今日の産経ニュース(2020年10月16日分)

平和条約交渉前進へ議論 日露外相が電話会談 - 産経ニュース
 平和条約が結べる環境にあると本気で思ってるのか、と心底呆れます。
 1)茂木外相が嘘をついてるか、2)現状認識がまともに出来ないバカか、3)島が帰ってこなくても平和条約を結ぶか(従来の政府方針と明らかに違いますが)、のどれかとしか考えようが無い。3)なら、そのような決着を是とするかどうかと言う「価値観の問題」なので「ある意味まだマシ」です。
 1)や2)なら「バカか嘘つき」なのだから政治家としては最悪です。


東住吉女児焼死で再審無罪の母、2審も敗訴「除斥期間が経過」 - 産経ニュース
 再審無罪判決が出る前に民事賠償訴訟をすることなど事実上不可能であり「平成7年の不法行為から20年の除斥期間(厳密には消滅時効とは違うがそれと同じような物:消滅時効除斥期間の違いについて、詳しい説明は無能な小生にはとても無理なのでご容赦下さい)が経過した→賠償請求権が消滅した」などというのはおよそまともな判決では無いでしょう。最高裁への上告でまともな判決になることを望みたい。足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaで「遺体が発見されるまでは民事訴訟など不可能(なお、遺体発見時には既に殺人から20年が経過、当時は刑事訴追時効15年なので刑事責任は追及できなかった)。殺人から20年の経過を理由に除斥期間成立を認めるべきでは無い。20年の除斥期間のカウントは遺体発見時からすべきであり、それなら除斥期間は成立していない」として除斥期間の成立を認めず賠償請求権があるとしたのと今回も同じ考えでいいのでは無いか。ちなみに足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaですが
1)除斥期間の成立を認めた一審、二審判決を最高裁が破棄し、成立を認めなかったという「重要判例」で有名な事件ですが
2)特定失踪者が国内で他殺体で発見された上、犯人は北朝鮮と何の関係も無かった、にもかかわらずこの後も荒木和博ら特定失踪者問題調査会は今に至るまで、無反省に特定失踪者の捏造を続けた
と言う意味でも有名な事件です。


【産経抄】10月16日 - 産経ニュース

 8日のコラムで、北海道大学名誉教授の奈良林直(ただし)さんの文章を引用して、日本学術会議の「幹部が北大学長室に押しかけ」と書きました。その部分は誤りであり、訂正します。

 おいおいですね。「いつもの産経」の「無責任体質」ですが、なぜ「デマを書いて済みませんでした」の謝罪の言葉が無いのか。


中曽根氏合同葬へ弔意「自主的に判断すること」 公明・石井氏 - 産経ニュース
 国立大学予算を握る側がこんな事を言って何の説得力があるのか。そもそも「自主性云々」と言うなら最初から何も言わなければいいでしょう。中曽根を評価する人間は言われなくても弔意を表明するでしょう。こんな事をやること自体が弔意表明の強制でしか無い。


自民・野田幹事長代行「不妊治療の保険適用に女性の賛意」 首相就任1カ月で - 産経ニュース
 杉田の女性差別暴言を野放しにしながら何が「女性の賛意」なのか?。ふざけるな、と心底呆れます。
 そもそも「あえて言えば」不妊治療などという物は「妊娠を望むが、妊娠が難しいので不妊治療をしている夫婦」にしか関係ない話です。
 独身者や「子どもを望まない夫婦」「子どもを望んでるが不妊治療を受けなくても妊娠できる夫婦」には何ら関係ない。


任命拒否問題よりも「未来志向で首相と話した」 学術会議会長のコメント詳報(1/3ページ) - 産経ニュース
 菅相手に「いたずらに喧嘩を売れ」とは言いませんが記事が事実ならあまりにも梶田会長は「弱腰すぎ」「自主性がなさ過ぎ」でしょう。
 何せ「学術会議総会が6人任命拒否を不当と決議したのでその旨伝えた」という趣旨のことしか彼は言っていません。
 「総会決議云々以前にあなたの個人的判断はないんですか?」「『不当処分だと思うので、改めて強く撤回を求める』程度の事も言えないんですか?」と言う話です。


静岡県知事が陳謝、学術会議めぐる発言撤回 学歴差別は否定(1/2ページ) - 産経ニュース
 やれやれですね。結局、自民系知事として「菅側の恫喝に負けて、男を下げた」わけです。


国民・玉木代表「スピード感は評価したい」 菅政権発足1カ月で - 産経ニュース
小泉環境相「菅首相はものすごいスピード」 就任1カ月で - 産経ニュース
 「いつ自民党入りしてもおかしくない」「既に二階派入りした細野の同類」玉木や「環境相として何の手柄も無い」小泉jrには何一つ期待していませんが、いつまで経っても国会を開かない菅の何が「スピード感」なんでしょうか。いやそれ以前に問題は「中身が妥当かどうか」であって「スピードなんてもの」はその次の問題です。
 「これこれこういう意味で素晴らしい」と言えずスピードなどと言い出すのは噴飯物でしょう。

国民・玉木代表「スピード感は評価したい」 菅政権発足1カ月で - 産経ニュース
不妊治療の保険適用など個別の政策課題にスピード感を持って取り組んでいる姿勢は評価したい」

 「はあ?」ですね。是非はともかく「gotoトラベルの東京への拡大」「学術会議議員6名の任命拒否」など「既に実行されたこと」ならまだしも、よりによって実行もされてない「不妊治療の保険適用拡大のスピード感」だそうです(呆)。
 菅は現時点では「不妊治療への保険適用を拡大したい」といっただけで具体案は何一つ出してないのですが。それのどこが「スピード感」なのか。

 政府による日本学術会議の新会員の任命見送りをめぐっては「任命を拒否したことについては納得できる説明が行われておらず、説明責任を果たすべきだ」と主張した。

 「説明責任」というだけ「説明責任は果たされた」と強弁する加藤官房長官などよりはマシですが「任命拒否は違法の疑いが濃厚、撤回すべきだ」とは言わない点で立憲民主、共産、社民よりは大いに劣ります。