高世仁に突っ込む(2020年10/22日分)

鬼海弘雄さんを偲んで3 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 高世仁に突っ込む(2020年10/21日分) - bogus-simotukareのブログで取り上げた鬼海弘雄さんを偲んで2 - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きです。

 鬼海弘雄さんが亡くなった翌日、『朝日新聞』の訃報欄を見た。記事のなんと小さいこと!
 顔写真もなかった。これが世間の評価なのか。
 それはないだろ!どこかのメディアに何か出ていないのか。

 「当たり前だろ!、高世はアホか!。お前が鬼海ファンってだけでバカ言うな!」「そんな客観性のないバカだからジンネットが倒産するんだよ!」で終わる話です。大抵の訃報記事などそんなもんです。むしろ顔写真が無かろうといわゆる「三行記事」だろうと「訃報記事が載るだけ」鬼海氏はマシです。載らない人間も勿論珍しくない。
 例えば小生は「歴史評論」という歴史雑誌を愛読していますが、まあ、歴史学者なんて「家永三郎氏のような世間的にも著名なビッグネーム」でもない限り大々的な訃報記事が出ることはまずありません。
 ミステリ小説、時代小説も小生は「よく読んでいます」がこちらも「松本清張池波正太郎」レベルの「世間的にも著名なビッグネーム」でもない限り大々的な訃報記事が出ることはまずありません。
 たとえば訃報 2020年10月 - Wikipediaによれば鬼海氏が亡くなったという「10月19日」の前後では

【10月18日】
津野米咲 - Wikipedia(つのまいさ)
 人気ロックバンド「赤い公園」のギタリスト(残念ながら病死や事故死ではなく自殺)
ジル・ペイトン・ウォルシュ - Wikipedia
 英国の児童文学作家。著書『夏の終りに』(1980年、岩波書店)、『海鳴りの丘』(1981年、岩波書店)、『死の鐘はもうならない』(1985年、国土社)、『ふしぎなトーチの旅』(1988年、国土社)、『焼けあとの雑草』(1990年、福武文庫)、『パティの宇宙日記』(1991年、文研出版)、『おばあちゃんがいったのよ』(1996年、ブックローン出版)、『コニーちゃんがあそびにきたよ』(1998年、評論社)、『おばあちゃんがちいさかったころ』(2004年、評論社)
【10月20日
イリーナ・スコブツェワ - Wikipedia
 ソ連(現ロシア)の女優。
芦沢俊郎 - Wikipedia
 脚本家
片岡知子 - Wikipedia
 作曲家。
アレックス・ヴァレンヌ - Wikipedia
 フランスの漫画家。1995年に講談社の漫画雑誌「モーニング」で、『喜郎』を連載したことがある。
ブルーノ・マルティニ - Wikipedia
 フランスのサッカー選手(ゴールキーパー)。
【10月21日】
フランク・ホーヴァット - Wikipedia
 イタリアの写真家。

が死去していますが、高世は彼らを知っているのか(ちなみにググった限りでは彼らの訃報は津野米咲さん、芦沢俊郎さん、片岡知子さんを除き、全くヒットしません)。

【参考:10月19日前後の訃報報道】

女性ロックバンドグループ「赤い公園」 津野米咲さん 死去 | おくやみ | NHKニュース
 人気女性ロックバンド「赤い公園」のメンバーの津野米咲さんが、東京都内で亡くなっていたことが分かりました。29歳でした。
 現場の状況などから自殺とみられています。
 津野さんはギターや作詞作曲を担当し、SMAPやアイドルグループに楽曲の提供を行っていたほか、NHKのラジオ番組にも出演するなど幅広く活動していました。
◆悩みを抱えている方へ 相談窓口の情報
 厚生労働省は、悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけています。
 厚生労働省のホームページ「まもろうよ こころ」https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
◆芸能人の心のケアの必要性 訴える声も
 芸能人の自殺が相次いでいることを受けて、芸能人の権利を守る取り組みを行う団体は、心のケアの必要性を訴えています。
 ことしの夏以降、人気若手俳優三浦春馬さん(30)や人気俳優の竹内結子さん(40)が亡くなるなど、芸能人の自殺が相次いでいます。
 こうした事態を受け、芸能人の権利を守る取り組みを行っている「日本エンターテイナーライツ協会」は先月、「芸能人の自殺について」と題した声明をホームページに掲載しました。
 この中では、自殺の背景や要因はさまざまで一概に論じられるものではないとしながらも、要因の1つとして「高度のストレスにさらされやすい芸能人の業務特性が考えられる」としています。
 そのうえで、国に対し芸能人のメンタルヘルスの実情について早急に実態調査を行うよう求めるなど、芸能人の心のケアの必要性を訴えています。

