今日の産経ニュースほか(2020年8月28日分)(副題:安倍辞任を素直にまずは喜ぶ)

安倍晋三首相、辞任へ - 産経ニュース
首相、3時からの自民党臨時役員会で辞意表明へ - 産経ニュース
 以前、小生の別記事でこの緊急記者会見とやらについて
1)緊急記者会見という響きからは「辞任や衆院解散*1」も一応可能性がある。その場合、サプライズだが、そんな前兆は無かったし自公幹部(二階*2幹事長や山口*3代表など)も散々否定しているのでそれはないだろう(安倍辞任なら大変嬉しいが)。そもそも今解散しても「政権交代や退陣に追い込まれなくても」自民の議席が減るだけで安倍に利益が無い
2)特に首相辞任は無いだろう(安倍がライフワークだとする改憲ができなくなり安倍の面子も安倍支持層である極右の面子も潰れるので。もはや安倍の再再登板など可能性が無い。大体安倍も周囲も「そんなに体調が悪いなら辞任するか、せめて臨時代理を置くべきだ。その必要は無いというなら国会を開会しなさい」という野党などの批判に、国会開会を拒否する一方で、必死に「辞任だの臨時代理設置だの、そんなに酷い体調不良では無い」と言い続けてきた)
3)下降傾向にあるとは言え、未だ支持率が30%台(モリカケ疑惑発覚直後と同程度)であり、不愉快だが20%台に突入して公然と安倍おろしが党内で起きない限りあの男は居座る
4)立民、国民民主の合同に対する期待意見が世論調査では低いこと、合同しても支持率がほとんど上がってないこと、維新が大阪都構想を実現する見込みが出てきたこと*4などもそうした安倍の「居座りの意思」を助長した
と思っていました。何せモリカケ桜を見る会でも居直り続けた男です。今投げ出したら「安倍に首相を続けて欲しいわけでは無いが、今辞めるのはコロナに対して無責任」という批判は避けられませんし、安倍も「コロナが終息するまでは辞めません、辞めたら無責任」として居直るかと思っていました。そうそう簡単に退陣すると思うほど俺も楽観主義ではないし、例の通院も「仮病」と思っていました。
 したがって記者会見とは「僕の考えた景気回復策&コロナ解決策」と思っていたのですがなんと「健康不良による辞任の見込み」だそうでびっくりです。
 マスコミ各社が公然と「辞任の見込み」と報じてるので安倍が正式発表はしていませんが、これは間違いないでしょう。
 できれば「選挙(衆院選でアレ参院選でアレ)の自民惨敗」で引きずり下ろしたかったのですが、「野党の批判も勿論辞任に至った原因」だし、とにもかくにもひとまずは喜びたいですね。ただ今の自民&日本だと「前々前世」ならぬ「再々登板」が「絶対にないとは言い切れない」し、一議員でも安倍が政治家であることなど俺的に許しがたいのでこの際、議員も引退して欲しい。その上でムショに行くか、潔く自決でもして欲しいもんです。俺は安倍に同情など勿論かけらもしません(そもそも今回の辞任も仮病でしょうが)
 もちろん「安倍の残した負の遺産(例:ホワイト国除外などによる日韓関係悪化、モリカケ桜を見る会、布マスク、給付金疑惑、安倍のかばい手で追及を逃れていた甘利*5のUR疑惑、菅原元経産相公選法違反疑惑など不正の是正)」を清算する必要はありますし、それが完了しない限り「喜びも中くらい」ですが。しかしこれで「一部で危惧されていた萩生田*6文科相による幸福の科学大学正式認可」は完全にぽしゃったんでしょうね。まともな手続きであの大学が認可されるとも思えないし、安倍や萩生田と違って石破や岸田にあんな大学を認可する動機は無いでしょう。
 なお、一方でウヨが切望していた「習主席訪日の白紙化」はないでしょうねえ。そんなことをしたら外交上非礼の極みですし、日本にとって中国は重要な貿易相手国です。安倍に干されていた石破が首相になろうが、野党に政権交代しようが「安倍首相と俺は関係ない」が通る話では無い。
 辞任の経緯について今後、わかるでしょうが
1)コロナによる政権支持率の低迷で安倍がやる気を失った(また体調不良も多少影響した:小生などは通院は『完全な仮病』と思っていたが実は『安倍が大げさに騒ぐほどの重病ではない』にせよ『精神力が強いわけでも無い安倍』にとってはそれなりに体調はきつかったのかもしれないと今は考えを改めています。もちろん安倍の自業自得であり同情などかけらもしませんが)
2)「党外(特に小生のような政治素人)からは見えなかっただけで」自民党内からも実は安倍おろしが始まっていた
3)安倍にとって「政権在任期間・最長」が達成できた*7し、「安保関連法」「特定秘密保護法」「働き方改革法」「入管法改定」「消費税増税」などで一応「一定の成果を上げた」という格好は付けられる(とはいえそれらの成果のほとんどは自民党総裁三選前のことであり、『三選の必要あったの?』感が否めませんが)
つうことでしょうか。しかしそれにしても

