「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年10/2分:巣くう会集会の巻)

救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.10.02)安倍総理辞任と拉致問題5
 引用は省略しますが、西岡が延々「国連安保理制裁と日本の独自制裁ガー」「台風被害ガー」「コロナ被害ガー」「だから北朝鮮は崩壊する」といつもの「北朝鮮崩壊するする詐欺」です。全くばかばかしくて呆れます。何がばかばかしいか。
 まず第一に北朝鮮が崩壊するという主張自体が根拠薄弱ですね。
 第二にそんなことと拉致被害者救出と何の関係があるのか。東ドイツ崩壊のような「平和的崩壊」なら拉致被害者救出に資するかもしれない。
 しかしそんな保証はなく「アフガンや、イラク、シリアやリビア」のような内戦状態になったら救出どころの話では無いでしょう。

 最後の仕上げを菅・加藤ラインでやってほしいと強く思っていますし、できる客観情勢は十分あると思っています。

 やれやれですね。さすがに「建前上は拉致の解決を否定できない西岡」ですが小泉訪朝後18年経っても解決しない、「小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、菅直人、野田、安倍(再登板)」の歴代政権が解決できなかった拉致問題がなにゆえに「菅政権で解決できると思うのか」まともな説明は何もありません。

 連絡事務所を作るとか、部分的な取引を先にやるようなやり方では、私は失敗すると思っています。そういう公約を掲げた方*1もいらっしゃいましたが、その人が支持を得なかったことも、北朝鮮に対する一つのメッセージになっていると思います。

 西岡による「石破への悪口」ですがばかばかしいですね。
 菅や「菅を担いだ二階や麻生ら」が「党員選挙を否定したこと」でわかるように「石破に有利とみられる党員選挙を否定する」とともに「麻生派二階派細田派の主流三派が談合して菅支持を決定、それに石原派や竹下派も同調したこと」が菅の総裁選勝利理由であって、それ以上でもそれ以下でも無い。もちろん麻生や二階の菅支持理由も拉致問題など全く関係ありません。
 そもそも「安倍三選となった総裁選で連絡事務所設置を主張した石破」が1)その後の世論調査で長いこと「首相にしたい人1位」だったこと2)菅に敗北したとはいえ、総裁選自体には出馬したこと(救う会のようなアンチ石破の声によって石破の総裁選出馬断念など起こらなかったこと)でわかるように「連絡事務所設置論が国民に支持されていない」等という事実はありません。実際のところ、「拉致の風化(拉致についての関心の低下)」により国民は「石破の常駐事務所設置論」を必ずしも知らないし、知っている人間においてもそれは「石破支持を否定する材料には必ずしもならなかった」といえるでしょう。
 いずれにせよ「連絡事務所も作らない」「バーター取引もしない」で拉致が解決するわけも無い。そもそも救う会は拉致を解決することでは無く「拉致を口実に日朝国交正常化交渉を妨害すること」が目的のウヨ団体だからこうなるわけですが、それに同調する家族会も実に愚かです。


救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.10.02)安倍総理辞任と拉致問題4

【質疑応答】
問 金正恩の健康状態がいいとか悪いとか色々あると思いますが、亡くなった方が拉致問題は解決するのか。
島田
 結論から言えば、金正恩がこの世を去った方が拉致問題の解決に近づくと確信しています。

 呆れて二の句が継げませんね。交渉相手の死亡を希望するような言動をするなど「交渉する気があるのか?」と言う話です。
 そもそもどこの国でもいいですが「安倍首相(あるいは菅首相)に死んで欲しい」などと公言する外国人がいたとしてどう思うか、考えろという話です。
 あるいは「プーチンが死んだ方が北方領土問題は解決すると思う(後継者はメドベージェフになればいいのでは無いか)」等とはお前らウヨだって言わないだろ?、どこまで北朝鮮相手に非礼なんだつう話です(それともプーチン死亡希望もためらいなくこいつらは言うんでしょうか?)。
 なお、マジレスすれば「そんなことは分からない」ですね。ポスト金正恩が誰になるか分からないわけですから。島田にしても単に「金正恩に死んで欲しい」という反北朝鮮極右としての願望を口にしただけでしょう。


 伊藤祐靖「邦人奪還」(2020年、新潮社)という本がありますね。尖閣列島での話ですね。この本が国際社会に与えた影響はどう見ればいいですか。
島田
 著者は知っていますが、まだ読んでいません。
 その前に、ボルトン回顧録の日本語訳がまもなく、朝日新聞から出ます。私は全部読みましたが、最近私が出した「3年後に世界が中国を破滅させる」(ビジネス社)の第5章で「ボルトン回顧録をどう読むか」で分析していますので、是非読んでください。

 英訳して海外で販売してるわけでも無いのに「国際社会への影響」なんかあるわけもない。
 いやまあ、こんなウヨの与太本は「英訳して海外で販売しても」ろくに影響力も無いでしょうが。
 さすがの島田も伊藤本をほめることができずに「そんなことよりボルトン回顧録を読め」「そんなことより俺、島田の本を読め」だそうです(苦笑)。

 米朝戦争になった場合、金正恩を確実に射殺するとか、核兵器を安全に確保するとか、特殊部隊がやることになります。

 島田ら巣くう会には「おいおい」ですね。そんなに米朝戦争が起こって米軍特殊部隊が金正恩を暗殺することを希望してるのか?(呆)
 「お前らの目的は北朝鮮体制打倒で拉致被害者救出じゃ無いわけだな?」と問いただしたくなります。

 そして日本の特殊部隊が、日本人拉致被害者を助けるのであれば、米軍特殊部隊の全面的バックアップが必要です。米軍のチームの中に入れてもらう形を、アメリカとしっかり相談してやっておくべきだと思います。

 ばかばかしい。拉致被害者の居場所も分からないのにどこでそんな救出作戦をするのか。

*1:石破のこと