 現場の状況を詳しく書かないのはもちろん「ファンの後追い自殺予防」でしょう。

芦沢俊郎さん死去 脚本家、元日本シナリオ作家協会理事:東京新聞 TOKYO Web
 芦沢俊郎さん(あしざわ・としろう=脚本家、元日本シナリオ作家協会理事、本名俊郎=としお)20日、肺梗塞のため死去、90歳。東京都出身。家族葬を行う。喪主は次男雅士(まさし)さん。
 松竹を経てフリーに。ドラマ「水戸黄門」「大岡越前」、アニメ「まんが日本昔ばなし」、映画「真紅な海が呼んでるぜ」など多くの脚本を手掛けた。シナリオ研究塾を開き、後進の指導にも当たった。

instant cytronの片岡知子が死去、近年は「みいつけた!」などEテレの番組に曲提供(音楽ナタリー) - Yahoo!ニュース10/24
 片岡知子ががんのため10月20日夜に死去した。
 本人と親族の意向により、葬儀はすでに近親者のみで執り行われたとのこと。彼女が作家として所属する音楽制作プロダクション、マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツはTwitterで「今日も明日もテレビをつければ彼女の曲が流れてきます。作曲家は自分を音楽に託して後世に遺すことができます。新たな楽曲を作ることはできなくなりましたが、これまで作った楽曲の数々をまたどこかで耳にして片岡の存在を感じていただけたら、とてもありがたいです」とコメントしている。
 片岡は1993年結成のinstant cytronでボーカル&キーボードを担当。1995年にシングル「SEE FOR MILES」でメジャーデビューした。2000年代後半頃からはソロで作曲家としても活躍し、幼児向け番組「みいつけた!」をはじめとしたNHKEテレの番組に多くの楽曲を提供した。

【参考終わり】

 ネットで鬼海さんの名を入れて検索すると、出てきたのが、同じ法政大卒業で、やはり東北出身の菅義偉首相と「生い立ちが酷似している」として鬼海さんが登場する記事だった。