首相、3時からの自民党臨時役員会で辞意表明へ - 産経ニュース
 新型コロナウイルス感染症への対応で、年明けから6月20日まで147日連続で執務するなど激務が続いており、健康状態の悪化が理由とみられる。

と強弁するとはみっともないにもほどがあります。第一次安倍内閣の辞任のときも「政権支持率低迷→党内の安倍おろしが理由」なのに「大腸の潰瘍」と強弁しましたが、「またかよ、お前本当に嘘つきだな」ですね。まあ「安倍信者」はこれを「マジで信じる」あるいは「信じた振りをする」のでしょうが。
 前も書きましたが連続勤務といったところで「午前中は官邸で執務、午後は私邸で静養、夜は会食」なんてもんがあるのに何を言ってるのか。しかも「6月20日まで激務」て「それなら7月に辞めろよ、辞意表明した今日から6/20まで約2ヶ月以上あいてるじゃねえか」ですね。
 しかしこうなると、まずは自民党総裁選ですが、やはり有力候補は「世論調査1位」石破*8元幹事長でしょうね。あとは「副総理・財務相の麻生*9」「安倍が後継にしたがっていたとされる岸田*10政調会長」か。一応他には「派閥ボス」石原*11元幹事長などもいますが可能性は低いかと思います。
 石破でアレ誰でアレ、次の首相が何をしてくるか、それに対して野党各党がどう立ち向かうかと言うことですね。さすがに稲田*12や下村*13は無いでしょう。
 また、これによって「場合によっては」維新側にも一定のダメージが出てくるでしょう。安倍は露骨に維新応援団でしたがポスト安倍はそうではない可能性があるからです。
 しかし横田奥さんら家族会には「ねえ、今どんな気持ち?」と聞きたくなります。
 それと「この辞任が今後の朝鮮学校無償化除外国賠訴訟(過去にどう見ても安倍に忖度したとしか思えない不当な学校敗訴判決が続出したが今後はそうではなくなる)、朝鮮幼稚園の幼保無償化除外など朝鮮学校を巡る酷い状況の改善に少しでもつながればいい」と思いますね。


安倍首相が辞任を正式表明 - 産経ニュース
 ということで安倍が正式に辞意表明しました。しかしうちの親父、オフクロなんぞ「病気退陣なんてかわいそう」「(病気が悪化するとまずいので)早く退陣して病気を治して欲しい」「病気治療のために、いっそ議員も辞めたらどうか?(自民支持層である彼らの口ぶりからして皮肉では無くマジで善意の同情発言*14)」と「冗談では無く真顔で言う」ので正直親とは言え「アホと違うか?」「何でこう自民党支持層ってバカなの?。テレビがまともに安倍批判しないから?」とげんなりします。まあ、ポスト安倍が誕生すれば彼らも急速に安倍のことなど気にも止めなくなるでしょうが。


【首相会見全文】(3)「拉致問題解決できなかったことは痛恨の極み」 - 産経ニュース
 こう舌先三寸で言っておけばそれだけで家族会は安倍を許してくれるのだから全く安倍にとって「チョロい連中=家族会」でしょう。


【首相会見全文】(4)「次期総裁、素晴らしい方が決まっていくだろう」 - 産経ニュース
 この発言を素直に信じれば、つまりは安倍は「次期総裁」について何ら政治力を行使できなかったと言うことでしょう。


【首相会見全文】(5)「拉致問題、ありとあらゆる可能性、さまざまなアプローチ、全力尽くしてきた」 - 産経ニュース
 救う会、家族会に言われるがママに経済制裁しかしてこなかったくせに何を言っているのか。
 むしろ「あらゆる手段を模索していた」のは
1)小泉訪朝の小泉首相
2)首相在任中に制裁解除により対話ムードを高め首相訪朝を目指していたとされる福田*15首相の方でしょう。


