黒坂真に突っ込む(2020年9月22日分)

黒坂真が宮本徹をリツイート
 宮本徹議員。41年前ですが、人民解放軍に射殺された赤旗記者について中国に謝罪と償いを求めるよう、国会で外務省に要求すべきではないでしょうか。
◆宮本徹*1時事ドットコム時事通信ニュース)をリツイート
 天安門事件の時、日本政府の対応は甘く、一方、日本共産党天安門事件について、「重大な人権の蹂躙だ」と徹底糾弾しました。最近の香港での弾圧についても、私は国会で「もっと厳しく抗議せよ」と政府に迫りましたが当時の菅官房長官は「憂慮」を繰り返すだけでした。自民党政権は一貫して人権感覚に乏しい
時事ドットコム時事通信ニュース)
 1989年6月4日に中国共産党・政府が民主化運動を武力弾圧した天安門事件の直後、日本政府が今後の対中政策として「民主・人権」より「長期的、大局的見地」を重視する方針を打ち出していたことが分かりました。このほど秘密指定を解除した外交文書に明記されていました。
対中国「人権より大局重視」 民主化弾圧も「温かく見守る」―天安門事件外交文書:時事ドットコム
 外務省が時事通信の開示請求に対し天安門事件外交文書ファイル9冊(計3123枚)を公開した。西側諸国が対中制裁を強化する中、日本政府はいち早く政府開発援助(ODA)再開に動いたが、当時の詳細な外交方針が判明したのは初めて。
 事件5日後の6月9日、北京の日本大使館は外相宛ての大至急電報で、「諸外国の対中圧力」は「逆効果となり(中国は)ますますその対外態度を硬直化する危険がある」と指摘。
 6月22日に作成された極秘文書「わが国の今後の対中政策」には、「わが国が有する価値観(民主・人権)」より「長期的、大局的見地」を重視し、中国の改革・開放政策を支持すべきだと明記。その上で「今次事態の衝撃がなるべく小さくなるよう対処」するとともに、「西側が一致して対中非難等を行うことにより中国を孤立化」することは「得策でない」と基本的考えを記していた。9日、北京の日本大使館は外相宛ての大至急電報で、「諸外国の対中圧力」は「逆効果となり(中国は)ますますその対外態度を硬直化する危険がある」と指摘。「中国政府のせん動により、国民の間に排外思想が広がる可能性すら考えられる」と意見具申した。
 6月26日にワシントンで行われた三塚博*2外相とベーカー*3国務長官(共に当時)の会談に向けた「中国情勢―日米外相会談大臣発言要領」と題した極秘文書では、「我々は、過度に反応したり、いたずらに感情的になったりすることを避け」、「息長く」「温かい目」で中国側の状況を見守っていくと記載した。
 外務省は6月21日、対中新規援助の延期などを記した極秘文書の中で「人道、人権上の問題をわが国の対中経協(経済協力)政策の基本政策そのものにこれを反映させることは、長期的な対中関係の見地から行き過ぎ」と指摘し、ODAと人権問題を絡ませない方針を示した。

 あまりにも非常識なので、黒坂を誹謗するための「俺の捏造」と思う方も居るでしょうがマジです。俺にはここまで非常識なツイートを思いつく想像力はありません。そもそも俺が捏造するまでも無く黒坂ツイートにはこの種のアホツイートが目白押しです。
 そんなもん外務省に要求して何がどうなるんだって話ですよねえ。
 大体黒坂のツイートは宮本氏の指摘「自民党政権の対中国外交は人権軽視で問題だ」に対する反論には全くなっていませんし。
 これが「大阪経済大学教授」だというのだから大阪経済大学とはよほどレベルの低い大学なのでしょう。

*1:衆院議員。日本共産党中央委員。

*2:中曽根内閣運輸相、竹下内閣通産相、宇野内閣外相、自民党政調会長(海部、宮沢総裁時代)、幹事長(河野総裁時代)、橋本内閣蔵相など歴任

*3:レーガン政権大統領首席補佐官、財務長官、父ブッシュ政権国務長官、大統領首席補佐官など歴任