法政大学の人物一覧 - Wikipediaによれば菅首相、鬼海氏以外では

【日本の政治家:あいうえお順】
上田清司 - Wikipedia(法政大学法律学法律学科卒業)
 前埼玉県知事。現在、参院議員(埼玉選出、無所属)
翁長雄志 - Wikipedia(故人)(法政大学法律学法律学科卒業)
 前沖縄県知事
倉石忠雄 - Wikipedia(故人)
 鳩山内閣労働相、自民党国対委員長(石橋、岸総裁時代)、岸内閣労働相、佐藤、田中内閣農林相、自民党政調会長(田中総裁時代)、総務会長(大平総裁時代)、大平内閣法相など歴任
中村梅吉 - Wikipedia(故人)
 自民党国対委員長(鳩山総裁時代)、石橋、岸内閣法相、自民党政調会長(岸総裁時代)、池田内閣建設相、自民党総務会長(池田、佐藤総裁時代)、佐藤内閣文相、田中内閣法相、衆院議長など歴任
野坂浩賢 - Wikipedia(法政大学専門部卒業)
 衆院議員。日本社会党国対委員長、村山内閣建設相、官房長官社民党副党首など歴任。建設相時代に「野党時代は反対していたはず」の長良川河口堰稼働を容認し、支持層の批判を招き、社会党の支持率ダウンに貢献(注:「浩賢(こうけん)」と「貢献」を書けた親父ギャグです)。
【外国の政治家】
汪兆銘 - Wikipedia和仏法律学校(現在の法政大学)法政速成科卒業)
 日本の傀儡政権「中華民国南京政府」の主席
【作家:あいうえお順】
安藤鶴夫 - Wikipedia(故人)(法政大学文学部仏文科卒業)
 1963年に『巷談本牧亭』で直木賞受賞
藤沢周 - Wikipedia(法政大学文学部卒業)
 1998年に『ブエノスアイレス午前零時』で芥川賞を受賞。
吉田修一 - Wikipedia(法政大学経営学部卒業)
 2002年に『「パーク・ライフ』で、芥川賞を受賞。
【メディア:あいうえお順】
岡留安則 - Wikipedia(故人)(法政大学社会学部卒業)
 『噂の眞相』編集長・発行人。
和多田進 - Wikipedia(故人)(法政大学社会学部卒業)
 晩聲社創立者週刊金曜日初代編集長・社長。
【芸能】
松村達雄 - Wikipedia(故人)(法政大学経済学部卒業)
 俳優。山田洋次監督の『男はつらいよ』では、1972年(昭和47年)に急逝した森川信の後を継ぎ、第9作『柴又慕情』から第13作『寅次郎恋やつれ』までの5作で2代目おいちゃん(車竜造)役を演じた。

などがOBにいますね。

 《「菅さんは誰とでもスッとなじめるようですね。東北人は不器用だから、そういうタイプはめったにいません。政治家はどこかで夢を語らねば成り立たたない職業だと思いますが、今まで菅さんは、そんな場面を見せなかったですね。彼には法政出身者のにおいも、東北のにおいもしません」(鬼海さん)》
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2020/10/04/post-2591.html 
 さすが鬼海さん!おせじも忖度も一切ない。
 この記事、『毎日新聞』が9月25日早朝にデジタル配信しているから、取材はたぶん9月23日か24日あたり。体調も良くなかっただろうに、私とは一緒にしないでくれ!とばかりに菅首相をばっさり切り捨てている。

 まあ批判(?)があまりにも抽象的すぎて菅にとっては痛くもないでしょう。菅にとっては「法政大のにおい?、東北のにおい?。何それ?」「別にいらねえよ、そんなにおい」でしかないでしょう。

 ある日、鬼海さんからの電話をとると、開口一番「ひっどいねー。なんで人間があんなに醜くなれるんだ!」と憤慨している。
 自民党杉田水脈衆院議員らが、安倍首相御用達ジャーナリスト*1にレイプされた伊藤詩織さんを「枕営業失敗」などと嘲笑*2し、女性の側に落ち度がある、詩織さんはウソをついているなどとコメントしたことを紹介した私のブログ人間中村哲をつくったもの5 - 高世仁の「諸悪莫作」日記への反応だった。