【首相会見全文】(6)ポスト安倍「ビジョン、責任感、情熱を持った方」 - 産経ニュース

 今後についてでございますが、なんとかですね、体調を回復する中において、一議員として活動を続けていきたい。

 再再登板などされても迷惑だし、一議員としてもこんな男の政治活動を許せないので議員をやめてほしいですね。野党も何とか全力でこの男を落選させて欲しい。つうか、いい加減選挙区の自民党員、安倍後援会員もいい加減、こんな奴は見切ったらどうなのか。


【首相会見全文】(7)憲法改正「国民的な世論が十分盛り上がらなかったことは事実」 - 産経ニュース
 安倍ですらこう言っていることが興味深い。もちろん改憲ムードが高まらなかった理由は色々あるでしょうが、その一つが「モリカケ」「桜を見る会」等での安倍の無法でしょう。あの結果、護憲派、野党支持層は勿論「自民党支持層の一部」ですら「あんな無茶苦茶な人に憲法改定させていいのか」になってしまったわけです。


「大事な時に体壊す癖」 立民・石垣氏がツイート - 産経ニュース
 要するに「仮病じゃねえのか?」「百歩譲って事実だとしても無責任すぎる。政治家ともあろう者がまともに体調管理もできないのか。一般人とは話が違う」て話であり何の問題も無いツイートだと思います(過去に病気理由に証人喚問拒否した政治家と同じ話)。むしろ安倍の怪しい話を放置する方が「潰瘍性大腸炎=危なくて重要な仕事を何も任せられない」つう偏見を助長するのではないか。

 石垣氏のツイッターには「病気と闘っている人への侮辱だ」などの批判が殺到した。

 どうせ安倍信者か「文章読解力のないバカ」か、アンチ立民か、その程度の連中でしょう。「潰瘍性大腸炎の人間」なんか一人もいないのではないか。無視すればいいのに

 枝野幸男代表は「適切ではないと受け止めた」と、さいたま市で記者団に述べた。福山哲郎*16幹事長は石垣氏を呼び、対応を検討するよう指示した。

つうんだから枝野や福山には呆れます。安倍も「病気を持ち出せばいつでも逃げられるんだ」と大喜びでしょう。
 そのくせ、京都市長選での反共誹謗広告にはいつまで経っても共産に謝罪しねえし(怒)


「国家の根本修繕した」「アベノミクスで暮らしよくならず」「カギ握る後継者選び」 安倍首相辞任 専門家らはこう見る - 産経ニュース
 ほとんど安倍万歳のウヨ連中しかいないのですが、数が少ないとは言え、あの産経が

アベノミクスで暮らしよくならず 経済ジャーナリストの荻原博子*17
「安倍政権の看板政策はいわゆる『アベノミクス』だったが、結果としてわれわれの暮らしは豊かにならなかった。大きな打撃を与えている新型コロナウイルスでは、マスク配布と学校の一斉休校を行ったが根拠が乏しく、実効性にも疑問が残る。今後、経済は徐々に堪えきれなくなり、倒産やリストラが本格化してくるだろう。政治の関心は『ポスト安倍』に移るだろうが、コロナ対策と経済対策は今が正念場。政治的空白を生まないよう、一刻も早く次期首相を決めるべきだ」

と安倍批判派も登場させるとは意外です。


大阪府の吉村知事「憲法改正実現してほしかった」 - 産経ニュース
 自民支持層や維新支持層ですら必ずしも改憲支持では無いだろうに「はあ?」ですね。


維新の松井代表「本当に感謝」官邸と太いパイプ - 産経ニュース
 松井にとってはポスト安倍が誰になるか心配なところでしょう。安倍ほどに維新に対し好意的な態度になるかが分からないからです。


後継総裁、両院議員総会で選出へ 菅、石破、岸田氏らの名浮上 - 産経ニュース
 「石破総裁を否定するために議員選挙のみにする」ということでしょう。「自分らが石破を干してきた」が故に、二階幹事長(二階派ボス)、岸田政調会長(岸田派ボス)、麻生副総理・財務相麻生派ボス)ら今の執行部連中が「石破総裁に同様の報復をされること」を恐れているのでしょうが、わかりやすいまでの石破敵視です。
 とはいえ、党員世論や国民世論を考えれば、そうした方向性で強行できるかは疑問です。結局「党員選挙はします」になるかもしれない。仮に強行したところで、石破を干せなければ「自民党幹部」として、石破の政治力はかえって強まりますし、逆に干したところで「ポスト安倍」がコロナ終息などで成果が出なければかえって石破の株が上がるだけでしょう。石破としては「干したいなら干せばいい」という気持ちでしょうね。むしろ安倍に干されたことによって今、自民党内の安倍批判票によって「ポスト安倍最有力候補」になったわけですから。


