黒坂真に突っ込む(2020年9月1日分)

黒坂真リツイート
 宮本徹*1議員。私見では、日本共産党北朝鮮が大局的には平和国家とみなす。

 「引用は省略しますが」、宮本氏の主張は勿論「国力的に北朝鮮が日本攻撃するわけが無い、そんなことをしたら自衛隊在日米軍の反撃で国が滅びてしまう」「だから北朝鮮を口実とした軍事タカ派の主張(北朝鮮への先制攻撃論や地上イージス配備論)は馬鹿げている」「そもそも先制攻撃で完全に相手の攻撃能力を破壊しない限り、むしろ日本が相手の反撃で危険にさらされる(そして先制攻撃で相手の攻撃能力を完全に破壊できる保証はない)。また先制攻撃は憲法違反どころか国際法違反の疑い濃厚」「地上イージスはミサイルを百発百中で打ち落とすことはできない」と言う話でしかありません。例えるなら「山口組や稲川会といった組織暴力団がいくら犯罪組織であっても、警察を襲撃するような馬鹿な真似はしない」「だから山口組や稲川会を口実に警察が重武装化すること(自動小銃を常時装備など)はおかしい」程度の話でしか無い。
 「攻撃することにメリットが無いから、デメリットしか無いから攻撃しない」とか「そもそも攻撃できる能力が無い」とかいうのは「平和主義」と言う話では無い。
 それが黒坂にかかると「日本共産党北朝鮮を平和国家扱いしている」ですから「はあ?」ですね。
 黒坂の物言いは「山口組や稲川会といった組織暴力団がいくら犯罪組織であっても、警察を襲撃するような馬鹿な真似はしない」「だから山口組や稲川会を口実に警察が重武装化すること(自動小銃を常時装備など)はおかしい」といったら「山口組や稲川会を犯罪組織と認めないのか」と言うくらい馬鹿げている。黒坂ですら本心では「北朝鮮が日本に対して軍事攻撃する可能性がある」などとは全く思ってないでしょうに。

*1:衆院議員。日本共産党中央委員