 で他にも「新潮45を廃刊に追い込んだLGBT差別暴言」に最近は例の「女性はいくらでもウソをつける」ですからねえ。それでも杉田をかばう自民党は正気じゃ無いですね。

 杉田水脈議員への抗議署名、自民が受け取り拒否 要望書は受理 - 毎日新聞
 自民党杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック*3)が内閣府の性暴力被害者支援事業に関して「女性はいくらでもうそをつく」と発言したことを巡り、性暴力に抗議する「フラワーデモ」の主催者らが13日午前、杉田氏に謝罪と発言の撤回、議員辞職を求めるウェブ署名約13万6000筆を提出するために自民党本部を訪れた。
 自民党は党関係者が党本部前で対応したが、「事前にアポイントメントがない」「署名受け取りの前例がない」などとして受け取りを拒否した。
 フラワーデモ呼びかけ人の一人で作家の北原みのりさんは、党本部前で開かれた緊急フラワーデモで、「これまで野田聖子幹事長代行を通して受け取りを求めてきたが党として受け取れないと回答があった。アポイントメントがないというが、アポが取れないから来ました」と反論。
 性被害当事者らでつくる「一般社団法人スプリング」の山本潤*4代表理事は「『うそをつく』という言葉は、これまでも性暴力被害者に繰り返し向けられてきました。その言葉によって被害者は長い間黙らされ、一人で苦しみを抱えるしかなかった」と訴えた。さらに「杉田氏はこれまでも問題発言を繰り返してきました。こうした発言でまた注目され支持を集めることがあってはなりません。性暴力被害者や支援者をおとしめるような発言を国会の場で二度と繰り返さないよう、党として措置をとってほしい」と語った。

とはどういうことなのか?
 先日、TBSラジオ森本毅郎スタンバイ!」でコメンテーター氏(時事通信解説委員の山田惠資氏)が

「何で受け取り拒否するんですか!。抗議文に賛成するにしないにかかわらず、政権与党として受け取るのが当然でしょう!。アポが無かったなんて拒否の理由になる話じゃ無い!」
「これは自民党は『河井元法相が起訴された公選法違反』のような犯罪行為でない限り、どんな暴言を吐こうが何があろうと杉田氏はかばうと言ってるのと同じですよ。そんなことがあっていいとは私は勿論思いませんが、次の選挙でも平然と公認する気なんでしょう」
「そもそも彼女のLGBT差別暴言で新潮45が廃刊になった時点や、伊藤詩織氏に名誉毀損で民事提訴された時点で党として処分してもおかしくない。彼女の言動はおよそ政治家にふさわしいものではない」
「野田という人にも失望しました。女性の味方面してるけど、結局、菅首相、麻生副総理・財務相麻生派ボス)、二階幹事長(二階派ボス)とか男性幹部議員ににらまれて、幹事長代行を首になって、干されるのが怖くて、こういうときに何も出来ないんじゃ無いですか(まあ自民の女性議員は皆そうですが)。結局、自民党の女性議員なんか大臣、自民党三役経験者(小渕内閣郵政相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相)の野田氏ですらそんな扱いなんですよ。男性幹部議員にとっては女性議員は客寄せパンダでしかないし、女性議員もそれを受け入れてる。自民党内の女性議員には政治力なんか全くない。男性議員が認めた枠内でしか活動が出来ない」

云々と自民党にあきれ果てていましたね。なお、杉田批判で分かるようにTBSラジオ森本毅郎スタンバイ!」は今の日本メディアの中では「比較的まともな方」です。
 しかしこの杉田を「何の問題も無い」とかばってる馬鹿右翼が例えば救う会副会長の島田洋一の訳です。そんな非常識な奴ら「救う会右翼」と家族会がつるんでるからいつまで経っても拉致が解決しない。まともな常識人は「島田洋一なんかと同席できるか」と拉致問題から距離を置いてしまう。拉致を解決したければ家族会は救う会と絶縁すべきです(絶縁しないで俺のような意見を敵視するんだろうと思いながら書いていますが)。
 しかし杉田や「杉田をかばう自民党やウヨ連中」がクズなのは当然として、

「家族会や救う会の無法な田中均バッシングを容認したお前が良く言うよな、少しは恥を知れよ、高世」
救う会のウヨ連中(西岡、島田、荒木など)がモリカケだろうが桜を見る会だろうがLGBT差別暴言だろうが安倍や杉田をかばい続けたことに『救う会は気が狂ってる。家族会は救う会と絶縁すべきだ』と一言も言えなかった奴が良く言うよな。少しは恥を知れよ、高世」
「お前、生きてて恥ずかしくないか?。ジンネットもめでたく倒産したことだし、三島由紀夫みたいに潔く切腹でもしたら?。チベット人みたいにガソリンによる焼身でもいいけど」
「こういうときに杉田叩きすれば、手前のクズさがごまかせると思ってたら大間違いだからな、クズ」