「真の友人に感謝」豪州首相、安倍首相を称賛 - 産経ニュース
 一応リップサービスとしてこう言うでしょう。安倍批判派の俺的にはリップサービスでも不愉快ですが。そもそもリップサービスとは言え

安倍氏のリーダーシップ、見識、寛大さ、そしてビジョンは、地域や世界の平和、自由、繁栄を守ってきた

というのは嘘にもほどがあると言うべきでしょう。


石破、岸田、野田、下村各氏が総裁選に意欲 - 産経ニュース
 石破、岸田は当然予想の範囲内ですし、野田*18も分かりますが「下村」ねえ。安倍が官房副長官文科相自民党選対委員長と重用したことで勘違いしてしまったようです。


中国外務省「日中関係の改善継続を希望」 - 産経ニュース
 そんなことはまず考えられませんが「ポスト安倍」に「習*19主席訪日」を白紙にされても困るのでこうした指摘は当然するでしょう。


中国外交に不確定要素 日中「1強」同士の改善不透明に - 産経ニュース

 習氏の国賓訪日が新型コロナウイルスの感染拡大で宙に浮く中、安倍首相の辞任発表で中国の対日外交は見直しを迫られることになる。
 北京の大学教授は「安倍1強体制が中日関係の回復を可能にした。(辞任の)影響は非常に大きいだろう」と指摘。

 イヤー別にそんなことも無いでしょう。勿論、中国も「誰が首相になるのか」に興味関心はあるし、勿論、新首相との付き合いをどうするかという問題はありますが、それ中国に限らず、他の国も同じですし。そして、そんなことは「今回のポスト安倍」に限らず基本的に「いつも同じ」でしょう。
 むしろ「竹下*20派(当時の自民党最大派閥)の雇われマダム」扱いされてはいたものの「宇野*21首相、海部*22首相」と予想もしなかった人間が出てきたリクルート事件当時の方がよほど困ったんじゃ無いか。
 少なくともまともな首相なら「安倍の決めたことで俺は関係ない」といって習主席訪日の白紙化なんて無茶苦茶するわけもないし。
 そもそも「中日関係の回復」も何も「日中関係をぶち壊したのが安倍」でそれを結局、修復しただけであり「マッチポンプみたいなもん」です。
 「田中*23首相の日中国交正常化」「福田赳夫*24首相の日中平和友好条約締結」「宮沢*25首相の天皇訪中」ほどの成果なんか安倍にはない。


和田春樹名誉教授、「安倍首相が退かない限り、日韓関係は改善されない」 : 東亜日報
 安倍退任前の記事ですが、全く同感ですね。安倍が辞めたことで日韓関係に多少は「改善の機運が出てくること」を期待したい。


「教育再生実行会議、継続を」 萩生田文科相、次期首相に要望 - 産経ニュース
 「ウヨの萩生田らしい要望」ですが、第一次安倍内閣教育再生会議(安倍に近い葛西敬之JR東海会長(当時)、門川大作京都市長らがメンバー)同様、消滅することになるのでしょうね。何せ八木秀次日本教育再生機構理事長、麗澤大学*26教授、元「新しい歴史教科書をつくる会」会長)がメンバーというトンデモ会議ですから一日も早く廃止すべきです。もちろん萩生田も文科相退任は勿論、表舞台に出ることはもはやないでしょう。


「公正中立な調査を」自殺の近財局職員の妻がコメント - 産経ニュース
 全く同感なので紹介しておきます。


「潰瘍性大腸炎が再発、一定期間の治療必要」首相が説明 - 産経ニュース
 また「大腸の病気ガー」だそうです。どんだけ嘘つきなのか。難病患者の皆さんにとっても安倍ほど迷惑な「仮病野郎」もいないでしょう。
 安倍のせいで「難病患者はいつ辞めるか分からないから採用したくない」等というイメージが生まれかねないからです。
 しかし、まるで「佐藤栄作(安倍以前の継続任期最長内閣だが、退任記者会見はマスコミと喧嘩したことで一人で語り続けるという寂しい物に)や桂太郎*27日露戦争勝利時の内閣ということもあり安倍以前の通算任期最長内閣。しかし、いわゆる第一次憲政擁護運動(第一次護憲運動)で第三次桂内閣は短命に終わり失意の中病死)」の退任を連想させる「最長内閣とは思えない退任劇」です。
 まさに現在の安倍政権は、美濃部、鈴木、石原の3都政の最終期に近くないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)安倍晋三のもとでの改憲は、不可能になったのだろう - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う結末になったわけです。


