせに」とか言うのが「異常な反中国のバカ」id:Mukkeなんだろうなあ。id:Mukkeの師匠らしい「I濱Y子・早稲田大学教授」もM谷並みに「非常識な反中国」ですし、その悪影響でid:Mukkeも「非常識な反中国」ですからね。いや、そう言う問題じゃねえし、俺が紹介してる「M谷批判派・岡田氏」は元共同通信香港支局長、台北市局長つう中国専門家ですから。 

 李登輝は、政治的には「過去の人」であり、その死が国際政治に与える影響は限定的である。

 俺もそう思っていましたが、中国専門家・岡田氏も同意見だそうです。

*1:著書『北京特派員』(1999年、平凡社新書)、『中国ビジネス 光と闇』(2003年、平凡社新書)など

*2:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*3:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表などを経て立憲民主党副代表(参院幹事長兼務)

*4:ベトナム大使、外務省アジア局長などを経て駐日大使

*5:三浦は「評論家」と言うより「ただのプロ極右活動家」ですが。

*6:「当事者」て、フジが報じた移植に「治療を受けた患者の家族」「臓器提供したドナーの家族」などの形で関わりがあるわけでも無いのに何が「当事者」なのか?。「俺たちは中国の臓器移植を批判してるから当事者だ」などというのは「呆れた珍論」でしかないでしょう。

*7:臓器狩り」などというウヨの中国非難には説得力のある根拠は今のところ何もありません。

*8:ググったところ神奈川県逗子市議のようです。

*9:ウイグルの専門家でも無い「つくる会理事=デマ右翼」三浦が事務局長というのだから日本ウイグル協会は「完全にオワコン」ですね。日本ウイグル協会は政治的に滅亡した方がいい。

*10:日比野の著書『「鳥の目」と「虫の目」で追った厚生労働行政』(2020年、ブイツーソリューション)の著者紹介によれば、元中日新聞論説委員東京医療保健大学客員教授。ちなみにこの「ブイツーソリューション」は自費出版の会社のようです。当然ながら、日比野本が信用できる内容かどうかは分かりません。「商業出版とは違い」編集者のチェックなど無いわけですから。

*11:市川猿之助の伊佐山(東京中央銀行証券部長。半澤の宿敵である大和田の子分で当然、半澤にとっても敵に当たり、電脳雑伎集団のスパイラル買収計画に協力)」「市川中車香川照之)の大和田・東京中央銀行元常務」「尾上松也の瀬名(スパイラル社長。半澤に買収計画阻止を依頼)」「片岡愛之助の黒崎・証券取引等監視委員会証券検査課統括検査官(前回は大阪国税局査察部統括官、金融庁検査局主任検査官)」と何故か歌舞伎役者の出演が多いことが今回話題のようです(市川中車香川照之)、片岡愛之助は前回からの出演、他は今回が初めて)。

*12:「ドラマの受け狙い」でこういう設定になるわけですが「電脳雑伎集団の依頼でスパイラル買収を計画する東京中央銀行証券部」に対抗して「東京セントラル証券(東京中央銀行・子会社)の半澤(東京中央銀行から出向)がスパイラルの依頼で買収計画阻止(スパイラル買収計画に積極的な東京中央銀行・大和田派に対し、大和田失脚(ひいては大和田を重用する中野渡頭取(北大路欣也)失脚)を画策する東京中央銀行・反大和田派(反中野渡派)が半澤を支援し、大和田(そして中野渡)は半澤の行為を阻止できない)」なんて「子会社と親会社の対立」は普通ありうることでは無いですよね。まあ「半澤は、忠臣蔵と同様の勧善懲悪もの」なので最終回では、買収計画が阻止され、大和田も中野渡も失脚するであろうことは「原作を読まなくても」今から「2万%確実に予想」できますが。

*13:立命館大学入学後、学生劇団「立命芸術劇場」に入り演劇の世界へ。1989年、主宰する「劇団MONO」の前身となる「B級プラクティス」を結成。1999年、『その鉄塔に男たちはいるという』で第6回OMS戯曲賞大賞を受賞。2001年、文学座に提供した『崩れた石垣、のぼる鮭たち』により第56回芸術祭賞演劇部門にて優秀賞を受賞した。また、俳優としてもいくつかの作品に出演している。(土田英生 - Wikipedia参照)。

*14:当初、愚かな勘違いから「おニャン子クラブメンバー」と書いていましたが、コメ欄のご指摘通り「事実誤認(彼女はメンバーでは無い)」なので修正しました。

*15:そもそも靖国神社参拝を「A級戦犯合祀」等を理由に批判してるのは中韓だけでは無く欧米も批判的なので李登輝の主張は明らかにデマです。

*16:著書『中国と台湾:対立と共存の両岸関係』(2003年、講談社現代新書)など

*17:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相などを経て首相

*18:井上清京都大名誉教授の著書『「尖閣」列島:釣魚諸島の史的解明』(1972年、現代評論社)のことか?

*19:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二~四次安倍内閣副首相・財務相

*20:連戦内閣法相、台北市長などを経て台湾総統

*21:著書『亡命者が語る政治弾圧:中国を追われたウイグル人』(2007年、文春新書)など

*22:まあ、「恥知らずのバカ」id:Mukkeじゃあるまいし、捏造など岡田氏はしてないでしょうが。

*23:岡田氏が言うようにここで問題になってるのは「日本のムック本に台湾が買春天国であるかのように描かれてること」であってそれに馬が反発したからと言って何でそれが反日になるのか。別に「日本のムック本」でなくて「中国や韓国のムック本」でも馬は反発したでしょうし、岡田氏によればこの件では「M谷が反日扱いする国民党だけで無く、M谷が親日扱いする民進党も馬市長(当時)に『極楽台湾』の販売禁止を求めていた」のでありそんな話が何で親日反日云々なんて話になるのか。M谷の馬鹿さにはいつもながら呆れます。

*24:イヤー、岡田批判が事実なら、M谷氏の態度は「安重根をテロリスト呼ばわり」し、安を義士として扱う韓国政府を「反日」呼ばわりする安倍政権並の馬鹿さですね。これで「ウイグルのテロ」を「中国の弾圧が悪い」として好意的態度がとれるM谷のデタラメさには心底呆れます。

*25:「釣魚島保全運動(釣魚島は尖閣諸島のこと。保全とは領有権主張のこと)」の略称。

*26:まあ実際にその後、馬氏は総統になったわけですがその後の日台関係がM谷が危惧するような物にならなかったことは言うまでも無いでしょう。