と高世のクズさ、馬鹿さにはいつもながらうんざりしますね。高世のクズさを見抜けないなんて俺的には

「写真家としての能力はともかく鬼海ってバカやろ。あれか、高世みたいに鬼海に『鬼海先生、鬼海先生』て、へいこらする輩なら誰でも好意的評価するチョロい奴やろ、こいつ」
「くだらねえな、鬼海の野郎。人間を見る目がなさすぎる。鬼海のような野郎は『死もまた社会奉仕(山縣有朋が死去した際に、山県を老害などと批判していた東洋経済新報の石橋湛山が述べたと言われる言葉)』じゃねえの?」

ですね。
 それにしても、こういう問題をまるで報じないテレビ局には心底呆れますね(新聞はその点、自民万歳のウヨ新聞である読売、産経など以外、つまり朝日、毎日、東京などはまともに批判していますが)。どれほど政権べったりで人権感覚が無いのか。

 格差や不平等、弱い立場のものをいじめたり、笑ったり、差別したりすることには本気で怒っていた。

 「朝鮮学校無償化除外容認」「救う会、家族会の無法な田中均バッシング容認」高世とつるむような鬼海はそんな立派な人間じゃ無いでしょう。
 なお、「格差や不平等、弱い立場のものをいじめたり、笑ったり、差別したりすることには本気で怒る」のは人間として当たり前のことです。自慢するようなことじゃない。

今井正
沖縄戦を取り上げたひめゆりの塔 (1953年の映画) - Wikipedia(1953年、1982年(リメイク版))
◆冤罪「八海事件」を取り上げた真昼の暗黒 (映画) - Wikipedia(1956年)
◆混血児差別を取り上げた
キクとイサム - Wikipedia(1959年)
◆高齢化問題を取り上げた喜劇 にっぽんのお婆あちゃん - Wikipedia
◆部落差別問題を取り上げた橋のない川 - Wikipedia(第1部が1969年、第2部が1970年)
◆特攻に虐殺されたプロレタリア作家小林多喜二を取り上げた『小林多喜二』(1974年)
山本薩夫
◆いわゆる本庄事件を取り上げた暴力の街 - Wikipedia(1950年)
◆右翼テロで暗殺された山本宣治を取り上げた武器なき斗い - Wikipedia(1960年)
◆冤罪・松川事件を取り上げた松川事件 (映画) - Wikipedia(1961年)

などのように「その怒りが社会的意義を持つ作品に昇華した」のならともかく、鬼海の場合そうではないようですし。
 俺は例えば「朝鮮学校無償化除外なんておかしい!」と声を上げた前川元次官は「天下り引責辞任」だろうが「退官後の発言だろう」が人として尊敬し評価しています。
 一方で「朝鮮学校無償化除外容認」「救う会、家族会の無法な田中均バッシング容認」高世やそんな高世とつるんで恥じない鬼海は心の底から軽蔑し憎んでいます。
 俺は「格差や不平等、弱い立場のものをいじめたり、笑ったり、差別したりすることには本気で怒る」人間でありたいからこそ「無償化除外」「田中均バッシング」のような無法や差別にはマジで怒っています。そして「しつこく繰り返しますが」そんな無法に加担して恥じない高世を心の底から軽蔑し憎んでいます。

 エッセイ集『誰もを少し好きになる日』には、心身に障害をもつ人や生活が破綻してしまった故郷の人が何人も登場する。
 川向こうのいさばや(魚屋)の息子で軽い精神遅滞がある「たっちゃ」、都会で体を壊し帰郷して自死した幼なじみの忠男、町のスナックのママに入れあげサラ金で身を持ち崩して行方不明になった同級生の勝利・・・
 鬼海さんはそれぞれの悲しい物語を、やさしく見守るようなまなざしで描いている。