岸田氏、総裁選立候補の意向は「変わりない」 - 産経ニュース
 まあ、石破総裁の可能性が一番強いでしょうが、このまま出馬を辞退すれば「かえって政治力が落ちる」と言う理解なんでしょう。


自民、総裁選の時期や形式は幹事長に一任 - 産経ニュース
 文字通りに理解すれば安倍は「ポスト安倍」について何の指導力も発揮できなかったと言うことであり、「安倍からの禅譲」を期待していた岸田は当てが外れたことになります。


安倍首相、臨時代理置かず - 産経ニュース
 首相代理を置いて欲しいわけでは無いことはお断りしておきますが、前も書きましたが本当にそんなに体調が悪いなら「戦前の浜口*28首相が幣原*29外相を」、「戦後の石橋*30首相が岸*31外相を」臨時代理にしたように臨時代理を置くべきでしょうにねえ。「仮病であること」を自白してるようなもんです。「臨時代理を置くとなれば麻生副総理・財務相だが、奴の力を強めたくない」とか何か理由があるのか。


国民・玉木代表「安倍内閣がダメ」は通用しなくなる - 産経ニュース
 そもそも我が支持政党共産が一番典型的ですが
1)安倍政権以前からきちんと自民党を批判してきた
2)安倍批判も「ホワイト国除外などによる日韓関係悪化」「モリカケ桜を見る会などの政治私物化」などきちんと根拠を上げて批判してきたのであり
「安倍だから批判してきた」わけではありません。
 こんな馬鹿なことを言って恥じない玉木もいつもながら「お里が知れる」というべきでしょう。むしろ安倍が辞めたら「石破は安倍ほどの政治私物化はしてないだろうし、靖国参拝の非常識極右でもないだろうし批判しづらくて困る。俺、正直、自民と大して違いないし」という「玉木のぼやき」が「これ」ではないのか。


新型コロナに改憲、拉致、領土問題…道半ばで辞任へ - 産経ニュース
 道半ばも何も安部も途中からやる気を失ったんでしょう。これが「史上最長在任期間を達成したらすぐ辞めよう」だったのか、それとも「立民、国民民主合同などが影響したのか(合同が失敗し、玉木の政治力がアップする一方、枝野*32の政治力が失墜するなどすれば辞任は無かったのか)」など気になるところです。


拉致問題で「ともに闘ってきた」首相の辞任「とても残念」 「救う会」会長の西岡力氏 - 産経ニュース
 安倍の退任によって「救う会の政治力低下」「拉致の更なる風化」は不可避ですので西岡もこう言うでしょう。


「悲しく、残念」「本当に頑張ってこられた」 拉致被害者家族 - 産経ニュース
「思い崩れ去った」拉致被害者家族の有本さん - 産経ニュース
 「予想の範囲内」ですが「未だにこんなバカ言ってるのかよ、家族会には付ける薬が無いな」ですね。そこは「吉田*33、池田*34、佐藤*35、中曽根*36、小泉*37などの過去の長期政権を超え、戦前、戦後通して史上最長の在任期間なのに何故、何の成果も上げられなかったのか!」と安倍を批判すべきじゃないのか。まあ、この期に及んで安倍万歳では、今後も「安倍さんの方が良かった。ホニャララ総理(石破でアレ誰でアレ)はダメだ」というのでしょうから、もう拉致は解決の見込みなんか完全にゼロですね。


公取委効果かコロナ禍余波か ジャニーズなどのタレント独立相次ぐ理由 - 産経ニュース

 同事務所では、今年3月に元SMAP中居正広さんが独立、6月に手越さんが独立、7月にTOKIO長瀬智也さんが来年3月の独立を発表するなど、比較的スムーズな退所の流れができつつある。
 関係者は「昨年7月に創業者のジャニー喜多川さんが亡くなり、事務所の求心力が低下している」と指摘。

