今日の産経ニュース(2020年8月6日分)

【正論 戦後75年に思う】不安と恐怖の虜囚となるなかれ 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫 - 産経ニュース

 過日、旧知の精神科医と一杯やる機会があった。「このところ新規感染者数が増え第2波がやってきたということなんでしょうかね」と問う。氏は「そんなこともないでしょう。数百人くらいで高止まりしてオーバーシュートはないんでしょうね」という。多少安堵して「どうしてそうなんでしょうね」といえば「もう日本人の相当多くが抗体を獲得しているんだ*1と思いますよ。渡辺さんね、ひどいのは(ボーガス注:コロナの感染者増加より)不安障害や強迫観念の広がりの方ですよ。私の実感ではエイズの時よりもひどい神経症が広がってるんじゃないかな。そのうち日本の社会がパニック症候群を引き起こすんじゃないかと心配しています。深刻なのは新型コロナウイルス感染そのものじゃなくてこちらの方ですよ」という。大体同じように考えていた私には随分と得心のいく話だった。

 「ウヨ仲間の岡本行夫」がコロナで死んでるのに、産経もよくもまあここまでコロナを舐めた文章を掲載できるもんです。「集団免疫」なんてことは何一つ証明されてないのに。安倍が「さすがに東京は除外した」とはいえ、野党などの批判を無視して「goto」なんぞやってしまう理由の一つはこうした「産経文化人のコロナ軽視の悪影響」かもしれません。とはいえ「専門家の多くがそんな説に立ってないこと」もあり、安倍もさすがに集団免疫説を公言するほど無茶苦茶ではありませんが。 
 それにしても「コロナを舐めてる産経」が「北朝鮮の核ミサイルガー」つうのはどう見ても「口から出任せの嘘八百」でしょう。


朝日新聞、首相会見の質問制止抗議「職員が腕つかんだ」 官邸は否定 - 産経ニュース
 事実なら全くとんでもない話です。


【主張】少年法の適用 成人年齢と揃えるべきだ - 産経ニュース
 産経らしい情緒的な厳罰論でありいつもながら呆れます。

*1:いわゆる「集団免疫説」のこと。