 でそんな文章を書いてそういう「悲しい人々」は救われるのか。そういう「悲しい人々」は鬼海にそんな文章を書かれることを望んでるのか。
 「高世の同類」で「クズでカス」の鬼海がお涙頂戴で金儲けしてるだけでしょう。全く反吐が出ます。まさにクズ野郎・鬼海の死去は「死もまた社会奉仕」ではないのか。まあ「所詮、高世が褒めるような奴」ですからね。高世や鬼海のくだらないお涙頂戴など、俺は鼻で笑います。

 醍醐村は今は寒河江市の一部になっている。寒河江は難読地名の一つで「さがえ」と読む。山形駅から左沢線―これも難読で「あてらざわ」線―に乗り30分弱で寒河江駅につく。

 左沢(あてらざわ)はともかく寒河江(さがえ)はもはや有名なので難読じゃありませんね。
 地名では無く人名ですが、「長谷川町子」の「長谷川(はせがわ)」がもはや難読では無いのと同じ事です(「長谷川」は普通に読めば「ながたにがわ」としか読めませんが)。
 「翁長(おなが)前沖縄県知事」「フィギュアスケートの村主(すぐり)」「キャノンの御手洗(みたらい)」「俳優・六平直政の六平(むさか)」なども、もはや難読とは言えないでしょうねえ。彼らが有名人ですので。
 我が埼玉の地名だと「春日部市(かすかべ:クレヨンしんちゃんで全国的にも知名度アップ)」「加須市(かぞ)」「鴻巣市(こうのす)」「幸手市(さって)」「長瀞町(ながとろ:長瀞川下りでそれなりに観光地として有名)」「滑川町(なめがわ)*5」「羽生市(はにゅう*6)」「毛呂山町(もろやま)」「蕨市(わらび:常用漢字で無い)」なんかはもはや難読じゃ無いでしょう。市町村名レベルになるとどうしても自然に覚えますので(少なくとも俺のような県民は)。まあ、でも知らないと読めない地名ではあります。「ときがわ町」なんかは「都幾川(ときがわ)」が県外の人間には読みづらいと言うことで今は正式町名がひらがなになっています。こういう「難読なのでひらがなになった、ひらがな市町村名」はひらがな・カタカナ地名 - Wikipediaによれば、他にも

【北海道】
◆えりも(襟裳)町
◆むかわ(鵡川)町
青森県
◆おいらせ(奥入瀬)町
福井県
◆あわら(芦原)市
◆おおい(大飯)町
【愛知県】
◆あま(海部)市
三重県
◆いなべ(員弁)市
和歌山県
◆みなべ(南部)町
◆すさみ(周参見)町
【福岡県】
◆みやこ(京都)町
佐賀県
◆みやき(三養基)町

など、色々とあります。

【参考】
埼玉県民でも読めない、難読地名たち。 | JAF

十二月田(川口市

 12月を「しわす」と呼ぶことを知っていれば勘で読めますね。姓名でもこういう方は居ます。

道祖土(さいたま市

 前も別記事で取り上げたネタですが「道祖神(どうそじん)」のことを「さい(さえ)のかみ」と呼ぶことから「道祖=さい(さえ)」と呼ぶという知識が無いとまず読めません。
【参考終わり】

 山形はラーメン消費量日本一。

 ググったらそうらしいですね。
 「札幌味噌ラーメンの北海道」「博多とんこつラーメンの福岡」などで無いことが非常に意外です。
 「アレ、喜多方ラーメンって山形だったっけ?」と思ったら喜多方は福島ですね。俺も地理には疎いので。