 産経記事には書いてありませんが、「嵐解散」等も含めて、やはりそれだけジャニー喜多川の存在感が大きかったと言うことですね(中居の場合はそれにプラスして、SMAPが解散して、キムタク以外は退所したことでしょう)。とはいえ「今までほどの絶大な力を振るうことは無い」にせよ、ジャニーズ事務所ほどの巨大事務所が大きく衰退することもさすがに無いでしょうが。


【論点直言 アメリカ大統領選】4年前「トランプ勝利」的中! 木村太郎/藤井厳喜/三浦瑠麗 3氏はどう見る - 産経ニュース
 この三人の場合、産経文化人として、トランプびいきの立場から「トランプ当選」を主張したにすぎませんのでまともに相手できるような話ではありません。


【皇室ウイークリー】(656)ご即位祝う献上品、HPで公開 秋篠宮ご夫妻、高校生とご懇談 (1/2ページ) - 産経ニュース
 産経らしいですが「最高権力者だった戦前」とは違うのだからもはや「献上品」という「天皇一家は目上の存在」とする表現は時代錯誤でしょう。即位のお祝い品、皇室が受け取れるように 議決案提出へ [令和]:朝日新聞デジタルなどはもっとシンプルに「皇室への贈り物」と表現しています。

*1:勿論衆院解散なら受けて立つだけですが

*2:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*3:公明党参院国対委員長公明党政調会長などを経て公明党代表

*4:勿論何とか都構想を阻止したいですしそれは十分可能だと思いますが

*5:小渕内閣労働相、第一次安倍、福田内閣経産相麻生内閣行革等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相、自民党選対委員長などを経て現在、自民党税制調査会

*6:自民党総裁特別補佐(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣官房副長官を経て第四次安倍内閣文科相

*7:おそらく予想以上に「政権在任期間・最長」にこだわっていたんでしょうねえ。

*8:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*9:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二~四次安倍内閣副総理・財務相

*10:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*11:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*12:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相を経て自民党幹事長代行

*13:第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相などを経て自民党選対委員長

*14:ただし「病気を治すためにいっそ議員も辞めたらどうか?」という自民支持層はむしろ少ないんでしょうねえ。その態度こそが明らかに「安倍の主張が嘘と分かりながら擁護してる」以外の何物でも無いですが。俺の両親の方がまともにすら見えます。

*15:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*16:鳩山内閣外務副大臣菅内閣官房副長官民主党政調会長(海江田代表時代)などを経て立憲民主党幹事長

*17:著書『決定版!あなたのお金防衛術』(2002年、小学館文庫)、『家計破綻に勝つ!:40代からの生き残りマネー戦略』(2008年、学研新書)、『家計・非常事態宣言:やってはいけない投資・借金・個人年金』(2010年、朝日新書)、『荻原式 円高・デフレ時代の家計防衛術』(2011年、アスキー新書)、『くらし安心!お金の大事典』(2011年、中公新書ラクレ)、『老後のマネー戦略』(2013年、集英社文庫)、『隠れ貧困:中流以上でも破綻する危ない家計』(2016年、朝日新書)、『老前破産:年金支給70歳時代のお金サバイバル』(2018年、朝日新書)、『年金だけでも暮らせます 決定版・老後資産の守り方』(2019年、PHP新書)、『最強の相続』(2020年、文春新書)など

*18:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相など歴任

*19:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*20:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*21:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*22:自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田、中曽根内閣文相を経て首相

*23:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*24:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(岸、佐藤総裁時代)などを経て首相

*25:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*26:右翼宗教モラロジーが母体の右翼大学

*27:台湾総督、第3次伊藤、第1次大隈、第2次山県、第4次伊藤内閣陸軍大臣、首相、内大臣侍従長兼務)など歴任

*28:大蔵次官、加藤高明、第一次若槻内閣蔵相、第一次若槻内閣内務相を経て首相

*29:戦前、加藤高明、第一次若槻、濱口、第二次若槻内閣外相を歴任。戦後、首相、吉田内閣副総理、衆院議長を歴任

*30:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相を経て首相

*31:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相などを経て首相

*32:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*33:戦前、天津総領事、奉天総領事、駐スウェーデン公使、外務次官、駐伊大使、駐英大使などを歴任。戦後、東久邇宮、幣原内閣外相を経て首相

*34:大蔵次官から政界入り。吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相等を経て首相

*35:運輸次官から政界入り。吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*36:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官を経て首相

*37:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相