【参考:山形のラーメン】

ラーメン王国やまがた物語 | 山形県(平成29年7月7日掲載)
 総務省が平成29年3月に発表した「家計調査」によれば、「年間1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額」において、山形市は15,622円で第1位。第2位の新潟市が11,900円、全国平均が5,929円ですので、まさにダントツです。
 では、山形のラーメンは一言でいえばどんな味でどんな特徴なのでしょうか。著名なラーメン評論家は山形県を「ご当地ラーメンの宝庫」と評しています。山形県は村山・最上・置賜・庄内の4つの地域に分かれますが、各々の地域で提供される代表的なラーメンの特徴といえば、村山地域はまろやかな甘味が特徴の牛骨スープを使ったラーメン。最上地域は思いのほかあっさりして食感が楽しい“とりもつ”をトッピングした「とりもつラーメン」。置賜地域は鶏ガラスープに細い手揉み縮れ麺が特徴の「米沢ラーメン」や、味噌ベースのスープに中太縮れ麺で唐辛子の入った辛味噌がのった「赤湯ラーメン」。庄内地域は魚介系スープに自家製麺を合わせた「酒田ラーメン」などがあります。
 まさに山形は『ラーメン王国』なのです!!
 今回は、数ある山形のラーメンの中から、これからの季節にぴったりな「冷やしラーメン」をご紹介します。
 冷やしラーメンの元祖として知られる「栄屋本店」に取材を敢行しました!!
 時は、はじめてプロ野球オールスターゲームが行われた昭和26年。常連のお客さんが「夏は冷たい蕎麦を食べるんだから、ラーメンも冷たいのが食べたい」と言いました。そんなお客さんの何気ない一言が冷たいラーメン開発のきっかけになったのだそうです。しかし一筋縄ではいきませんでした。スープを冷たくすると味の決め手である牛脂が固まってしまいます。お客さんからの要望に何とか応えようと何度も何度も施行錯誤を繰り返し、牛肉の旨味だけを残しつつ固まってしまう脂をきれいに取り除き、代わりに植物性の油でコクを出すという方法を思いつきました。そこから1年の歳月を経た昭和27年、ついに待望の「元祖山形名物冷しらーめん」が完成したのです。
◆ラーメン消費量、なぜ山形が日本一?
 山形県では、栄屋本店のように、近所のそば屋や食堂のメニューには必ずといっていいほど“ラーメン”があります。また、県内の多くの地域では、親戚や知人が家に訪ねてきたときは“おもてなし”として、ラーメンを出前してもらったり皆で食べに出かけるのです。県外の方たちがお祝い事やおもてなしのときに“すし”や“焼肉”を食べるのと同じ感覚なのです。
 また、熱いラーメンは寒い冬なら身も心もポッカポッカにしてくれる頼もしいアイテムですが、暑い夏は汗だくになってしまうため敬遠されがちです。でも冷やしラーメンなら暑さを忘れさせてくれるのです。暑ければ暑いほど「今日は冷やしラーメンだ!!」となるのです。
 こうして春・夏・秋・冬と一年中ラーメンに夢中になっている山形人だからこそ、「年間1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額」がブッチギリでトップなのです。

市長のやまがた自慢「ラーメン消費量日本一の山形市」 — 山形市役所(広報やまがた平成30年5月1日号掲載)
 最近広く知られるようになってきましたが、山形市はラーメン消費量日本一の街です。総務省が実施する「家計調査」において、年間1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額が16,318円と全国トップ(二位は新潟市、三位は福島市)の座にあります。
 県外の方にこの話をすると、「意外です。ラーメンのイメージがなかった」と言われます。さらなるPRの必要性を感じております。

【参考終わり】

*1:と書くのなら、安倍の「警察への政治的圧力」でレイプがもみ消されたことをきちんと高世は書くべきです。

*2:もちろん「何をしようと安倍がかばってくれる」「むしろレイプ犯人・山口をかばえば、どんな暴言での安倍が喜んでくれる」という思い上がりが杉田にはあるのでしょう。

*3:比例選出ということでわかるように、杉田自体は選挙に強くないので、自民党が見すてればすぐにでも政治家人生は終わります。

*4:著書『13歳、「私」をなくした私:性暴力と生きることのリアル』(2017年、朝日新聞出版)

*5:富山の滑川市は同じ漢字で「なめりかわ」と読むのは雑学豆知識として有名です。

*6:将棋の「羽生」はこれで「はぶ」で、スケートの「羽生」は「はにゅう」と読みます。